いちばん失敗した人決定戦

経理を担当する者です。
法人の利益計算では法人税等の額が決まらない限り当期利益は出ない
わけですが、どのようにして法人税等の概算金額をはじき出すのでしょうか?色々調べてみてピタリと合致させる方法と概算で近づける方法があるようですが実際申告書を作成したことがないものでいまいちわかりません。
概算で近づける方法で結構ですのでご存じの方ご教授下さい。

A 回答 (2件)

方法は2.5種類



・簡単な方
 実効税率40%として、税引き前利益×40%で納税引当金を計上。

・チョットだけ面倒な方法
 実効税率を正式に算出して、あとは上と同じく概算の法人税等の額を納税引当金として計上。
 実効税率の計算式  
http://www.nomura.co.jp/terms/category/tax/jikko …
http://www.hiruta-kaikei.com/blog/tax_law/000139 …

・最も信憑性の高い方法
 こちらは申告書を作った事の無い方等にはイメージが湧かず、理解しにくいのですが・・
1 法人税の確定申告に使用する別表を用意する。 http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinsei/annai/hoj …
2 法人税等を計算する前の試算表を用意した後、各別表(別表4を除く)に記載可能な数値を記入し、税務上の調整(加算・減算)額を算出する。[別表5-1や5-2は未完成]
4 上記の結果を別表4の各項目に記入。
5 仮記入による別表4の結果を別表1に転記し、法人税額を算出。
6 地方税の申告書用紙を各自治体のhpからダウンロード
7 上記のダウンロードした申告書用紙の必要項目に別表1に記載した「所得の額」及び「法人税額」を記入(分割法人の場合には、正しい割合で分割した金額も書く)し、地方法人税及び事業税の額を算出。
8 5番で算出した法人税と7番で算出した地方法人税+事業税の額を納税引当金として計上。
9 納税引当金の伝票を入れた後の試算表を作成。
10 最初に作った別表をコピーした後、9で作った試算表に基づき、別表記載金額を修正。
  →作成手順や計算に誤りが無い限り、別表4の最後の行は修正前(コピー)と一致。
 
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この回答へのお礼

実務に沿った算出方法をご教授いただき誠にありがとうございます。
ぼやけていたものが理解できました。
後、この作業と同時に税効果会計で繰延税金資産等を算出していけば
税引後当期純利益が算出出来るということで宜しいのでしょうか?

お礼日時:2009/03/04 10:27

1番です。


> 後、この作業と同時に税効果会計で繰延税金資産等を算出していけば
> 税引後当期純利益が算出出来るということで宜しいのでしょうか?
その通りです。
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この回答へのお礼

この度は回答頂き誠に有り難うございました。
上司が税理士先生と行っていた作業の流れがよくわかりました。
これからも色々な質問にお答え下さいますようお願い致します。

お礼日時:2009/03/04 16:14

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