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海軍軍縮をした民政党を恨むのならわかる。
ところが民政党を倒して政権交代した
政友会の犬養毅が暗殺される理由が解せません。
「とばっちり」という回答ではなく
なぜ殺したのか、その理由を教えてください。

A 回答 (2件)

犬養自身は軍縮を唱えていた人間ですが、ロンドン軍縮条約では「統帥権干犯」を唱えて政府を非難し、結果的に軍部の暴走の後押しをしてしまいます。


つまり犬養は国益よりも議会における自党の主導権確保を優先させるという、政治家としては無責任のそしりを免れぬ人物でした。
結果、満州事変でも犬養は本音で国際的孤立を招く軍部の暴走を危惧していたのは間違い無いのですが、自分が火を付けた「統帥権の独立」を盾にする関東軍の行動を黙認せざるえませんでした。
この行為は当時から「党利党略で国を危うくするもの」だと強く批判され(最終的に犬養や鳩山らがたきつけてしまった「統帥権」問題は大日本帝国滅亡の遠因となります)、更に五私鉄疑獄事件、そして世界恐慌に対する無策なども加わり、急速に政党政治に対する不満が高まっている時期だったのです。
5・15事件を引き起こした将校達は、このような空気から「政党政治の長としての首相、犬養毅」の命を狙ったのでした。
結果的に犬養は自分で引き起こしてしまった政党政治への不信により墓穴を掘った
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犬養毅が殺害された理由としては、


満州国承認に消極的だったことや、上海事変早期妥結、議会主義擁護を主唱していたことなどがあげられているようです。
これらの態度が攻撃対象となった原因とされています。
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