単二電池

現在中学2年生の生徒の家庭教師をしているのですが、どうも一般動詞とbe動詞の違いが理解できていないようです。

教科書に載っているような解説(be動詞は状態を表す、be動詞が用いられているときは主語=補語、などといったもの)はしたものの、腑に落ちた感じではありません。

少しわかりにくいかもしれませんが、

私は忙しい→私=忙しい→I am busy.
と同様に、
私は犬を飼っている→私=犬を飼っている→I am have a dog.
としてしまいます。


なにか上手に納得させることができるような教え方はないでしょうか?

A 回答 (6件)

中学2年生で「be動詞」と「一般動詞」の区別ができていないと英語への「苦手意識」が醸成されているかもしれません。

知らないうちに「キライ」な気持ちが強くなると後々本人が結構努力しても「思うように成績が上がらない」という悪循環に陥る可能性大ですね。この夏休みのうちになんとか出来るならやってあげたいところです。

英語の初期段階の基本は「基本文型」の暗記です。勉強というよりスポーツに近い「訓練」です。「英語→日本語→英語」を出来るようになるまで繰り返します。そのときは文法などという理屈は抜きです。「こう言うからこ言う」説明は最低限。「be動詞」という言葉も不要。「is,am,are」で十分。次の「一般動詞」も「is,am,are」以外の動詞と言えば十分。時々は「is,am,are」をまとめて「be動詞」というよ、と言うくらい。なぜかと言えば「be動詞」を使って便利なのは現在進行形の「形」を説明するときに「be(動詞)+~ing」と言えば煩雑でない(=つまり楽)ことくらい。

「基本文型」の暗記と並行して、「人称代名詞の書く変化の活用表」と「人称による(is,ame,are,was,were)(do,does)(have,has)の区別表」を作成し何枚もコピーし毎回小テストをしてこれも暗記させる。

以上の2点がうまくいけば大抵の生徒は「be動詞」と「一般動詞」の使用の区別で迷わなくなります。あとは

Do you play tennis? を進行形にせよ。

という問題の解答を

Do you playing tennis?

とするような「よくある間違い」について重点的に指導すればいいのです。

英語導入期の指導は指導者の指導経験の有無の影響が大きいです。無駄なことはさせず負担も最小限でなければいけません。

繰り返しますが「上手に納得させること」は必要ないレベルです。スポーツと同じだよ、といって訓練につきあってください。中2という時期は人生で一番記憶力がいい時期です。簡単に暗記できます。

Good luck!
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こんにちは、別に自慢するわけでもありませんが、私はtrgovecさんの仰る「ごくまれに特に困難なく英語を吸収できる人」に属するようです。

そういう人ほど、人に教えるのは難しいかもしれませんね。
でも、教え方として 日本語→英語をベースに教えていませんか?
あと、これは日本人が英語を学ぶ時って、文法に頼りすぎです。
こういうのって、小学生に教えるように文法よりも耳で何度も英語を聞いて理屈よりも感覚を掴ませた方が効果的ですよ。

蛇足ですが、「どこ行くの?」英語で何ていうか知っていますか?
“Where do you go?”ではなく、なぜ“Where are you going? ”になるか説明できますか? そういうのは 英語が出来る殆どの人は理屈よりも感覚で覚えていくんですけどね。
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この回答へのお礼

返信が遅れてしまい、申し訳ありません。

言語にたくさん触れることによってその言語の感覚を養ってもらうというのは、実用性の高い学習法だと思います。留学するというのは、こういうタイプの学習法なんでしょうね。

僕がこういう方法で英語を身に付けてこなかったこともあり、いきなり感覚で覚える指導に切り替えるのは難しいと思います。
もう少し勉強して、いろいろな方法の指導をこなせるようになりたいと思います。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2009/08/14 11:07

be を「は」と思っているようです。



私I はam 忙しいbusy
私I はam 飼っているhave 犬a dog

また
This is a pen.
これthis はis ペンa pen (です_)

このように思っている可能性もあります。なぜなら「これはペン」でも日本語的には充分意味が通り、「です」は語調を丁寧にするだけに付けていると思うのも無理はありません。同様に「私は忙しい」と「私は忙しいです」も同じように考えてしまいます。

日本語では形容詞は用言で動詞に近く、英語では名詞に近いという根本的な違いがあるので "S is 形容詞"型 の文はスムーズに理解できる子とそうでない子の違いが出るところです。

「これはペンです」のような文で「です」は(教科書だから)文を丁寧にするためについているのではない、be は「です・である/いる・ある」という動詞であることをまず理解させないとなりません。
「いちいち“です”とか“である”とか言わねーよ」という感想を持つかもしれませんが、日本語と英語は違うもの、英語は一文に一個動詞がないといけない(複文や重文はとりあえず置いておいて)、形容詞文は英語的には「忙しいです・大きいです」のように言うしかない、と理解させ、SVC の文を C を名詞や形容詞いろいろ変えてたくさん練習させます。少し慣れてきたら名詞と形容詞をランダムにたくさん与えてどちらなのか判断させる(普通名詞なら冠詞がつくことの練習にもなる。また名詞と形容詞の区別は教える側の、いわゆる“できる人”が思う以上に難しい)などの方法があります。

