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陽子の質量が電子の質量の約1800倍なのは何故ですか?

A 回答 (2件)

wikipediaのクオークにあるクオークの質量の項を参考にしてください。



参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%82%A9% …
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

いただいたアドバイスをもとに少し勉強して、自分なりにまとめてみました。間違ってるところや怪しげなところがありましたら、指摘していただけるとうれしく思います。

(1) 陽子の質量が陽子をつくるクォークの質量の和よりもずっと大きいことは、カイラル対称性の破れにより説明できる。

(2) 格子QCDで計算すると、核子の質量と核子をつくるクォークの質量の比 mN/mud を、ゲージ結合定数 g から求めることができる。
http://arxiv.org/pdf/0906.3599 を参考にしました。

(3) ヒッグス機構によると、核子をつくるクォークの質量と電子の質量の比 mu/me, md/me は、湯川結合定数の比 fu/fe, fd/fe にそれぞれ等しい。
http://www.th.phys.titech.ac.jp/~oka/lectures/HE … を参考にしました。

(4) 標準模型では、ゲージ結合定数と湯川結合定数は、パラメータである(標準模型の枠内ではゲージ結合定数と湯川結合定数の値は決まらない)。

お礼日時:2009/10/03 13:03

私はそんなにきちんと理解しているわけではありませんが


(1),(3),(4)についてはいいのではないでしょうか?
(2)の格子QCDの話は全然知りませんが、インプットは
結合定数とクオークの質量、アウトプットがハドロンの
質量ではなかったでしょうか?

(1)の「カイラル対称性の自発的破れ」については
岩波からでている
「素粒子論の発展」南部陽一郎:江沢洋編
にいくつか南部先生自身の解説があります。
それが分かりやすいと思います。
よろしければ図書館か書店で見てみてください。
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この回答へのお礼

> (2)の格子QCDの話は全然知りませんが、インプットは
> 結合定数とクオークの質量、アウトプットがハドロンの
> 質量ではなかったでしょうか?
そうですね。比をとればいいかなって思ったんですけど、mNがmudに比例するわけじゃないから(2)のような書き方はだめですね。

ご紹介いただいた南部先生の本も読んでみます。
ありがとうございます。

お礼日時:2009/10/03 23:01

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