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友人がプログラマーを目指しています。
入社した会社では連日、厳しい研修が行われ、
コボルという言語を習っているようです。
でも、なんか様子がおかしいのです。
会社の規模に比べて採用人数が多すぎるんです。
で、続々と辞めてるんです。
友人はなんとかスキルを身につけたいから、とがんばっていますが
そもそもコボルって、最近聞かない言語ですよね?
コボルを身につけてプログラマーやSEとして先はあるんでしょうか?

A 回答 (11件中1~10件)

まだ締め切られていないので、一言。


大手メーカでSEを35年経験しました。担当した業種で適用していたパッケージソフトは基幹部分がCOBOLで作成されており、機種やOSに依存する部分はアセンブラやC++等で作成されていました。この構造で汎用機からUNIX、Windowsまで機種やOSに依存しない、また過去の貴重な(金額的にも品質的にも)プログラム資産を継承したパッケージとなっていました。

1)COBOLについて
  今回のご質問の内容を見ると、プログラマとしてCOBOLを選択して勉強しているというより、会社の業務上、COBOLが必要で、そのために会社が習得させているというように理解しましたので、COBOLが過去の言語云々と言うのは直接は関係してこないように思います。確かに身につけていても転職等に強力な武器になるような言語ではないでしょうが。でも、所詮、言語なんて時流のものと考えておくべきと思います。

2)派遣について
  顧客先に常駐して開発作業を行うことはソフトウェア業界では日常茶飯事のことです。大手メーカSEでも入社以来10年以上顧客先常駐なんてケースもよくあります。金融SEなんかは1プロジェクト(基本設計から本稼働まで)期間が3年なんて普通にありますから。
  これを言う時に、入社した会社で業務を行っていないから派遣とひと括りで言うのは誤りで、請負の場合でもこのような作業形態はあります。派遣と請負の違いは、簡単に言うと指揮命令ルートにあります。派遣は顧客から指示が出ますが、請負は会社からしか出ません。(実務というより契約の話でした)

3)会社規模と採用人数
  極端なアンバランスは問題と思いますが、経営方針に基づいた採用であればOKでしょう。
  問題は退職者が多いこと。これは、何らかの就業上の問題が内在している事が考えられますが、本人が納得できればいいわけで、部外者が分からない範囲で議論しても始まらないと思います。
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この回答へのお礼

ポイントを分けて回答していただき、よくわかりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2009/12/18 22:51

COBOLについて。



5~6年くらい前に発表されたIT業界紙の顧客調査では、「世の中で稼働しているシステムの過半数は、現在でもCOBOLで構築されている」という結果が報告されています。ちなにみ、2番目がJavaでした。この種の調査では、対象顧客が一定の規模以上になるので、こういう結果(現在でもCOBOLを使っている顧客が多い)になったとは言えるでしょう。

ここのようなQ&Aサイトで、 「現在もCOBOLを使っているのは、金融系くらい」との話をよく見かけますが、現在でもライフラインを支えるような重要なシステムではCOBOLが使われており、完全に脱COBOLしたという例は、世界的にも殆どありません。

階層型DB、ネットワーク型DB、構造型DB(階層型DB、ネットワーク型DBの国際標準規格)、リレーショナル型DBなどのDB操作も、COBOLをターゲットにしたものがいち早くメーカー各社で実装されました。それは、DMLやSQLのCOBOL向けAPIであったり、COBOLソースコード中への埋め込みDMLや埋め込みSQLです。そのため、ファイル等の操作だけでなく、SQL等の知識も必要になります。
DB操作をアプリ開発者に任せた結果、目茶苦茶なSQLを書くということも少なくなく、ある程度の規模のシステムでは、DB等のミドルを開発する場合もあります。このミドルもまた、COBOLで開発されることが少なくありません。もちろん、高性能が要求される部分やCOBOLでは実装できない部分は、アセンブラ等で実装したりします。

