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「とてもじゃないけど、○○できない。」
「とてもじゃないけど、△△じゃない。」
という風によく言いますが、この時の「とても」ってどういう「とても」なんだうう??
何が「とても」?「とでも」って何にかかるの??と急に疑問というか、自分が意味を理解できていないまま使っていたことに気づきました。
気になってしまって...解説をよろしくお願いします。

A 回答 (7件)

以下は大野晋先生の意見です。



まず、程度がひどいことを表すものに、「~なんてもんじゃない」という表現があります。例えば、とても痛みが激しい時に、「痛いなんてもんじゃない」「痛いどころじゃない」というような場合です。つまり、「痛い」という言葉では表せない、それぐらいひどい激しさであるという意味で、言葉の表現能力を否定することで、それ以上の激しさである、というニュアンスを込めているわけです。

次に、「とても」について。これはもともと「とてもかくても」の省略形で、否定語をあとに伴って、「どのようにしても(できない、だめだ)」という意味の言葉です。

大野説では、「とてもじゃないが」というのは、上のふたつの言葉をあわせた「とてもかくてもなんてもんじゃない」という表現がもとにあって、それが省略されて「とてもじゃない」という言い方に定着したのだろうとされます。
つまり、「とてもかくても、なんていう言葉では言い表せないくらいの事なのだが」というのがその意味だということになります。もちろん、程度の激しいことを表現する言葉ということです。
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この回答へのお礼

neil_2112さん

ご回答をいただき、ありがとうございます。
ご紹介いただいた「大野晋氏説」この説は、わかりやすいですね。
「こういう説もなるほど。ありだ。」と思えました。
ありがとうございました。

お礼日時:2003/02/13 11:02

No.1の98occoです。



きゃ~お恥ずかしいです!
全くの間違いでした。ごめんなさい!

辞書でも調べました、「とてもかくても」の略とありました。
どうしてもこうしても、の意味だそうです。

いや~いい年して、穴があったら入りたいです。
なにが、正しいでしょうね。ですよね~まったく!
どうか笑って許してくださいね。
今度から、辞書を調べて慎重に回答します。
いい勉強になりました!ありがとう。
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この回答へのお礼

98occoさん
質問してすぐにご回答いただきまして、ありがとうございます。
そんなに、気になさらずに、私もよい勉強になりました。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2003/02/13 10:45

こんにちは。


私も国語辞典で引いてみました。

「とても」:到底、非常に
「とて-も」(迚も):〔副〕(「とてもかくても」の略)
「とてもかくても」:〔副〕(「とありてもかくありても」の意)

慣用表現として「とてもじゃないが」が「とても」の項に載っていました。
「とて-も」が「とありてもかくありても」というこで、決意や強意の表現を伴う時もある。
ということは…「Aって訳じゃないんだけどBできない」のAをぼかした言い方
なのかもしれません(推測&憶測)。
「とありてもかくありてもと申す訳では御座らぬが、××致しかねる」とか時代劇で言ってそう。


で、ここから先は臆測オンリーですが。
「とてもじゃないけど、○○できない」は「とてもできない」「○○できない」の
連続否定による否定の強調にも見えますね・・・。
「とて-も」の意味は「あれこれしても実現しない気持を表」し、打消しを伴うようなので
名詞扱いなのかも。「薄情モノじゃないけど、僕できな~い」等の状況で、「薄情モノ」を具体的に
他の表現で言い換えられない状況に陥った時に使用される、最上級拒否形とでも言えるもの。
(なんじゃそりゃ・・・)
 
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この回答へのお礼

Ulrikaさん
ご回答をいただきありがとうございます。

>「とありてもかくありてもと申す訳では御座らぬが、××致しかねる」とか時代劇で言ってそう。

私も日本語を考える時、分解してみるとか昔の言い方(語源、古語的に)言い換えてみるとかいう方法を取るので、この考え方はわかりやすかったです。
んーーーーー。。。。でもやっぱり、まだ少しすっきりしませんね。(^^;

お礼日時:2003/02/13 10:59

広辞苑で「とても」を引いたら最初に出てきました。



とても・・・副詞≪「とてもかくても」の略≫
(1)(否定を伴って)どんなにしても、なんとしても、所詮、とうてい。

とてもじゃないが・・・(「とても」を強調して言う語)どんなにしても、とうてい。

だそうですよ。
ですから「とても」は「じゃないけど」を伴って「○○出来ない」に掛かっているんでしょうね。
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この回答へのお礼

nyatannさん
ご回答をいただき、ありがとうございます。
「とてもじゃないけど無理」⇒「とうてい無理」というのは、私もそういう使い方をしているのでわかるのですが、「とても」と「じゃないけど」と「(○○)できない」の関係がイマイチ、すっきりと理解できないというか、なんというか。。。
「とてもじゃないが」が「とても」の強調形という関係を私はまだ理解できてないのです。

お礼日時:2003/02/13 10:56

 下記でも議論されています。



参考URL:http://matsuri.site.ne.jp/standard/std88.htm
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この回答へのお礼

Oshiete306さん
サイトを教えていただき、ありがとうございます。
正解は闇の中ってカンジでしょうか?
日本語は難しい。。。。。(^^;

お礼日時:2003/02/13 10:50

もともとは「とても」というのは否定的意味合いにつけることが多かったようです。



そこで「とても(到底)無理」という使い方があるのですが、これでは語調が強いと感じた人が「とても(というほど)じゃないけど無理」に転じたのではないでしょうか。

日本人特有のごまかしかな??
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この回答へのお礼

neiさん
さっそくご回答いただきまして、ありがとうございます。
日本語って、ほんとに難しいですね.....(+o+)
生まれた時から、日本語で育っていてもむずかしい。
日本人なのになぁと思います。(^^;

お礼日時:2003/02/13 10:48

こんにちは!



そうですね、確かに。
「とてもじゃないけど~~だから(なので)、○○できない」が正しいでしょうね。
本当はそこに理由が必要ですよね。

特に理由がないにしても、まあ、ひとつの表現なんでしょう。
オ-バ-に拡張した伝え方なんでしょうね、そのくらいできない!と言う。

暗黙の了解みたいによく使われていますね、確かに・・・

ごめんなさい、解説なんて出来ませんでしたね。
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