プロが教えるわが家の防犯対策術!

重ね合わせの定理に関する問題の回路の電圧源にE1=100∠90°V
E2=100∠0°V と書かれています。 問題を解いて出した電流の値に
E1 、E2を代入したいのですがそれぞれ100で代入しても、100sin90 100sin0も試してみましたが 答えが一致しません。E1=100∠90°V
E2=100∠0°Vはどのように考えればいいでしょうか? また、E=100∠45°だとどうなるでしょうか?お願いします。

A 回答 (3件)

こんばんは。



<ステップ1>
位相がθであることを、e^(jθ) あるいは cos(π/2) + jsin(π/2) で表す。

E1 = 100e^(2jπ・90/360) = 100e^(jπ/2)
E2 = 100e^(2jπ・0/360) = 100

ここで、
e^(jπ/2) とは
e^(jπ/2) = cos(π/2) + jsin(π/2)
のことです。(オイラーの公式)


<ステップ2>
とりあえず、重ね合わせる。

重ね合わせ後をEで表すとして、
E = E1 + E2 = 100(1 + e^(jπ/2))


<ステップ3>
複素数の絶対値を求める。

|1+e^(jπ/2)| = |1+cos(π/2) + jsin(π/2)|
 = √((1+cos(π/2))^2 + (sin(π/2))^2)
 = √(1+2cos(π/2)+(cos(π/2))^2 + (sin(π/2))^2)
 = √(2 + 2cos(π/2))
 = √(2 + 2×0)
 = √2


<ステップ4>
複素数を自身の絶対値で割り算し、絶対値が1の複素数に直す。
すると、sinとcosとで一致した角度が出る。

(1 + e^(jπ/2))/|1+e^(jπ/2)|
 = (1 + cos(π/2) + jsin(π/2))/√2
 = (1 + 0 + j)/√2
 = 1/√2 + j/√2
 = cos(π/4) + jsin(π/4)
 = e^(jπ/4)
( = cos45°+ jsin45°)

これで、合成後の位相が45°であることがわかりました。


<ステップ5>
当初の電圧値に、上記の複素数の絶対値をかける。
E = 100・√2
 = 141


つまり、141∠45° です。


>>>また、E=100∠45°だとどうなるでしょうか?

100∠45°という値は何を意味しているのでしょうか?
いずれにしろ、上記の考え方でやれば、計算はできます。


以上、ご参考になりましたら幸いです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。E1=100cos90+j100sin90 E2=100cos0+jsin0
の代入で解くことができました。とても分かりやすかったです。

お礼日時:2009/07/01 21:23

時刻tが抜けてました。



E=Vmxsin(2πft+φ)

また尖頭Vmはこの問題(実効電圧100ボルト)の場合、ルート2倍の約141ボルトです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

解決しました。ありがとうございました。

お礼日時:2009/07/01 21:24

位相が90度違うということではないですか?



交流電圧は
E=Vmxsin(2πf+φ)
であらわされます。

Vm:尖頭電圧
f:周波数
φ:位相

この位相φが0だったり90℃(0.5ラジアン)ということだと思います。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!