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宇宙開発は何のために・・・・しているのでしょう。
地球の遠心力と引力のバランスで地球の周りを回ることがそんなに
すごいことなのでしょうか?
宇宙開発が始まって50年経ちますが、未だに地球の周りを回ることしかしていません。ただ一つ例外と言えば月に行ったことぐらいで、なんら進歩しているとは思えないのです。
太陽系から一番近い恒星まで4.5光年(30万Km/秒で進んで4年半)かかる距離ですから、時速3600Km(マッハ3)のスピードではいける距離ではありません。
地球の外側を回っている火星でさえ8年掛かります。
また無重力で半年間生活すると体内のカルシウムが激減して地球に帰って着た時に歩行困難になると聞いたことがあります。この問題は解決したのでしょうか?
そこで質問ですが、莫大な税金を使って宇宙開発をするだけの価値があるのでしょうか?
そんなことよりも、地球をいかにきれいなまま子孫に残すか?
そのことのほうが大事だと思うのですが、私だけでしょうか?

A 回答 (6件)

>宇宙開発は何のために・・・・しているのでしょう。



 通信事業などの商業利用や大規模な天災を防ぐ為の気象観測衛星など、今日の宇宙開発には具体的で重要な理由もあるにはありますが・・・トドのつまりが『知らないことを知りたいから』『今まで出来なかったことが出来る様になりたいから』に過ぎないでしょう。
 でもその『探究心』こそが、人類の進歩(物質的なモノだけでなく、精神的な意味も含め)の推進力の一つとなっている、と言い切っても過言ではありません。宇宙開発は、人類が持つ『探究心』の一部に過ぎないでしょう。

>そんなことよりも、地球をいかにきれいなまま子孫に残すか?

 勿論それも重要ですが、『宇宙開発』という技術フィールドとエコロジーな活動を、『そんなことより』という言葉で繋げられるのかどうか、甚だ疑問です。

 オゾンホールも平均気温上昇も海面上昇も、宇宙開発があったからこそ判明した事実です。宇宙開発事業が無かったら、地球規模で発生している異常現象の大部分が判らないままだったでしょう。

 具体的に一例をあげると・・・極地での氷面積が年々減少している事は(宇宙開発によって可能となった)衛星観測で判明していますが、しかし一方極点の氷は急激に厚くなっており(この点は全く報道されていませんが、NASA発表の地球観測データに含まれています)、現在知られている温暖化(この現象自体も、NASA発表のデータによって証明されています)のメカニズムでは完全には説明出来ない『異常現象』も確認されており、ホントは地球にナニが起こっているのか?真相を追及する為にも、今まで以上の『宇宙からの、地球規模の観測』が必要になっています。(極点の氷厚増加現象は既に様々な原因が指摘されていますが、しかしそれらの原因を裏付ける物理データは明らかに不足しています。)

 宇宙開発は、色々な分野で謎を解明しようとしている多くのヒト達(別に大学や公共の研究機関のヒト達ばかりでなく、『知らないことを知りたい』と欲する多くのヒト達)にとって、一個人では到底得られない情報をもたらしてくれています。
 そしてその情報は、宇宙の起源を知りたいヒトや他の惑星に行ってみたいヒトばかりでなく、地球の異常や将来に関心があるヒト達にも等しくもたらされるモノです。

>そこで質問ですが、莫大な税金を使って宇宙開発をするだけの価値があるのでしょうか?

 御質問の様に『知りたい』テーマを『地球』だけに絞ったとしても、宇宙開発は莫大な税金をかけて進める価値がある『人類最大の事業』だと思います。
 逆に、もはや宇宙開発は『一国の予算だけでは賄い切れない』ほど高度なモノになってしまっている点が非常に残念です。つまり・・・

>未だに地球の周りを回ることしかしていません

・・・のは、ソレしか出来ないワケでは無く、既に米国だけで準備出来る予算の限界に来ているから、に過ぎません。(20号の草案まで用意されていたアポロ計画が17号で打ち切りになったのも、専ら予算の都合です。月面開発を続けてもモトが取れないことが明白になったので、それ以上カネをかけられない、というワケです。また、人類初の大規模宇宙実験施設となる国際宇宙ステーションが、先進各国の参加によりやっと成立しているのは御存知の通り。)

 地球上にあるリソースをもっと宇宙開発に注ぎ込めれば、『現在の地球がどうなっているのか?今後はどうなっていくのか?』『地球を元に戻す為に最も効果的な作戦はナニか?』も、もっと正確且つ迅速に判るのではないかと思います。

