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白人種、黒人種、黄色人種など、人種が分化(言葉間違ってますか?)した理由について書いた本を教えて下さい。しかしけっこう注文があります(^_^;)。

1、一般人に向けて書いてあるもので、ある程度読みやすいもの。
2、分化した理由そのものの検証?がメインのもの。(○○という理由で××が起こり、□□になった……という場合、○○の部分を詳しく書いているのが読みたいです。)
3、図書館で捜したいと思っているので、そういうところで置いていそうなもの。

大雑把に言って「環境に適応した結果」というのが、今のところ定説ですよね??
それ以外に理由はないのか?他にはどんな理由が考えられるのか?という疑問から本を読みたくなっているので、基本のものと別な切り口のもの(←ある程度トンデモでもヨイ。ある程度ね(^_^;))どっちも読みたいです。

んー、長年文系の人間なんで、言葉に危うさがただよってますが、もしお心当たりのある方は教えて下さいm(__)m。自分で文章を読み直しても求めるものが伝わるかどうか不安なのですが、もし不十分だったら補足します。
どうぞよろしくお願いしますm(__)m。

A 回答 (1件)

こんにちは。


DNAから人類の歴史を研究した、ブライアン・サイクス著「イブの七人の娘たち」はいかがでしょうか。
人種の分化とは直接関係がありませんが、人類がどのような歴史をたどって世界に拡大してきたのかを新しい切り口で知ることができる秀逸な本であると思います。

また、文系の私でも十分理解できるように書かれていますので、ご心配には及ばないと思います。残念ながら、この本はもともとヨーロッパで出版されたものなので、アジア系に関する記述は少ないのですが、それでも一読の価値はあるでしょう。

ご存知とは思いますが、現生人類のミトコンドリアDNAの起源がアフリカにあって、人類のDNAをたどると、ある一人の女性にたどり着きます。その女性こそ、私たちすべての「母親」です。彼女はラッキー・マザーとかミトコンドリア・イブと呼ばれています。

作者のサイクス博士は、ミトコンドリア・イブの子供たちがアフリカを出て、どのように生活圏を拡大していったか、そのDNAの分布を科学的に検証しています。研究の成果から現在のヨーロッパ人のルーツは7つのDNAタイプ、日本人は9つに分類できるそうです。

たしかに人種という区別はあるけれど、よくよく見れば人類は同じ母親から生まれた兄弟みたいなものなのだ、という考え方ができるのです。

ところで、サイクス博士の研究所では、DNAサンプルからどのDNAグループに属するか調べてくれるのです。本の内容に感動したので、私も実際にテストしてみました。私は、日本を含む北東アジア-中央アジア-南アジア-ポリネシア-北アメリカ-南アメリカに分布するDNA一族のDNAを受け継いでいることが分かりました。また、おなじDNAグループの人がわずかながらヨーロッパにもいるそうです。

本を読み終わって、DNAテストの結果を受け取ってから、「人種」や「文化」を超えて、あらゆる人々に親近感を感じられるようになりました。多少大げさですが、目からウロコ、これまでの考え方を根底から変えてしまう一冊です。

図書館で借りられる本かどうか分かりませんが、是非、読んでみてください。ご参考にURLをご案内します。

参考URL:http://www.sonymagazines.jp/mmt/200111080700.html
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この回答へのお礼

>どのように生活圏を拡大していったか、
このあたりが少々関わりそうですね。ちょっと今の興味とは離れますが、機会があったら読んでみたいと思います。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2003/01/29 00:28

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