プロが教えるわが家の防犯対策術!

私の兄は重度の知的障害者で目も見えず言葉も話せず理解も出来ません。
度々肺炎を患い、今回膿胸と診断されました。
発見が遅く、2リットル位の膿が溜まっており、膜を形成しており半分位はゲル状になっていて、1リットル位は注射器で抜く事が出来ましたが、それ以上は外科的処置をするしかないとの事です。
チューブを入れるのは、抜く危険性もある上、長期間の入院を強いられる為、24時間の付き添いをするには家族にも限界があり困難で、肋骨を一本切り、こぶし程度の穴を開け、中を洗浄し、数ヶ月から数年穴を開けたままの状態でガーゼを取り替える治療しかないとの事です。
それでも膿を完全に除去するのは難しく、完治するのは困難との事です。
健常者であればそれがベストな選択だと思うのですが、重度の知的障害者の為、ガーゼを取ったり、患部を触ったり指を入れたりする事が想像出来、また施設で集団生活をしている為、他の知的障害者が触る恐れもあります。家族が24時間監視する事も施設の方にもそれをお願いするのも無理です。また、長期間拘束する事も不可能です。
外科の先生は、幹部は元々ばい菌の巣窟なので、少々触っても影響はないと言っていますが、別の感染や色んなリスクが心配で、取りあえずは点滴と薬の服用で様子を見ています。
しかし、手術をしないと治る見込みはなく、悪化するのは時間の問題なので手術をするなら早くしろと言われています。
こういう場合、他に何か治療方法はないでしょうか?
虫のいい話ですが、短期間の入院で、患者に出来るだけリスクのない方法を考えています。医者の方や、重度の知的障害者の家族の方で同じような経験のある方がいらっしゃればアドバイスをお願い致します。
また、どこか相談出来る公的機関や、医療施設などを知っている方がいれば教えていただけないでしょうか?患者があまり長時間移動出来る状況ではないので、診察とかになれば大阪府内を希望します。電話・FAX・メールが可能であれば全国どこでも構いません。
家族としては、何とか早く楽にさせてあげたいと切実に思っていますので、アドバイスよろしくお願いします。

A 回答 (1件)

はじめまして、kuripyiさん。


hirronnと申しまして、看護師をしております。総合病院で主に胸部外科病棟で働いております。
kuripyiさんがお兄さんを思う気持ちよく分かります。どうにか、ちょっとでも楽にしてあげたいと思いますよね。

さて質問の内容ですが、膿胸はとても難治性で私が知っている症例でも難しい方が多かった様に思います。
私が知るところでは、チューブを入れる方法か、胸に穴をあける方法以外で他の治療法を見つけるのは難しいと思います。
短期間では治療法はないと思った方がいいと思います。

相談できる医療機関をお探しのようですが、今はセカンドオピニオンという制度があるので、
ネットなどで調べた上、胸部外科の専門科がある病院に行かれる事をお勧めします。
家族などが希望すれば、今受診している医療機関はその資料を貸し出ししなければいけませんので、他の医療機関受診を拒否されることはありません。
紹介状やレントゲンや血液データを持って家族が受診の代理をするという形になります。
電話FAXメールなどで相談してくれる医療機関を見つけるのは難しいと思います。

胸を開ける手術のことを開窓術というのですが、それを今受診している医師が進めるにはそれなりの根拠があります。
今の先生に納得行くまで話しを聞けるともっといいかもしれませんね。

とても完治が難しい病気なのでご家族が納得できるように説明してもらえる医師を探すのもひとつの手段だと思います。

看護師の立場からの解答で申し訳ありません。少しでもお兄さんの病状がよくなることを祈っております。
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この回答へのお礼

hirronnさん、お忙しいところ回答いただきましてありがとうございます。
また、お礼が遅くなり申し訳ありません。
結局、外科の先生も手術後のリスクを考え、当面このまま様子を見て、発熱など症状が悪化した時に再度検討するとの事で、手術は見送りとなりました。幸い今のところ、落ち着いております。
ただ、悪化してからだと、手術をするにも、ベッドの空きや体調が回復してからになるなど、すぐには対応出来ないように思います。
膿を取り除いた訳ではないので、問題を先送りしただけで、解決した事にはなりません。体調のいい間に、計画的に今後の治療法を検討しておいた方がいいと思います。
hirronnさんのお話では、チューブを入れる方法か、胸に穴をあける方法以外で他の治療法を見つけるのは難しく、しかも難治性との事で、長期間の治療は覚悟しないといけないみたいですね。
チューブは難しいみたいなので、やはり胸に穴をあける方法以外ないみたいですね。
それで、もし教えていただけたらで結構なのですが、胸に穴をあける手術を行った場合、本人・入所者も重度の知的障害者の為、手術後に患部を触ったり、ガーゼを取ったりは避けられないと思いますが、そのような場合、リスクとしてどのような事が考えられますか?
外科の先生は、患部は元々ばい菌の巣窟なので、少々触っても影響はないと言っていますが、別の感染や色んなリスクが心配です。
本当に大して影響はないのでしょうか?そこから、別の病気にならないでしょうか?
はっきりとした回答は難しいかも知れませんが、主観だけでも結構ですので、恐縮ですが、よろしければ回答願います。

お礼日時:2009/06/14 21:53

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