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青色申告の減価償却について

個人事業主で、去年の8月に新車を購入しました。
仕事で8割、自家用2割の割合で使用しています。現金一括払いで購入し、1週間後ぐらいにカーナビとバックモニターを付けました。
確定申告をするのにどの科目にどう書いたらいいのか、計算方法など、初心者でよくわかりません。お詳しい方、教えて下さい。
宜しくお願い致します。

購入価格・・・190万
カーナビ、バックモニター・・・23万
平成20年8月購入、仕事8割・自家用2割で使用です。

A 回答 (2件)

償却方法は、個人の場合は原則「定額法」、法人の場合は原則「定率法」、税務署に届け出れば共に変更出来る。



償却方法は「定額法」、耐用年数は乗用車の6年で進めます。

定額法の計算式は「償却費」=「取得価格」×「償却率」×「使用月数」÷「12」、 (耐用年数6年の「償却率」は0.167)

使用月数は取得月と決算月の両方を含めます、例えば8月取得~12月決算なら5か月、(2年目以降は「12」とします、「12÷12」は省略出来ます)。

「本年分の必要経費算入額」=「償却費」×「事業専用割合」。

「未償却残高」=「取得価格」-前年迄の「償却累積額」-本年の「償却費」。

1年目平成20年分の「償却費」=2,130,000×0.167×5÷12=148,213円、
平成20年分の「本年分の必要経費算入額」=148,213×0.8=118,570円、
平成20年分の「未償却残高」=2,130,000-148,213=1,981,787円。

2年目平成21年分~6年目平成25年分の「償却費」(5年間同一)=2,130,000×0.167=355,710円、
2年目平成21年分~6年目平成25年分の「本年分の必要経費算入額」(5年間同一)=355,710×0.8=284,568円、
平成21年分の「未償却残高」=2,130,000-148,213-355,710=1,626,077円、以降は計算して下さい。

最終年の「償却費」=「取得価格」-「償却累積額」-「1円」、「未償却残高」=1円(備忘価格)。

7年目平成26年分の「償却費」=2,130,000-(148,213+355,710×5)-1=203,236円、
7年目平成26年分の「本年分の必要経費算入額」=203,236×0.8=162,589円、
平成26年分の「未償却残高」=1円(備忘価格)、帳簿上この備忘価格1円は除却迄残します。

上記計算の端数処置は「切り上げ」算で行っています、端数処置により円の位が異なる事が有ります、(市販の会計ソフトの多くは「切り捨て」算で、確定申告作成コーナの減価償却計算は「切り上げ」算です。)
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この回答へのお礼

daigo21様、初心者の私に大変解りやすく説明していただき、ありがとうございました。感激しました。とても助かりました。

お礼日時:2009/03/06 10:34

A No.1です、書き方の記入が漏れました、失礼しました。



>確定申告をするのにどの科目にどう書いたらいいのか
青色申告決算書の3ページの「減価償却費の計算」にA No.1で回答の平成20年分の値を記入します「青色申告決算書(・・・)書き方」を参照して下さい。

「本年分の必要経費算入額」(償却資産が復数有る場合は合計額)を、青色申告決算書の1ページの経費欄の「減価償却費」へ記入します。

(私は白色申告の為、こちらの方は自信が有りません)、
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