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私の知人に子供の部活にとっても熱心な親御さんがいます。
子供の日程を調整しては、学校の部活の他に1日数時間の練習をしています。
知人は、部活である程度の実績があれば、高校、大学進学も出来ると言っていますが、圧倒的な活躍が出来るレベルではありません。
子供さんの学力は、中一で平均点前後だそうです。

この時期に、スポーツから得るものは大であり、やっているからには、活躍したいと言うのも判りますが、先の先を考えると、先ずは、トップとの差が開いていない時期に学業の成績を上げる努力を先にすべき事の様に思えてなりません。

オリンピックでメダルを取ったとしてもスポンサーが付くかどうかというご時世に、市の大会で活躍できるかどうかという状況なのに、何故そんなに熱心にサポートするのか判りません。

子供の将来を考えると、文武両道で、どちらかと言えば、学業を優先させた方がと思うのですが・・
こういう親御さんの心情が判る方。
何故そんなに熱心にサポートするのか教えていただければ幸いです。

A 回答 (3件)

事業主など子息の将来は親の仕事を継がせれば、経済的に破綻しないという家庭なら、部活も宜しいかと思います。

私の友人に子供のゴルフ(部活)に熱心なのがいますが、彼は某会社のオーナー社長ですから、息子はブラ下がりでも三流大学を出しておけば、十分と考えているようです。もう一人友人に高校野球選手の親がおりますが、こちらも熱心ですね。彼はサラリーマンですが、息子に最後までやらせたいと思っているようです。成績は結構良い方で、これなら大学も大丈夫というレベルです。かく言う私も部活(美術部でした)に熱心でしたが、絵描きじゃ食えないと解って、日本大学法学部へ行き、親はサラリーマンですが、親の推薦で親の会社に入りました。
確かに運動より学業とも思いますが、両方で優れている学生も多くおります。
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この回答へのお礼

御回答有り難うございます。
オーナー社長って学歴云々より、カリスマを重視されるという見方もあろうかと思います。納得です。
野球の方は、私が親であれば、成績の担保がある程度であれば、両立の道を選ばせると思います。
一芸で身を立てるのは結構難しいですが、多くの仕事の基礎となる学業の部分を中学時代に手を抜くと高校、大学、就職と失速していくのではと思います。
貴重なご意見有り難うございました。

お礼日時:2009/08/05 08:53

現職校長です。


文面のお子様の運動レベルは今ひとつといったところらしいですが、ただスポーツができれば、高校/大学は、推薦で入れるのも事実です。
一例では、少年野球でそこそこうまい生徒がいました。ある日、その子が体がなまらないよう学校の野球部にも入りたいといい、入部させました。ボールの早さがまったく違い、野球部と少年野球のレベルの違いをまざまざと見せつけられました。その子は野球留学で四国の野球名門校に行きました。中学卒業時点では、九九がかなりあやしい状態でした。その後、活躍し、駒沢大学に野球で行きました。
別の少年野球の生徒は福井の野球校に行き、ドラフトの一歩手前まで行きました。成績ははっきりいってかなり下の方でした。
バスケで県大会ベスト4程度で、かなり多くの高校から推薦がきました。洛南レベルの推薦はありませんでしたが、はっきり言って成績はにの次で入学できます。大学もどこもスポーツをどこも強くしたいので推薦は間違いないと思います。確かにスポーツでかなりの実績を作れば、高校と大学は向こうからやってくる可能性が極めて高い。
だから、その親御さんは力を入れるのだと思います。
でも、ある子は野球推薦でばりばりの高校へいきましたが、怪我をしてしまい、やむなく退部。となるともともと学力低位で入学しているわけですから、学校がおもしろくなくなりやめてしまいました。
しかーし、たとえスポーツでうまくいったとしても、そのことと、いい人生であるかということは別です。高校、大学時代より時間的にも精神的にもはるかに長い人生をどういきていくのか、このことも中学の時代に親も子もしっかり考えておかねばならない問題だと思います。
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この回答へのお礼

