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現在、PC価格は安いものでは10万円以下、標準的な性能でも15万円以下で購入できる機種もありますが、昔はもっと高かったようです。

富士通のホームページではWindows95リリース後に発売されたほぼ全機種の概要が閲覧できますが、それによれば1997年3月(消費税増税直前)の製品では、デスクトップで約28~32万円、ノートに至っては約33~44万円(いずれも当時のスタンダードクラスの場合)と、現在に比べて高い値段でした。
もちろん標準価格ゆえに値引きもそれなりにあったと思われますが、それでもデスクトップで約22~25万円ほど、ノートだと約30~35万円はしていたかと思います。
現在でもハイエンド機はこのくらいすると思いますが、当時はスタンダード機でこの価格でした。事実、当時のハイエンド機は約37~51万円(デスクトップの場合)もしたそうです。
さらに、高価さはノートが顕著でした。現在は同じぐらいの性能でもデスクトップと遜色のない価格になりましたが、この時代は同じ性能ならデスクトップの倍はしていたそうです。

当時のPC価格がここまで高かったことと、特にノートが高かったことには、どのような理由があったのでしょうか?

A 回答 (13件中1~10件)

そもそもパソコンに使われているパーツの値段が全然違います。


1998年にIntelがローエンド専用ブランドとして発売した初代のCeleronは3万円を超えていました。
今ではハイエンドのCore i7 920ですら2万円台後半で、ローエンド向けのCPUは1万円未満が当たり前という状況です。
CPUだけではありません。
GPUもNVIDIAはGeForce2 MXで価格破壊を起こす前は安価なものはありませんでした。
オンボードグラフィックもIntel 810がでるまではチップセットに内蔵されたものはなく、オンボードグラフィックと言えばM/Bに普通のグラフィックボードを直づけしたようなものでしたので、割高でした。
ノートパソコンに至っては液晶がとにかく高価でした。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

パーツの値段も高かったのですか。液晶が高価だったのは想像できますが、PCの技術自体途上だったようですね。

お礼日時:2009/07/02 19:47

>富士通のホームページではWindows95リリース後に発売されたほぼ全機種の概要が閲覧できますが


同じ富士通で94年頃に買ったFM TOWNSが定価がたしか四十数万で
買った値段でも三十数万したはずです。
さらにその当時、17インチCRTディスプレイですから10万円前後したと記憶しています。
それからの流れを見ると97年頃も価格は下がり始めていました。

94年に自作したPentium 133MHzマシンが二十数万円。
98年に自作したPentiumII 350MHzマシンが二十数万円。
富士通の価格を見るとまぁ自作は当時は安かったですね。
ただしノートはなかなか自作とは行かないのでだけど
98年に買ったシャープのノートが20万円(ただし液晶がDSTN)
↑これで安いと当時は思ったものです。
99年に買った三洋のノートが24万円
そういえば、97年から98年頃と言えば個人向けのCD-Rドライブがやっと出てきた頃ですね。
と言ってもドライブとSCSIをあわせると十万円近くになる事も有りましたけどね。(そういう自分も単品でCD-R/RWドライブとSCSIカードで十万円近くのを買いましたけどね。)
でこのころの上位モデルもたしか搭載しているの有ったと思いますが
そのCD-ROMとCD-Rドライブと言うだけで値段が数万円値段が違いましたね。


富士通ネタを一つ
Win95を出る前の富士通は、FM-R/FM TOWNS/FM-Vとまったく違う互換性のないPCを販売していました。(FM-Rの拡張したのがFM TOWNSと言うことにはなっているか)


>1998年にIntelがローエンド専用ブランドとして発売した初代のCeleronは3万円を超えていました
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/98042 …
超えていませんでした。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

液晶は結構高額でしたよね。DSTNでも20万程度とは、時代を感じます。

お礼日時:2009/07/02 19:47

メーカー製PCが高かったのは部品に自社製品を使っていたから。


今はほとんど部品メーカーの物をちょこっとオリジナルにしただけですので、開発費がかかりません。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

何だ今のケータイみたいですね。

お礼日時:2009/07/02 20:14

経済の専門家ではないので、ちょーっと思いついた感じで・・・。



・PCが一般的となり、部品の大量生産効果が顕著になった
・微細化技術の進化により、使用する材料が少なく、性能は高くなった。
 不具合率も下がります。
・一般の産業と同じですが、技術が一般化するにつれて部品製作コストが下がった

あとは
・安くないと売れなくなった
というのもありそうです。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