※極点の氷の話を上述しましたが、極点つながりで御参考までに・・・
 極点ではCO2濃度上昇に伴う気温上昇は見られず、この現象は『CO2濃度上昇は地球の温暖化とは無関係』とする理論を証明しています(地球温暖化に関しては、いまだに諸説色々あります。この点は偏った報道が全面的に悪いんですが、地球温暖化はホントにCO2が主犯なのかどうか、実は結論が出ていません)。
 斯様に地球温暖化一つを取っても、現時点では判らない事だらけです。我々はCO2対策にミスリードされ(何度も言いますが、これは明らかに報道に責任があります)、温暖化のホントの原因を見過ごしている可能性もゼロではありません。勿論、CO2自体は温室効果ガスなので、CO2排出を減らして悪いことはナニもありませんが、しかし地球温暖化に対してもっと寄与度の高い『ホントの原因』に気付いた時にはもう『時既に遅し』となってしまうかも、ということです。
 もっと地球観測関連の宇宙開発を充実させれば、或いは温暖化のホントの理由が解明出来るかもしれません。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2009/03/16 21:57

地球の周りを回って気象観測をしています


世界中を自動電話で結んでいます
世界中にテレビ放送の中継がされています
これらは本当に無価値なのでしょうか?
ファラデーが発電機を発明したときもこんなことを言われました
それが一体なんの役に立つのだ
ショックレーがトランジスターを発明したときも
こんなものが役に立つとは思えん
先が見えないとこういう疑問が生じるのも止むを得ませんね
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2009/03/16 21:59

まあ、今は色々有意義な発見が得られていますが



元々の宇宙開発の目的は軍事目的でしょうね、軍事衛星をはじめとした
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2009/03/16 21:58

素人の感想にすぎませんが、戦争をするよりははるかに良いのではないかと思います。

人工衛星の有用性はずいぶんはっきりしていると思います。いずれも軍事的要因で始められたことでしょうが、SF的には遠い将来選ばれた人が宇宙で生き延びるための準備とか、あるいは大隕石との衝突を回避するための方法を模索するとか、いずれにしても日常の個人的生活とは直接かかわりがないことしか思いつきません。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2009/03/16 21:58

電子レンジ、冷蔵庫、クーラー、自動車、洗濯機、炊飯器、掃除機などがない生活って、想像できますか?


これらの製品の技術の元や技術の発展は、戦争と関わりを持っています。
日本では、それらの戦争で培った技術を、民生品で活用したわけですね。

宇宙開発が本当に必要かは分からないので、回答にはなっていませんが、戦争よりは数段良い、技術開発の場のように思えます。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2009/03/16 21:53

>地球の遠心力と引力のバランスで地球の周りを回ることがそんなにすごいことなのでしょうか?


いまや、たいしたことではないでしょう。
そもそも、宇宙開発の父と呼ばれるツィオルコフスキが19世紀に考えたことなのですから。

>宇宙開発は何のために
そりゃ、他の技術開発と同じで、人類の幸福と発展のためでしょう。
別に、月や火星に行くだけが宇宙開発の目的ではありません。
台風の様子を観測できるのは気象衛星のおかげ、こうして使っているインターネットだって通信衛星を経由していたりするんじゃないです?
私は開発の現場を直接知っているわけではありませんが、いくらなんだって、全部50年前と同じ衛星ということはないでしょう。一般受けする派手さがないだけで、日々進化しているはずです。

まあ、中には感心できない目的の衛星もありますが、科学技術はいつでも両刃の剣です。

あるいは、惑星探査機のような、学術的な目的のための活動について意見をおもちなのでしょうか。
これは、単に宇宙開発にとどまらず、「基礎科学研究に意味があるか」というテーマにつながりますよね。マゼラン星雲から飛来したニュートリノを観測して、それに何の意味があるか、とかね。
テーマが外れるといやですから、くどくどとは書きたくないのですが、私の意見では、単に知見を広げるだけだって意味のあることだと思います。「考える葦」でしょ、人間は。

>地球をいかにきれいなまま子孫に残すか
それだって、確かに重要なテーマです。
でも、それだけが重要なテーマというわけでもないでしょう?
何で、宇宙開発予算をことさら槍玉に上げるのかわからないのですが、少なくとも、エコロジー技術だけに集中して、人類が幸福になれるというものでもないのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2009/03/16 21:52

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