御回答有り難うございます。
他を圧倒する程の成績の者が周囲に居ないので、スポーツ推薦で高校、大学へ進むというのはアリなんですね。
怪我をされたお子さんの例を頂きましたが、高校、大学と進めても、卒業時に(就職に必要な)ある程度の学力を持っていないと考えています。

>しかーし、たとえスポーツでうまくいったとしても、そのことと、いい人生であるかということは別です。高校、大学時代より時間的にも精神的にもはるかに長い人生をどういきていくのか、このことも中学の時代に親も子もしっかり考えておかねばならない問題だと思います。
引用してすみません。
私が思っていたのは、このことだと思います。
スポーツでひとつ上を目指のに熱心になりすぎて、勉強が遅を取り戻さずいると先の人生に大きく影響するのではと危惧しています。
私的には、仕事や学歴に甲乙無く幸せの持ち方(価値観)も千差万別だと思います。でも、小中高大学で仕事の基礎となる学業部分をどれだけ蓄積出来たかで、職業選択の幅が変わってくるのではと思います。
当該知人の場合、親主導で、スポーツに精力を傾けていて、勉強は成り行き任せの様にみえ、その先どうなるかと傍観している次第です。
貴重なご意見有り難うございました。

お礼日時:2009/08/05 09:27

現役高校生の保護者です。

おそらく、そのお子さんの「やる気」が部活動に向かっているか、あるいは「得意なもの」が部活動なのではないでしょうか。

まず、進学の基準については#2さんがお書きになっている通りです。加えて言うと、「圧倒的な活躍」しか推薦で考慮しない学校もあれば、「そこそこの頑張り」で考慮してくれる学校もあるのです。なので、勉強がそこそこまで「到達している」のなら、そこは本人(もしくは塾という他人)に任せて、子供がやる気になっているものをこそ応援したい気持ちは、親としてわかります。

さらには、今の風潮としても、「優先すべきは学業」というよりは「何か夢中になれるものを」と導く傾向にあります。なぜなら、何かに夢中になった経験のある子は、ベクトルさえ向けば、他のものにも夢中になれると考えられているからです。実際、がり勉よりは、チームスポーツに長けている学生のほうが、企業で使いやすいと考える管理職は少なくありません。

私の子供はたまたま、そこまで部活動に熱心ではなかったので、親も熱心にはなりませんでしたが、子供が好きなものを親が支えることで、その子は自分を肯定し、自信が身につくだろうし、そうなれば、勉強などその他のことでつまづいた時にも、起き上がるきっかけをつかみやすいだろうとは思います。実際、我が子は、熱心になれるものをバネに、何度も起き上がりました。

ただし、部活動さえ支えていれば、将来は安泰というわけでは決してないという点でも、#2さんに賛成ですし、親が子供を上回る熱を上げるとちょっと怖いです。とはいえ、その親御さんも、それをわかったうえで、そこまでは質問者さんに語らなかっただけだという可能性もありますよね。

いずれにしても、我が子が頑張っている姿を見るのは親としてこのうえなく気持ちがいいものですから、そこにハマっている部分は少なくないでしょう。そして中学生にもなると、親子で共有できるものが激減しますし、中学時代に体を動かすのはいいことだし、そのくらいやらせてあげようよ、いい絆になるじゃん、という思いは私にもあります。
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この回答へのお礼

御回答有り難うございます。
何故という点に鋭く切り込んで頂きとても良く理解することが出来ました。
>進学の基準~~
>今の風潮~~
納得です。彼の周囲でも、スポーツの成績はともかく、部活を続けたという点が評価されて中堅私大に入るケースがあると言っていました。
大学全入と、私大入学者の半数近くが、推薦という点を考えると、スポーツだけでも伸ばして、ベクトルさえ変われば大化けする可能性もありますよね。

>ただし、部活動さえ支えていれば、将来は安泰というわけでは決してないという~~
私の心配していたのはこの点ですが、どのくらい熱を入れて子供を導くかは家庭の方針で外部が口を挟む事では無いですよね。私の目から見て、過剰で押しつけではと思っても、当人は、少ないぐらいと思っているかも知れません。感じ方、考え方に個人(家庭)差があるところだと思いました。

お礼日時:2009/08/05 15:41

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