
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
横から失礼します。
>Cは固体だが固体であるCがO原子2個とくっつくと全体的に気体になる、という考え方でよいのでしょうか?
ここで C という記号で何を表しているのか、ご自分ではっきり意識していますか?
前半の「Cは固体」というとき、C は「炭素」という単体を表していることになります。炭素原子が多数集まって、物質を形作っている状態です。通常、「黒鉛」と呼ばれる、真っ黒けの固体です。(原子の結合の具合によって「ダイヤモンド」になっていることもありますが)
後半の「CがO原子2個とくっつくと」というところでは、C で「1個の炭素原子」を表していることになります。原子1個をとりだして、これが固体か気体か、ということはできませんので、「固体であるCがO原子2個とくっつくと」という言い方がおかしいことになります。
固体・液体・気体の違いは、1個1個の原子・分子自体のもっている性質の違いではなく、原子・分子の集合状態の違いです。
No.2
- 回答日時:
物質の三態を考える際、分子レベルで考えると良いでしょう。
ダイヤモンドや黒鉛(ともに固体)は、炭素原子のみが結合してできてた単体の分子です。
一方、二酸化炭素やメタンなどの化合物(ともに気体)は、
炭素原子に、酸素や水素などの他の原子が結合している分子です。
分子が異なれば、固体・液体・気体といった状態もまた異なるのです。
ところでダイヤモンドと黒鉛の関係ですが、同素体の関係にあります。
どちらも炭素原子のみからできているのですが、
原子の配列や結晶の構造が異なるのです。
リンの単体である黄リンと赤リンの関係もそうですが、
同素体同士も、固・液・気の状態や他の物理的性質が異なるのです。
(詳しいことはウィキペディアなどでお調べください)
炭素を含む化合物(分子)は無限にあります。
人間の身体の構成物質である、
糖・タンパク質・脂質その他の有機物には炭素が含まれています。
炭素原子を含む“油”と呼ばれるものにも、蒸発しやすいものから、液状のもの、
どろっとした半固体状のもの、固体状のものといろいろあることがわかると思います。
まずは、分子(原子が集まってできたひと固まり)が違えば
状態や性質が異なるということを押さえておいてください。
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