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日本は朝鮮半島の植民地支配に対して、援助というかたちで韓国に多額の賠償をしました。さらに北朝鮮に対しても国交回復後は援助(賠償)をすることが当然のような論調があります。しかし、「植民地支配に対して賠償を払った国は日本のみで、欧米列強は賠償を払うどころか植民地時代に行ったインフラ整備などの投資に対して払い戻しの請求までした」との記事を見ました。この記事の信憑性について教えていただきたいと思います。この記事が事実であることを示す確かな資料を教えていただけるでしょうか。

A 回答 (4件)

No.3です。

計算間違いをご指摘頂きありがとうございます。
私も、昭和35年当時の日本のGNPとドル換算額、韓国へ提供した資金の比率を計算してみて「何だか変だなあ」と感じていたのですが、1桁間違えた回答を書いてしまい誠に恐縮です。
ちょうど今、この時代を舞台にしたドラマ「官僚たちの夏」が日曜の9時から放映されており「まだ発展途上国である日本をどうやって先進国に育てるか」の道を探る通産官僚たちの姿が、企業人たちの姿とともに描かれています。
外貨獲得が国家の至上命題であり、外貨の使用が厳しく制限されていたこの時代、GNPの100分の1の外貨を国交回復の条件として韓国に供与したのが、当時の日本にとって大変なことであったことが改めて分かりました。
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「昨年ようやくイタリアがリビアに対して植民地時代の賠償を行いました」



このことですか?

http://s04.megalodon.jp/2009-0719-1838-01/sankei …

《引用開始》
"伊、対リビア50億ドル投資へ 植民地被害に「補償」"
2008.8.31 12:40

イタリアのベルルスコーニ首相は30日、リビア北東部ベンガジを訪問、最高指導者カダフィ大佐と会談し、今後25年間で総額50億ドル(約5400億円)の投資を行うとの合意文書に署名した。首相は、1911~43年のイタリアによる植民地支配時代の「被害を認めるものだ」と述べ、今回の合意はリビアへの補償の意味があるとの認識を示した。
ロイター通信によると、カダフィ氏は署名式典で「今回の合意はイタリアとリビアの将来の協力関係に向けた扉を開くものだ」と強調。「この歴史的文書で、イタリアは植民地時代の虐殺や破壊、リビア人に対する抑圧について謝罪した」とし、今日のイタリアは友好的な国だと述べた。
イタリアは、415億バレルと世界10位以内の原油確認埋蔵量を誇るリビアからエネルギー関連の契約取り付けを見込んでいる。(共同)
《引用終了》

「石油資源を豊富に持つリビアとの関係改善のため、今後の25年間で毎年2億ドルの『投資』を行う」
ということのようで、その『投資』の条件は不明です。

「昨年ようやくイタリアがリビアに対して植民地時代の賠償を行いました」
と言う表現はあまり適切ではないようですね。

イタリアのリビアに対する「投資の約束」はまだ始まったばかりでこれから先どうなるか分かりませんが、これが唯一の事例だとすれば

「日本が行ったもの以外で、旧宗主国から旧植民地への資金供与の例は一つは存在します。イタリアがリビアに対して『25年間で50億ドルの投資を行う』と言う内容の友好条約を結んだものです。ただし、2008年にそのような『合意』がなされたばかりですので、実際に資金供与がなされるか、資金供与がリビアに有利な条件であるかは不明と言わざるを得ません」

と表現するのが妥当でしょうか。
なお、現在のイタリアのGDP(国内総生産)は約2兆ドルであり、リビアへの資金供与(年間2億ドル)は、イタリア経済の規模から見れば「誤差の範囲」ですね。

ちなみに、日本は1965年に韓国と日韓基本条約を結び、同時に「清算金」として計8億ドルの資金を供与しました。
この年の日本の実質GNP(国民総生産)は、1965年の貨幣水準で32.5兆円です。当時の対ドル為替レートは360円(固定)ですので、換算しますと9千億ドルになります。
非常に大雑把に計算しますと、まだ先進国とは到底言えなかった日本がGNPの千分の1を韓国に供与したのに対し、先進国の地位を確立して久しいイタリアはGDP(GNPとは微妙に違います)の万分の1をリビアに供与する (供与する条件は不明) ということで、だいぶ重みが異なるようです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。大変参考になりました。
イタリアが今頃になって賠償を約束したのは、資源確保という戦略的な理由があってのことのようですね。
ところで、1965年当時の日本のGDPが32.5兆円とすると、ドル換算(360円/ドル)で9,000億ドルではなく900億ドルですので、日本はGDPの100分の1という少なからぬ額を援助したことになりますね。

お礼日時:2009/07/20 23:37

まず、改行した文章を書きましょう。

日本語に関わらず、文章構成を考えて全体の文章を考え改行するくらいは、書き手の配慮ではないでしょうか?

「植民地支配に対して賠償を払った国は日本のみで、欧米列強は賠償を払うどころか植民地時代に行ったインフラ整備などの投資に対して払い戻しの請求までした」との記事を見ました。この記事の信憑性について教えていただきたいと思います。

単なるデマです。
賠償という形は様々な方法論が考えられますが、植民地への賠償の形として有名なものでは

 イタリアが、エチオピア、アルバニアへ

ただし、逆賠償を求める国があったことも事実です。
従って、デマは
「植民地支配に対して賠償を払った国は日本のみ」の部分になるでしょう。
 ちなみに、日本も逆賠償を求めてもいいのではないでしょうか?GHQの逆賠償の総額試算もありますしw

 都合のいい部分だけ、”日本のみ”とするのは保守系のご都合主義らしい言説ですが、その記事はあまりにも低俗なだけですので、気にする必要性はありません。
 もしくは、賠償金の意味について極めて狭義に規定しているからでしょう・・・



 
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
私が知りたいのは記事の真偽を示す一次資料ですが、インターネットの世界ででそこまで求めるのは無理ですね。

お礼日時:2009/07/20 23:17

直接の賠償の例は、多くありませんが、存在します。


昨年ようやくイタリアがリビアに対して植民地時代の賠償を行いました。
イギリスやフランスなどは、旧植民地の人達が、イギリスやフランスに働きにくる事に便宜をはかったり、経済援助を行ったりしています。
また植民地時代のプランテーションで作られた作物などの買取を行っています。
フランスにおいては、それ以外に、軍を派遣して国内の混乱などに対する治安確保を行っています。
アメリカでは、アメリカの植民地であったフィリピンに、多大な経済援助を行っています。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
イギリスやフランスがかっての植民地からの移民や留学生を優遇していることは、私も現地で暮らした経験から実感できます。
できれば植民地政策に関する一次資料を教えていただければありがたかったのですが、それはやはり自分で探すべきなのでしょうね。

お礼日時:2009/07/20 23:07

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