この人頭いいなと思ったエピソード

ついこの前「TDA1552Q」というICを使ってアンプを作りました。
しかし、出力が22WのICにしてはとても音が小さいのです。
昔作ったTA7252のアンプ(出力5.6Wくらい)の方がよっぽど大きいです。
アンプは以下のように作りました。
・電源は12V3.8AのACアダプター。
・電源部分に16V10000μFの音響用電解コンデンサーを2個並列接続。
・デカップリング用にICの電源部分に1000μF×3(音響用電解)10μF×1(音響用電解)0.1μF(セラミックコンデンサ)を並列接続。
etc...です。

長々とすみません。
ご回答宜しくお願いします。

ちなみに、以下のページを参考に作りました。
http://www.geocities.jp/chako_ratta/micon/audio_ …

A 回答 (1件)

自作の場合、設計者によってバリエーションの幅が広いので、単に「作りました」といわれても、「どこをどう作ったか」分からないので、「ここをこうすれば良い」というアドバイスは困難です。



ともあれ、結論的には、おそらくTA7252の方がトータルゲインが大きいためでしょう。電圧負帰還アンプの音量は、「最大出力」ではなく、Closed Loop (Voltage) Gain (Gv)で決まります。

TDA1552QのGvは、データシートの7ページにある通り最小25dB、通常26dB、最大27dBで、オーディオ用パワーアンプとしては平均的な値です。対するTA7252は、裸のGvは53dB、外付けの抵抗器で40dBまで下げられます(40dB未満では発振する可能性が高いので不許)。

ここでいうdBは電圧の倍率なので、約15dBの差は増幅率にして5倍~6倍です。これでは、大きな音量差があっても当然といえます。

TDA1552Qの増幅率は固定なので、増幅率を増したいのであれば、ボリュームの後にオペアンプか何かで電圧ゲインを稼ぐくらいしかないでしょう。

なお、TDA1552Qは、電源電圧が12Vだと、低歪みでの出力は10W未満、歪み率10%でも13W程度が限界です。22Wというのは、電源電圧14.4V以上、歪み率10%時、負荷インピーダンス4オーム時の値です(データシート7ページ参照)。
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この回答へのお礼

回答有難うございます!
なるほど…音量=最大出力ではないんですね。
こんど、オペアンプを作ってみたいと思います。

後で気付いたのですが、私の書いた質問文に「音を大きくしたい」と言う主語がなくて、解読しにくかったと思います…。
すいません。

いろいろと勉強になりました。
有難うございます!

お礼日時:2009/01/26 20:07

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