安くないと売れない時代であるのは1997年も同じだと思うのですが(アジアで経済危機が起こった)、事情も違うようですね。

お礼日時:2009/07/02 20:14

参考情報です。

当時のメモからピックアップして見ました。信じられない価格です。

1997/05 SIMMメモリー 16M×2P が12,000円(中古品)
1998/02 SIMMメモリー 16M×2P が 9,300円(中古品)

いまなら DDR2-800メモリー 2G が 3,000円(バルク新品) 
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

当時は16MBで1万前後ですか…メモリー本体の値段も高かったのですね。

お礼日時:2009/07/02 20:15

>超えていませんでした。



記憶違いでした。
初代はMMX Pentiumとほとんどせいのうがかわらず不人気ですぐに消えました。
3万円を超えていたのは2代目です。
http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/9 …
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この回答へのお礼

再びありがとうございました。
そういう時代もあったのですね。

お礼日時:2009/07/05 09:43

その当時から、エクスペリエンスカーブ理論にしたがって、PCへの搭載部品が 


数年で 10分の1まで 下がっています。(これを繰り返します)
(経験曲線 : 製品の価格は、生産量増加の経験を踏めば、安く生産される)

その当時は、消費者購買能力(需要)とPC生産能力(供給)が、
数十万円のPC価格を決定し、世の中の景気の牽引力になっていました。

(わたしが 1997年に購入したDESKPOWER SII165 は、定価 35万円で仕様は、Pentium MMX 166MHz、メモリー 32MB,HDD 2GBでした。)

いま 中古品で、Pentium 4、 メモリー 256MB, HDD 80GB で、
3万円以下でしょう。  (OS WinXP, Office なし) 
単純比較はできないが この10年で、 価格 10分の1。 (笑い!!)

10年前とは、比較にならないくらい価格が てごろになっています。

また 携帯電話の高機能化によるPC機能との競争要因 や 
中国市場での価格競争もあるかもしれません。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

この当時のモデルは、CPU150~200MHz・メモリー32MB・ハードディスク2~3GBが標準的スペックだったようですね。
また、ケータイはアナログ式も新規加入できた時代であり、メールもほとんど普及していませんでしたから、少なくとも携帯電話との性能・価格競争は意識しなくてよかったですね。

お礼日時:2009/07/05 09:50

その当時はまだ中国とかに工場が無かったので部品を安く、大量に作れなかったためだと思います。

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この回答へのお礼

ありがとうございました。

工場の海外移転も、そう簡単にはできなかったようですね。

お礼日時:2009/07/05 09:44

そのくらいから以降、台湾に、半導体量産工場が乱立し、値下げ競争が激化していく。

台湾はそれまでの何分の一の価格まで引き下げ、ライバルの蹴落としに掛かった。日本は競争に負け、ほぼ全てのメーカーが撤退した。ぱそこんで言うとPC100規格とかPC133規格のメモリが暴落し、パソコン市場は狂いまくった。パソコンショップも倒産しまくった。大手家電メーカーもPC市場から部分的もしくは全面的に撤退した。しかし、直後に台湾大震災が発生し、半導体工場の大部分が壊滅的打撃を受け、半導体の価格が少々戻る。その後は、落ち着きを取り戻し、中国大陸での生産も開始され、家電メーカーも部分的にPC市場に戻り、現在の形になっていった。 たぶんこんな流れだったとおもう。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

外国との競争ですか。いろいろ事情がありますね。

お礼日時:2009/07/05 09:43

ノートが高かった理由は、まず液晶の量産が進んでおらず液晶のコストが非常に高かったことと


バッテリーも今ほど性能が高くなく、また発展途上だったため非常にコストがかかったためです。

また、この頃のPCは業務用で使うか一部のオタク趣味の一部としか認識されておらず
普及率もだいぶ低いために、量産効果による製造コストの低減もほとんどできなかったということもあります。

さらに、2000年以前のPCは各社独自に開発していたためノウハウの共有による製造コストの低下が図れず
自ずと販売価格にそれが転嫁されていたという一面もあります。
大体Windows98くらいから、DOS/Vとしての共通規格が確立し始め各社がそれに準拠するような形でPCを作り始め
そのため開発コストの低下から販売価格が下がり始めたという面もあります。
(有名なのは、Windows95時代はDOS/V用途PC-98用のWindowsが平行販売されてたことかな?)
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

ちょうど当時の漫画雑誌に、PCの事例が掲載されていました。
当時のノートPCは平均価格が50万円、Windows95登場以前の製品でも30万円はしていたそうです。デスクトップPCでも液晶モデルは殆どない時代でしたから、液晶が高価だったのはよくわかります。

Windows95時代のPCでもNASA時代のコンピューターよりも優秀と言われており、その分価格に跳ね返っていた印象は否めないですが…

お礼日時:2009/07/05 10:07

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