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わたしはSF小説家を目指しているモノです。
最近のSFは物理学の基礎から想像したファンタジックなモノが多くあります。
その最も多く使われるところは物理学を空想を交えて応用したエンジンやロボットや戦艦などです。
わたしも独自の機械系物質を動かすためのエンジンを空想しますが物理知識が少なく中々物理理論から空想する事ができません。
そこで皆様からアドバイスを頂きたく質問しました。
どうすれば空想の世界の中に物理学の知識のかね合わせたモノが作り出せるのでしょうか。
例えば分かりやすい物理学の書籍から膨大であり、莫大なエネルギーを生み出す事ができる想像性を生み出せたりできるといいのですが。
できれば、物理学の基礎及びエネルギーの発生について書かれた書籍が欲しいのですが。
甘えたお頼みかもしれませんが、アドバイスどうぞ宜しくお願い致します。

A 回答 (4件)

スタート地点が違うのではないでしょうか。


物理学の特定のトピックに対する解説などには、おっしゃるような、確かな(多くの場合は膨大な)知識をバックグラウンドにして、核となる技術以外の部分については空想とも呼べる大胆な仮定を導入して、対象となる事象の核をわかりやすく(そして面白く)説明したものがあります。
しかし、SF小説なら、最初に空想があり、味付けに物理法則を引っ張り出すというのが常道ではないでしょうか。いわゆるハードSFの世界でも、中核となる現象や技術以外についてまで物理学的検証がなされるものは稀です。
そして、たとえば高校生向けの物理学の参考書を読んでいるうちに、空想の世界に漂い出てしまうような方でないのなら、少なくともSFという分野は後回しにして、小説の腕を磨かれた方がよろしいかと思います。
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この回答へのお礼

厳しいお言葉ありがとうございます。
わたしの話はSFがメインではなく、中世ファンタジーをメインにちょっとした機械を交えてみる感じです。
なので、多分アニメなどを見ていないと分からないかもしれませんが、相転移エンジンとか光粒子エンジンなどと言った物体を動かすために必要な動力源について試行錯誤している訳です。
初めは原子の反物質運動を考えたのですが、それは既に使われていて盗作になってしまうのでどうしていいものかと思いを馳せています。
ただ1つ気になる文章があります。

>そして、たとえば高校生向けの物理学の参考書を読んでいるうちに、空想の世界に漂い出てしまうような方でないのなら、少なくともSFという分野は後回しにして、小説の腕を磨かれた方がよろしいかと思います。

わたしは高校では理数系にいましたが、やはり理数系でなくても大学の物理知識ぐらいは必要だと感じています。
これは反論ではなく、ただ感じたままを書いたまでで機嫌を損ねてしまったのならお詫びします。

お礼日時:2009/11/16 09:02

というか、その「つじつまを合わせる事」自体がSF(特に物理法則などの世界観を設定するSF)ではないかと。



試しに一読すると良いかと思うのはエーテル理論
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%BC% …

SFじゃなく、実際の物理学で想像され、結果的に後に提唱された特殊相対性理論などにより否定され廃れた理論です。
いろんな視点から検証され・説が生み出され、最終的にどうなったか?という流れがあります。

ここで何らかの「if」を付けてやれば独自のSF理論の元となる訳です。

例えば、元となったのは「光の伝播媒体」だけど、コレが別のエネルギーの事を論じていたら?とか。
理論では説明されない現象のどれかを「実は説明できた」と強引に設定する事で歪んだ結論とか。

そんな感じです。




また、SF設定で物理法則を構築するのもありますが、そこからもたらされる社会学を取り入れるというのも一例。
または逆に、ある社会現象を強引に説明するのに、架空の物理法則を作る…という発想もアリでしょう。


一例ですと。
漫画「超人ロック」では、「ロンジット鉱」という金属が非常に高い価値を持ち、桁外れに高価な絶対の価値を持ちます。

何故かと言うと、宇宙を飛び回るための強力なエンジンやHDドライブ(ワープみたいなもの)のために欠かす事ができないため。
そのため宇宙社会を構成する重要な要素となってる…という訳です。

現状の人類社会ですと、金本位制はほぼ崩れてますが、別の視点からソレ同然のものをつくり出してるわけです。
→宇宙時代の人類の、独自の価値観→これもSFって訳ですね。


余談。
ちなみに、上記の「ロンジット鉱」でググれば、超人ロックのSF設定についての考察ページを見る事ができると思いますが、その論理展開・SFの歴史観などは一見の価値があるのではないかと。
エスパー超人ロックを扱った作品だけに、超能力に関するものの発想はバリエーションに富んでいます。
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この回答へのお礼

いろいろとアドバイスを頂き、感謝します。
エーテルのWikiですか。
見させてもらいましたが、いまいち結局エーテルというものはどういうものなのかが掴み取れずに終わってしまいました。
わたしとしては地球外で、未来の乗り物などを動かすための動力源となるための情報がほしくて今回質問しました。
もっと枠を広くすれば、爆発的なエネルギーを半永久的に出力し続けるための要素ですね。
アニメの中では相転移エンジンや光粒子エンジンなどが挙げられますが、でも、アニメだから勝手に造り上げられたのではなく、ちゃんと動力源についての説明も盛り込まれています。
裏づけというヤツですね。
だから、裏づけ無しに勝手には造れないのが今四苦八苦して新しい動力源を生み出そうとしている理由です。

