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アメリカの保健機構のガイドラインからみると、私の手指の関節や両腕の肘関節などの腫れや痛みがリューマチに当てはまるように思いますが、変形性関節症とリューマチは実際のところ違いはどこにあるのでしょうか?
日本と米国では基準が違うのでしょうか?
リューマチノイドが血液検査で異常なければ、変形性関節症とみなしてよいのでしょうか?

A 回答 (2件)

膠原病を専門としています。



(1)関節リウマチ
関節リウマチは関節の滑膜と呼ばれる部分が炎症を起こすことで関節のはれ、いたみが発生し、病状が進行すると軟骨がむしばまれ、骨の破壊を来します。
診断基準としては、アメリカリウマチ学会による以下の基準があり、
  (1)朝の手のこわばり30分以上
  (2)対称性の関節腫脹
  (3)3関節以上の関節腫脹
  (4)手首または手指MP関節またはPIP関節の腫脹
  (5)(血液検査で)リウマトイド因子陽性
  (6)レントゲン上の変化
  (7)リウマチ結節
以上項目のうち4項目を満足した場合に関節リウマチと診断します。従って、リウマチ因子が陰性でも関節リウマチと診断することはよくあります。特に、(1)~(4)の症状が当てはまった場合には膠原病専門医を受診されてはいかがでしょうか?

*MP関節は指の根元の関節、PIP関節は根元から2番目の関節のことを指します。一番指先に近い関節はDIP関節といいます。
(2)変形性関節症
整形外科が専門分野となりますので病気の原因については詳しくありませんが、関節リウマチとの違いは、
 (1)関節リウマチの関節のはれは、比較的やわらかく、変形性関節症では硬い。変形性関節症は、骨の一部分が大きくなるからです。
 (2)変形性関節症はDIP関節によく起きますが、関節リウマチがDIP関節に来ることはほとんどありません。ご心配の症状はDIP関節でしょうか?

この回答への補足

お返事 ありがとうございます。こわばりについては、ほぼ一日中あります。人差し指や薬指については第二関節が対称的に腫れています。特に人差し指については、曲げられないくらいに痛むことがあります。PIP関節にあたると思えます。
関節の痛みは現在では全指に見られます。ただ、骨の一部が大きくなっているようにも思います。それ以外にも、関係があるのかわかりませんが、肘の関節についても両肘ともに押さえると痛みのある部分があります。股関節についても、右側は
整体だけでは調整できない、多分 手術が必要なのではないかと思える痛みがあります。ちなみに、私は現在67歳です。

補足日時:2009/09/23 12:21
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まったく違います。


【変形性関節症】
老化現象により、関節軟骨の慢性退行性変性による
関節破壊。
骨棘形成。
【慢性関節リウマチ】
自己免疫異常により、関節の滑膜が慢性・進行性に炎症を起こして
破壊されていく疾患。
関節の滑膜に肉芽組織形成。
膠原病です。
リューマトイド因子陽性のことが多い。

リューマチノイドが血液検査で異常なければ、
変形性関節症とみなしてよいのでしょうか?
→慢性関節リウマチの可能性は否定できない。
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この回答へのお礼

早速の お返事 ありがとうございます。
大変 参考になりました。 

お礼日時:2009/09/23 12:47

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