人生で一番思い出に残ってる靴

指定校推薦で決まった大学で、第二外国語としてフランス語、ドイツ語、イタリア語のどれを勉強するか迷っています。いくつか同じような質問が過去にあったようなので読んでみましたが、フランス語は比較的有効に使えるというご意見や、イタリア語が簡単だというご意見、好きなものを選べばいいというご意見など様々でした。私は大学の心理学部で精神医学を勉強したいのですが、医学に関連するとやっぱりドイツ語とかの方がいいのでしょうか。心理学を専攻なさっている方、あるいは専攻なさっていた方のご意見が聞きたいです。宜しくお願い致します。

A 回答 (6件)

今時、医学といえど英語以外の言語を使う機会は殆ど無いでしょう。

ですので本業の学業に役立たせるという意味でなら、英語に集中し、第二外国語は単位が取れる程度でやるのが一番いいと思います。どの言語をやるかも完全に自由にやりたいものを選べばいいです。(第二外国語なんて99%の人は講義が終わったら綺麗に忘れます)

ですが、第二外国語をやることは決して無駄ではありません。既に馴染みのある英語以外にも語学をやると、語学全般に共通する勉強方法のコツのようなものが見えてきますし、これまでの英語の蓄積が莫大である事も実感することになるでしょう。

特にフランス語とドイツ語は、歴史的に英語との関係も深く、英語だけを勉強しているのでは気づかなかったことも得られ、英語の学習にも必ずプラスに作用します。

私の詳しいドイツ語に関して少しだけ紹介しておきます。

ドイツ語は論理的だとか、文法が難しいとか言われますが、他の言語に比べて特にそうだとは全く思いません。単にドイツに対するイメージに起因する思い込みだと思います。

文法に関しては、名詞に文法性(男性・女性・中性)の区別があり、性によって冠詞や形容詞の形も変わってきます。この文法性は、実際の性別(自然性)と同じであることも多いですが、ほとんどの語では関係がありません。例えば、Vater(父)は男性、Mutter(母)は女性で、なるほどと思いますが、Maedchen(少女)は中性で、Tisch(テーブル)は男性です。文法性は英語にはありませんが(shipをsheで受けるのは文法性ではありません)、印欧語全体で広く共通して見られる概念です。ただ、イタリア語の性は語尾から判断できるのに対して、ドイツ語では基本的に全ての名詞に対して性は丸暗記するしかありません(もちろん語尾から判断できるものもあります)。

名詞には、性(男性/女性/中性の3つ)・数(単数/複数の2つ)・格(主格/対格/与格/属格の4つ)の区別があり、これらによって名詞につく冠詞・形容詞の形が違ってきます。英語でも数と格の区別はありますが、代名詞以外では格変化しませんよね。格とは文章中での句の役割を示すもので、日本語の「私は彼女にペンをあげた」でいう「は」「に」「を」などの助詞に相当します。英語では代名詞以外で格変化が失われているため、句の役割は語順で規定されます。つまり英語では語順が重要で勝手に動かすことはできません。一方でドイツ語では、冠詞などにより名詞の格が表示されるため、文中での句の位置は比較的自由に動かすことができます。先ほどの文を日本語で「ペンを彼女に私はあげた」と言えるのと同様です。

また、英語と違う点は前置詞によってその後につづく名詞の格が決まっています。例えば、zuという前置詞(英語のtoに相当)は、その後に与格(3格)の名詞を取るので、これにあわせて冠詞の語形を変化させなければなりません。前置詞によりどの格を取るかは決まっているので、これも覚えなければなりません。とはいえ前置詞の数は比較的限られているので、覚えるのはそこまで大変なことではありません。

発音に関しては、英語より日本人には取っ付き易いと思います。また、英語よりも遥かに綴りと実際の発音の対応はしっかりしています(平仮名ほどではありませんが)。おおむねローマ字的に読めますが、若干の規則は覚えなければなりません(例えばsは/z/で発音するなど)。文字に関しては、英語で使われるアルファベット26文字以外にも、エスツェットとウムラウトのドイツ語特有の文字があります。

