【お題】引っかけ問題(締め切り10月27日(日)23時)

平安時代の男性の帽子が源氏物語(漫画のですが)を読んだところ2種類出てくるのですが、
かぶっている帽子によって位が違ったりとか年齢が違ったりするのでしょうか?
詳しく教えていただけるとありがたいです。
データ添付致しますのでご参考下さい。

「平安時代の男性の帽子」の質問画像

A 回答 (4件)

左側の帽子は「冠(かんむり)」右側は「烏帽子(えぼし)」です。



烏帽子は鎌倉時代あたりまでは、成人男性ならどんな身分の人でも
つけていました。つけていないことはすごく恥ずかしいことだった
ようです。日常的に身につけているものです。身分によっていろいろな
かたちの烏帽子がありました。

「冠」は宮中に参内する時、または私的な時でも大きな儀礼の時には身につけます。貴族・上級武士等は参内するときは束帯・衣冠・直衣といった装束にかならず「冠」をかぶっていました。
ただし、あくまで「参内できる身分の人」「身分が低くても天皇と直接関わりがある人々」だけが必要とするものです。
この「冠」も文官用武官用等色々な種類があったようです。
天皇や皇太子はつねに「冠」姿でした。
この方々は自分自身が「公」的存在であったから という
のが理由のようです。譲位した「上皇」は、烏帽子姿を許されました。

烏帽子はときに女性がかぶることもありました。
かぶったのは「白拍子」や「曲舞々」「女猿楽」といった男装の
女性芸能者たちです。こちらはあくまで「扮装」「舞装束」としての
烏帽子であって、彼女たちが日常的にかぶっていたというわけでは
ありません。

参考までに。
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この回答へのお礼

わかりやすく記述して下さったので、良回答とさせていただきました。
ありがとうございます!

お礼日時:2009/10/14 10:57

小さいのが冠。


大きいのが烏帽子。
冠は フォーマルウェアで、
烏帽子はビジネスウェアです。
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公家は、「円筒状の立烏帽子」 烏帽子の中では最も格式が高い。

狩衣(まれに直衣にも)に合わせ、左右から押しつぶした円筒形。

武家は「少し先が折れた折烏帽子」 髻巾子形の部のみを残して他をすべて折り平めて、動作に便宜なようにした烏帽子で、武士や庶民が使用した。
詳しくは、こちらをご覧下さい。
   http://www.kariginu.jp/kikata/2-2.htm
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この被り物は「烏帽子(えぼし)」と言います。


階級によって形態が違います。
また余り知られていませんが女性用もありました。

http://100.yahoo.co.jp/detail/%E7%83%8F%E5%B8%BD …
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