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明治維新以降、陸軍・海軍は海外から武器・戦艦等のハードウエアーと戦略・戦術などのソフトウエアーを海外(特に英・独)から輸入したでしょうし、その後も、陸軍士官学校、海軍兵学校等の教育機関である程度高度な「英語」「独語」教育がなされていたと思われます。

但し、私達が直接目にすることの出来る当時の海外よりの軍事資料等は総て日本語に翻訳されており、当時の「陸軍」「海軍」または「教育機関」内部でどのような外国語教育がなされていたのか、その程度はと言うところでは全く想像もつきません。

具体的には、辞書無しで「英文資料」を「読み書き」出来たのはそれこそ参謀クラスの超エリートだけだったとか、東条英機・山本五十六の英語力はこうだった、ってな逸話でも結構ですので、分かる範囲で教えて頂けませんか?

明治生まれの祖父も確か陸軍の学校に行っていたとか聞いていますが、果たしてどんな英語教育だったのか今となっては聞くすべも当然ありません。

A 回答 (4件)

 私は昭和35年生まれの若僧です。

えらそうにこんなことを書く不躾をお許しください。ただ、太平洋戦争関係の文献は、小学校六年のときの担任の先生や中三のときの担任の先生が、従軍された方々であり、その体験談をさんざん聞かされて育ったこともあり、また父も昭和6年生まれで空襲の体験談もさんざん聞かされて育ちました関係で、かなり読んでおります。

 さてお尋ねのことに関しまして、江田島の海軍兵学校についてのみの知識ですが、米国のアナポリス、英国のダートマスと並んで世界三大兵学校の一つとされ名実ともに世界でも認められた兵学校で、その教育内容は、「外国語、漢文、歴史、数学から航海術まで多岐にわたり、そのほとんどが英語で行われていた、まさに国際人になるための教育が徹底して施された」と
PHP社刊「歴史街道」平成12年9月号 特集太平洋戦争 という雑誌に出ておりました。

 こうした関係で、海軍は米国の恐ろしさを十二分に理解していたということですよね。

 ちなみに私の伯父は、陸軍士官学校卒ですが昭和20年卒で、きわどく、前線送りを免れたようです。しかし、私がものごころついて、学校の話とかを聞けるようになる前に他界しました。
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ウィキペディアによると陸軍中野学校卒のルバング島から帰った小野田寛朗さんは英語中国語が堪能だったそうです



オートバイレースでは有名な吉村秀雄氏は軍隊の航空機関士の
学校で英語を習い会話できたのでで戦後に米兵相手にオートバイのレース用改造でこの世界では有名人でした
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たぶん、思われているほど大したこと無いでしょう。


今でもそうですけど、国際業務とかいうのについている人たちの語学力って実は大したこと無いです。実際、「よくこんなので通じるな」って位でも結構業務くらいには役に立つのです。
実際の生活に使うほうが大変ですね。
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1. 陸軍では、幼年学校または士官学校入学の際に専攻外国語を一つ選びます。

確か、幼年校から入ったものは独仏露語の3つから選択、士官学校から入ったものは独仏露英語の4つから選択であったと思います。明治時代に世界の三大陸軍国はドイツ・フランス・ロシアでしたので。

幼年学校は中学一年修了(相当の年齢)、士官学校は幼年学校卒または中学校卒で入ります。即ち、幼年学校から入った将校(陸軍の主流派)は、英語をほとんど学ばずに将校になったわけです。東條英機氏は、陸軍大学校卒業後にドイツに留学していますので、専攻外国語はドイツ語であったと思われます。東條氏がイギリスやアメリカに行ったことはないはずです。英語はほとんど知らなかったでしょう。

2. 海軍の場合。海軍兵学校では、少なくとも明治期にはほとんどの教科書は英文でした。明治42年に兵学校を卒業した井上成美氏についての本で知りました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%95%E4%B8%8A% …
教科書が英語でも授業が英語で行われていたのか、兵学校に外人の語学教官がいたのかは確認していませんが、少なくとも英語の読み書きの能力は高度であったでしょう。

なお、明治時代には普通の高等学校(今の大学教養部に相当)や大学でも「教科書は英語などの外国語で書いてある」のが普通でした。正岡子規や夏目漱石は英語で大学教育を受けた人たちです。

山本五十六は、アメリカ駐在武官を務めたり、軍縮会議のメンバーとして何度もイギリスや欧州に行きました。当時の日本人としては「第一級の国際人」と言える経歴です。ただ、山本氏本人がどの程度英語をできたのかは良く分かりません。
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