ドイツ語は文法が大変だと言われますが、文法規則などは覚えれば済むことなので大したことはないです。大変なのは、上でも述べたように名詞の性を覚えないといけないことと、英語に比べて各種の語形変化が不規則もしくはパターンが多いということ点です。これらは基本的に1つの語につきそれぞれ丸暗記になります。例えば、英語なら複数形はほとんど全ての語で-sをつければいいだけで、例外が少しだけある程度です。ところがドイツ語の複数形のつくりかたは、完全に不規則なものを除いても、無語尾型・e型・er型・(e)n型・s型があり、さらに無語尾型とe型には幹母音が変化するタイプとしないタイプがあるので、7つのタイプがあることになります。名詞は性だけでなくこれらも覚えないといけません。動詞の変化、形容詞の比較・最上級の変化に関しても、英語より不規則な部分が多いです(動詞変化は英語も不規則が多いですが)。こう考えるとドイツ語が論理的だなんて言えないと思います。論理的な言語であれば不規則な変化は少ないはずですね。

大変な面ばかりの強調になりましたが、やりがいのある面白い言語だと思うのでぜひチャレンジしてみてください。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

お返事が大変遅くなってしまって
申し訳ありません

興味深い回答ありがとうございます
英語とはまた違った文法のドイツ語は
大変かとは思いますが
2年間頑張ってみようと思います
ありがとうございました!

お礼日時:2010/02/26 23:24

医学・法学・哲学あたりならドイツ語が無難ですね。



昔ほどは必須ではないですけどね。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

お返事が大変遅くなりました
ありがとうございます

そうなんですか!
ではドイツ語にしようと思います

お礼日時:2010/02/26 23:21

今までの回答から独仏で決める方向になっていそうですので、即物的な面から一点。



ドイツ語は文法構造を覚えるのが面倒でしょう。システムがかなり細かく決まっているため、覚えてしまえば逆に楽なのですが、覚えるまでが大変です。逆にフランス語は文法的にはむしろ楽ですが、リエゾンや黙字などがあり、書かれているものを音読する、または聞き取りが難しいです。

内容や精神医学者で考えた後、どちらが自分にとって負担になりすぎないかを考えるのも良いかと思います。最新研究動向は英語が中心になると思いますので、興味関心と共に負担の面からも考慮しておいた方が良いでしょう。一年間の必修科目では、実際に使えるほどの語学力を身に付けることは不可能ですので。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

お返事が大変遅くなってしまって
申し訳ありません

回答ありがとうございます
英語がやはり重要なのですね
単位取得と将来へ向けての勉学の
負担にならないように選択しようと思います
ありがとうございました

お礼日時:2010/02/26 23:27

フロイトなどの研究を知りたいのなら、ドイツ語をと言うことになりますが、本当に使えるまで外国語を学ぶのには、相当努力しないと第一外国語でも難しいと思いますよ。

私が教養課程で心理学の授業を聴きましたが、その先生は”夜と霧”の翻訳者でしたので、ドイツへ留学されておられた方です。かなりドイツ語は、特に専門分野の、お出来になったと思います。
第二外国語は、要するに ダニ学で真剣に学ぶ”頭”の訓練の資料と考えたら如何ですか? 何を学ぶのに必要なことだと思います。

勿論、最近は英語で専門論文を書いたり読んだりする力が無いと専門家として立ち行かないと思いますが、できるのなら研究で必要な資料は
原書で読めれば、英語とか日本語への翻訳を読むより、より好い筈です。

フランス語とドイツ語はイタリア語に比べて辞典や参考書などがずっと揃っていますし、実際に学習者や使える人の人数も数倍も多いと思います。第二外国語が必須でしたら独仏のどちらかをお勧めします。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。
やはりドイツ語がいいのでしょうか。
原書を読めるレベルまで私がついていけるか不安ですが、
大学の一回生では第二外国語が必須なので、
ドイツ語かフランス語を頑張ろうと思います!

お礼日時:2009/10/11 12:52

インターネットの時代ですから、英語を勉強するのが一番大事かと思います。


それ以外の外国語は余技として勉強するものですから、自分の興味のままに。一応参考URLを見られると良いかと思います。

参考URL:http://okwave.jp/qa1271283.html
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。
大学に入ってからTOEICも受けようとは考えているので
やはり英語をするのが一番ですよね。
参考URLありがとうございました。

お礼日時:2009/10/11 11:26

クレペリンやブロイラーなど、有名な精神医学者には


ドイツ人(ブロイラーはスイスの人だったかな)が多いので、ドイツ語がいいのではないでしょうか。
ただ、ピネル、モレル、ジャネといったフランス人の精神医学者もいるので、
一度精神医学史を調べてみて、誰のどの研究が自分の興味に一番近いかで、
ドイツ語かフランス語かを選んでもいいと思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。
モレルなどのフランスの精神医学者は知りませんでした!
やはりドイツ語かフランス語の二択ですね。
精神医学史を調べて、よく考えてみようと思います。

お礼日時:2009/10/11 11:36

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!


おすすめ情報