一般動詞の文は「動詞が2個以上ないこと」を徹底させます。たとえば「“飼っているです“はタラちゃんみたいでおかしいでしょ」とか言ってみるのもいいでしょう。「進行形は?am running とか言うじゃん」と言われたら「でも I runnning は間違いでしょ。ing が付いたものはもう動詞の力はないんだ。いわば“死んだ動詞だ”」(分詞が副詞や目的語を伴うなど動詞としての機能を有しているということはもっと先の話)

これは一例ですが、なんとか表現を工夫することです。教科書の説明が分かりにくいのは当然で、いかにも文法然とした説明は英語で初めて出会うようなものです。日本語に関して補語だとか状態とか動作とか説明したものに触れたことはおそらくないでしょう。いきなり「何言ってるか分からん状態」になるもの当然です。
また中学生相手でも、教えることができる自分たちはむしろ異常であるくらいに思うこと。自分が正常から異常になるときどんなことをしてきたかをよく思い出してみることです。教科書の説明をそのまま言っても理解できないのは当然と思わなければなりません。ごくまれに特に困難なく英語を吸収できる人もいますがこういう人は教える時にかえって苦労するかもしれません。
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この回答へのお礼

返信が遅れてしまい申し訳ありません。


僕自身、「です」は丁寧語の役割を持っていると思っていたので、指導する際は混同しないように気をつけたいと思います。

名詞と形容詞の区別は難しいものなのですね、頭に入れておきます。


>「でも I runnning は間違いでしょ。ing が付いたものはもう動詞の力はないんだ。いわば“死んだ動詞だ”」

「動詞がひとつである」ということを教える際、どのように説明したらいいのか悩んでいたところなので、こういう例を出していただけて非常に助かりました。

最後に書いてくださったことを意識して、これから指導の姿勢を考え直していきたいと思います。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2009/08/14 10:54

まずは、文章の構造として主語1つに対し基本的に動詞は1つであると教えましょう。

(このとき接続詞の例は一切出さないこと。ややこしくなるだけですから)
そして、英語の動詞には2種類あるということを教えましょう。
その2種類がbe動詞と一般動詞なんだ、と。
で、be動詞にはam is are was wereの5種類しかなく、これ以外で「動詞」と決まっているものは全て一般動詞である、と教えましょう。
be動詞さえキッチリ覚えられていれば、常に「これはbe動詞?違うなら一般動詞だよね」という教え方が必ず出来るはずです。

教科書に載っている内容は、優秀な子供には分かるかもしれませんが、ごく平凡な子には絶対に理解できない、言わばお役所言語みたいなものですから、
それを説明したところで理解できる子は上述のとおり一握りです。
それをいかに噛み砕いて中学生にわかるように説明するかが求められます。

ちなみに、公立の中学校では基本的に文型は教えないことになっていますので、補語とか目的語とかいう言葉はわからないかと思います。
(たまに教員の中でも好んで教える先生がおられるようですが。)

集団塾講師からのアドバイスでした。
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この回答へのお礼

非常に具体的な解答、ありがとうございます。
"be動詞"というくくりと"be動詞以外の動詞"というくくりで考えるというのは合理的で分かりやすいな、と思いました。

家庭教師になり、自分が(感覚で)理解していることと、他人に納得のいく説明が出来ることの差を痛感しています。
出来るだけ噛み砕いた説明が出来るよう、努力していきたいと思います。

公立中学校では文型は教えないんですね、初めて知りました。
ご指摘ありがとうございます。

参考にさせていただきます。
解答ありがとうございました。

お礼日時:2009/08/08 22:27

全く理解できていない生徒には、



『...です』のときには【be動詞】を用いる
『...ます』のときには【一般動詞】を用いる/【be動詞】は使わない

と教えてました。

どうでしょう?
納得してくれると良いのですが。。。^^;
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この回答へのお礼

日本語の内容で左右されないように理解してもらいたいのですが、すぐに得点に繋がると言うことを考えるとこの教え方にもメリットがあるように思います。

まず点を取ってもらって、やる気を起こしてもらうと英語の理解度も自然とあがってくるのかもしれませんね。

参考にさせていただきます。
解答ありがとうございました。

お礼日時:2009/08/08 22:14

中学生に文法を説明しても難しいと思います。


私も昔家庭教師をしたことがありますが、そのときはbe動詞と一般動詞は一緒には使わないと強引に教え込み、be動詞は「~です」「~にいる」という時に使う。他は一般動詞だと教えました。一般動詞の例をたくさん挙げて、違いを理解させたりもしました。

かなり強引だと思いますが。。。
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この回答へのお礼

たくさんの英語に触れてもらい、感覚で理解してもらうというのはある意味一番間違いのない方法かな、と思います。
僕自身、中学生の時は質より量(少し違うような気がしますが)という感じで覚えさせられて、それなりに身に付けていたことを思い出しました。

違いを定着させる時の参考にさせていただきます。
解答ありがとうございました。

お礼日時:2009/08/08 22:09

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