プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

ウィキペディアによると、
銀行は預金を受け入れ、その資金を誰かに貸し出す。その過程で信用創造は発生する。以下は、そのプロセスの例である。

1.A銀行は、X社から預金1000円を預かる。
2.A銀行は、1000円のうち900円をY社に貸し出す。
3.Y社は、Z社に対して、900円の支払いをする。
4.Z社は、900円をB銀行に預ける。

この時点で銀行預金は1900円に増えているというのですが、2の段階でA銀行は1000円のうち900円をY社に貸したのですから、100円しか残らないのでは???

初歩的な質問ですいません。ご回答よろしくお願い致します。

A 回答 (1件)

> この時点で銀行預金は1900円に増えているというのですが、2の段階でA銀行は1000円のうち900円をY社に貸したのですから、100円しか残らないのでは???



A銀行には100円しか残りませんが、X社は預金を1000円持っていることに変わりはありません。Z社が900円預けた段階で、Zの預金は900円になりますから、合計で1900円の預金があります。

銀行がA銀行しかない(Z銀行が預ける先をBではなくAとします)とすれば、銀行は、
1.預金として1000円を受け入れる
2.そのうちY社に900円を貸し出す。残りは手元に置いておく
4.Z社から預金として900円を受け入れる
ということなので、この時点まででは、1900円を預金として預かり、1000円を現金で保有し、900円の債権を持っている、という形になります。
したがって、900円分の「信用が創造された」わけです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

なるほど!! よくわかりました!! ありがとうございます!!

お礼日時:2009/10/04 12:37

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!