>ちなみに、上記の「ロンジット鉱」でググれば、超人ロックのSF設定についての考察ページを見る事ができると思いますが、その論理展開・SFの歴史観などは一見の価値があるのではないかと。
>エスパー超人ロックを扱った作品だけに、超能力に関するものの発想はバリエーションに富んでいます。

超人ロックについては教えて頂き、誠に感謝します。
まだ読み途中ですが、おっしゃる通り読んで損はしない一見の価値があります。
後はやはりわたしの発想力の有無でしょうか。

お礼日時:2009/11/16 11:16

なんとなくお考えになっていることはわかるような気がしますが、それは大変なことになりますよ。



物理学の基礎ということであれば、岩波書店からでている「物理入門コース」全10巻はお勧めだと思います。確か大学1・2年生用の物理の教科書です。
同じく岩波書店から出ている「ファインマン物理学」(全5巻・・・だったはず)は大変人気のある教科書です。

で、物理学の基礎を勉強して、つぎはエネルギー論・・・・・
これではいくらたってもSF小説にたどり着けそうにありませんね。
ここは、手っ取り早く、ブルーバックスかなんかで興味のある物から読んでいくといいと思います。

科学啓蒙書ということであれば、ガモフの本なんかは私は好きです。内容がだいぶ古いし、もう手に入らないかもしれませんが。
アシモフの科学エッセイなんかも、想像を膨らませてくれるような気がします。
雑誌の「ニュートン」は、夢のある話が多く、多分この雑誌の路線がpersonaさんの目指している路線に通じるではないですかね。

ただ、本当に科学を勉強して、あっと驚くようなアイデアを考えついたら、たぶん小説にするより、そのアイデア自身を売り込んだほうが、お金にも名誉にもなるはずです。

ですから、良くできたSFは、多分科学技術的にもっともらしいが、あまりその詳細に踏みこまない、という風にしているようですよ。
こんなことは、私が書くより先に実践されているかもしれませんが、SF小説を読み込んで手法を研究するのも、ひとつの方法かもしれません。
エネルギーということであれば、アシモフの「神々自身」は将に夢のエネルギーをめぐるストーリーです。
野尻抱介の「太陽の簒奪者」は異星人がエネルギーを求めて太陽にやってくるという話です。

もうひとつ、科学技術に重点を置きすぎると、すぐ古くなってつまらなくなってしまいます。
スタニスワフ・レムの「惑星ソラリス」にニュートリノを材料にして、生きた人間をコピーするというのがあります。今読むとなんかいかにも作り物のアイデアみたいです。
でも、幸いなことに、そんなテクニックが話の中心ではないので、未だに傑作といわれて、21世紀になってもまだ映画化されるほど、すばらしいSFになっています。
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この回答へのお礼

返事が送れて大変申し訳ありません。
確かに、物理学を学んだだけではダメなのはいろいろな人のアドバイスも含めて分かってきました。
という事は小説を書くのに必要な発想力が欠落しているのかもしれませんね。
また、いろいろな本を教えてくださり、大変感謝しています。
ここに書かれた本は全ての本を調べてみようと思っています。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2009/12/18 18:09

 私は創作を目指したことがないのですが、お気持ちは分かるような気がします。

SFから物理学に興味を持ったクチだからです。そして肝心のSFより物理にはまってしまいました。

 ただ、基礎を知るだけでも大変です。今では、高校物理でも特殊相対論や量子力学は出てきます。ただし、特殊な場合しか取り扱いません(たとえば加速度運動は等加速度だけ、など)。もうちょっとがんばるとすれば、大学教養学部向けの総合教科書になります。でも、高校数学で習わない微分方程式あたりは勉強しなければなりません。それでも使えないと思うので、次に進むとすれば#3 boc-ian様の仰るような教科書になります。必要な物理学だけでも大部数だし、勉強しておくべき数学も大変で、多分、挫折すると思います。

 それに、もしかして物理学を理解すれば、奇抜なことが思いつけるとお思いではありませんか? 実は学べば学ぶほど、日常世界では奇妙なことが起きないことが分かるはずです。

 これが啓蒙書ですと、相対論なら光速あたりの奇妙な現象、量子論ならミクロな世界のおかしな話が次々に面白おかしく語られます。著者は前提知識がない方々にも興味を持ってもらうことが大事ですから、当然のことです。でも、よく考えるとそういうのは日常と無縁です。まあ、シュレディンガーの猫みたいなのが例外としてあることはありますが(だからフィクションで頻出だったりしますね)。

 日本では柳田理科雄氏の空想科学読本シリーズが(間違いが多いとの指摘はありますが)、フィクションを現実に持ち込んだら大変なことになることを話題としてますし、海外では本職の物理学者がもっと本格的にフィクションの穴を論じたりしてます。

 質問者様には質問者様の得意分野があるはず。それを生かせばよいのではないでしょうか。物理学については、ブルーバックスなどの啓蒙書にとどめるのを基本として、必要に応じて分かる範囲でつまみ食いする程度とされたほうがいいような気がします。
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この回答へのお礼

返事が送れて大変申し訳ありません。
cozycube1さんの指摘されている点はほとんど的を射ています。
それに加えてアドバイスを読むことにより、自分の方向性が間違っている事にも気付きかされました。
やはり物理学を肥大化してフィクションを作成するには発想性、想像力が足りないのでしょうね。
この路線で進むのを諦めなければないのですかね。
いろいろと参考になりました。
どうもありがとうございます。

お礼日時:2009/12/18 18:02

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