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はじめまして。「トップを落とせばあとは簡単」という意味のことわざがあったと思うのですが、どんな言葉だったでしょうか?確か荘子?か誰かの言葉だったような・・・。よろしくお願いします。

A 回答 (6件)

#2



『杜甫-前出塞』の該当部分を引用いたします。
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原文「挽弓当挽強 用箭当用長 射人先射馬 擒敵先擒王」
※ここでは最後の「賊」が「敵」となっています。

訳「弓を引くなら、張りの強い弓を引き、矢を使うなら長い矢にするのがよく、人を射るならまず馬を射ることで、敵をとりこにするなら、まず王を生け捕りにするのがよい」『成語林』
************************************
この訳の流れを見れば、「強いもの」「頼りになるもの」ということなので、「人を~」に関しては上記ことわざ辞典の解釈で合っているような気がします。
「将>馬」となるので、「将を~」はこれから派生した別の意味になるように思います。
国語辞典では同じ意味とされているようですが。

しかし、仮に上記ことわざ辞典の二つの意味(「人」「将」)が大辞林などと同じであるとしても、

「賊を擒(とりこ)にせんには先(ま)ず王を擒にせよ」
は質問者様のご希望にそっているように思います。

|・賊を擒(とりこ)にせんには先(ま)ず王を擒にせよ

|賊を捕らえようとするなら、まず首領を捕らえよ。
|物事の枝葉を論じないで最も根本のものに注目せよの意。

兵法三十六計とは
http://www.7key.jp/data/thought/heihou36kei.html
> 擒賊擒王(きんぞくきんおう)
>
> 賊を擒えんには王を擒えよ(ぞくをとらえんにはおうをとらえよ)。兵法三十六系の第十八計。敵のキーパーソンを見極め、その人物を無力化し、導き手を奪われた敵全体を無力化させる計略。またはその人物を味方に引き込んで、敵全体を取り込む計略とも解釈される。

三十六計
http://www1.interq.or.jp/t-shiro/data/etc/36kei. …
> 賊を擒えるには王を擒にせよ
>
> 敵の主力を壊滅させるためには,その首領を捕らえて勢力を瓦解させるという計略。杜甫の『前出塞』詩の六に「人を射ば先ず馬を射よ。敵を擒にせば先ず王を擒にせよ」とあり,物事を極めるには要を押さえることが肝心である。

擒賊擒王
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%93%92%E8%B3%8A% …
> 敵の主力を叩き、指揮官、中心人物を捕らえられれば、(末端の部隊といちいち交戦せずとも)敵を弱体化できるという、攻撃目標選択の妙と、効果判断の重要性を教える計略。

長々と失礼いたしました。
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将を射んとせば先ず馬を射よ 敵をとりこにせんとせば先ず王をとりこにせよ

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こんばんは。

No.2です。
ニ分割になります。

> 逆のことわざではないでしょうか?大きいもの(将)を手に入れるためには、まず小さいものを(ウマ)ということですよね?

質問者様のおっしゃるように、「将」の場合はそういう意味になるようですね。
大辞林、大辞泉では「人」と「将」のどちらの場合でも同じ意味のようですが、
ことわざ辞典では少し意味が違っているようです。

> > 人(ひと)を射(い)んとせばまず馬を射よ
>
> →将(しよう)を射んと欲(ほつ)すればまず馬を射よ 『大辞林』
>
> 《杜甫「前出塞」から》敵を屈服させ、また人を意に従わせようとするには、周辺から攻め落とすのが早道である。将(しょう)を射んと欲すればまず馬を射よ。『大辞泉』

> > 将(しょう)を射んと欲(ほっ)すれば先(ま)ず馬を射よ
>
> 《敵の大将を射ようと思うなら、まずその乗っている馬を射て、その後にその者を射よの意から》大きな目的を達するには、それに直接あたるより、周辺のものからかたづけていくのが早道である。
> [ 大辞泉 提供:JapanKnowledge ]
>
> 武将を射とめようとするなら、まずその乗っている馬を射とめるのがよい。目的を果たすには、その周囲にあるものから、手をつけていかなければならないことにいう。人を射んとせばまず馬を射よ。
> [ 大辞林 提供:三省堂 ]

『小学館故事俗信ことわざ大辞典/小学館故事ことわざの辞典』から引用してみます。

|○将を射んと欲すればまず馬を射よ

|敵の大将を射ようと思うならば、まずその乗っている馬を射て後にその者を射よ。
|大きなものや主目標を攻撃する場合には、直接そのものを狙うより、その周囲にあるものをまず攻撃するのがよいというたとえ。

|○人を射んとせば先ず馬を射よ

|相手を屈服させようとするならば、まずその頼みにしているものから攻め落とすのが成功の早道であるというたとえ。
|[出典]「射人先射馬、擒賊先擒王」
|〈訓読〉人を射るには先ず馬を射よ、賊を擒にせんには先ず王を擒にせよ
|『杜甫-前出塞』

これを見る限りでは「人」から派生したことわざが「将」といえそうです。
「将」がくることで若干意味が変わってきているようにも思えます。

#1
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》 「トップを落とせばあとは簡単」という意味のことわざがあったと


》 思うのですが…

貴方の思い込みによる間違いでは?
「トップを落とせばあとは簡単」は“当ったり前”過ぎて諺にならないような。
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こんにちは。


次の故事が取りあえず浮かびましたがいかがでしょうか。

・賊を擒(とりこ)にせんには先(ま)ず王を擒にせよ

賊を捕らえようとするなら、まず首領を捕らえよ。
物事の枝葉を論じないで最も根本のものに注目せよの意。
[出典]「射人先射馬、擒賊先擒王」
〈訓読〉人を射るには先ず馬を射よ、賊を擒にせんには先ず王を擒にせよ
『杜甫-前出塞』故事ことわざの辞典より
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ヒント


将 馬
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この回答へのお礼

ヒントをありがとうございます(笑)。
私も、ここに書き込む前にこれかなと思ったのですが、将を射んとすれば・・・は逆のことわざではないでしょうか?大きいもの(将)を手に入れるためには、まず小さいものを(ウマ)ということですよね?
その反対で、一番上を落としてしまえば、あとはなし崩し的に手に入る・・・みたいな意味の諺です。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2009/11/27 14:07

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