既存のCOBOL資産をすべて他のプログラミング言語に書き換えるというのは、費用、人員確保、期間などの面で困難です。そのため、メインフレーム系メーカー各社からは、UNIXやWindowsで動くCOBOLコンパイラが出揃っており、COBOLのソースレベルでの移植をしやすくしています。
また、メインフレームを高信頼性サーバと位置づけ、UNIXやWindows上のアプリから、メインフレーム上のDBの操作をしたり、アプリ間通信したりといったことも行われています。逆に、メインフレーム上のアプリから、UNIXやWindows上のDBの操作やアプリ間通信も行ったりします。

COBOLの国際標準規格の改訂も盛んで、アドレス操作、オブジェクト指向、オープン化への対応なども行われ、それらを実装したCOBOLコンパイラもメーカー各社から出揃っています。

先にも述べましたが、「COBOLで開発」といっても、SQLの知識が必要であったり、COBOLが不得意な部分は他のプログラミング言語で書かれたものを利用したりするのは当たり前のことです。
COBOL技術者の不足は明らかで、これからも需要はあり続けるでしょう。
一方、他のプログラミング言語の技術者にも言えることですが、複数のプログラミング言語を使えて当たり前です。

SEやPGの仕事は、心身ともに非常にきつい割りに、安月給です。
親会社よりは、子会社、孫会社、さらには関連会社など程、その傾向は強いです。また、顧客のIT部門に比べ、ソフト開発会社の方が、待遇が悪いです。
そういった事情もあって、毎年、採用人数が多くても、社員数はそれ程増えない(=離職率が高い)といったことも珍しくないです。
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この回答へのお礼

非常に詳しいお話で、素人の私でも様子がつかめました。
ありがとうございました。

お礼日時:2009/12/18 22:52

>他の方の回答にも「派遣」という言葉が出てきましたが、


> ~中略~
>正社員として、クライアント先に派遣されるということでしょうか?

具体的な情報なしに、想像に想像を重ねても意味がないのでは?
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 いま勤めている会社にもコボラーがいますが、現在は営業担当として働いています。



 コボルという言語ですが、営業担当のコボラーから聞いた話からすると、データ志向の構造化言語という印象を持ちました(初めて出会いました)。つまり、処理や手続きとは、徹底的に相性が悪いという事です。今や一部以外では化石と化したFortranを、自分はやってましたが、Fortranはある意味、手続き志向の構造化言語の代表で、手続き志向の経験があれば(自分は数値計算です)、かなり潰しが効くような気がします。手続き志向の経験は最後には、業務処理を考えるという方向に一般化できますから。データ志向の経験の一般化で考えられるのは、データベース技術者ですが、それはそれで、けっこう特化した世界に思えます(データベースはデータ志向の構造化の権化ですが、コボルからの移行は難しそう)。
 現在のプログラム開発は、オブジェクト志向が主流と思いますが、多くのオブジェクト志向言語は結局、手続き志向の構造化言語の拡張としてサポートされています。そういう意味でも、コボルに入れ込みすぎるのは危険に思えます。

 想像ですがその会社は、金融系システムの大規模改修なんかが突如発生して、足りないコボラーを埋めるために、会社の規模に比べて多すぎる人数をとりあえず採用し、特訓に耐えられる奴だけ残して首を切り、残った人達も派遣して使い捨てる・・・なんて最悪のシナリオの臭いがします。

 私の会社も派遣で成り立ってます。自分はその中で、受託開発をやってる、ただ一人の内業です。

この回答への補足

みなさんの回答でコボルについてはだいぶわかりました。
ありがとうございます。
どちらにせよ、言語を一つだけで安心できるわけではないのですね。

不安なのは、ddtddtddtさんの回答の後半部分です。
他の方の回答にも「派遣」という言葉が出てきましたが、
これはいわゆる「派遣切り」とかの派遣と同じ類なのでしょうか?
友人の場合は、一応正社員で入ってるので、派遣社員ではないと思うのです。
が、<先輩たちは大手金融企業など、相手先の社内に在中して仕事をしている>と説明を受けているので、
正社員として、クライアント先に派遣されるということでしょうか?
ちょっと会社を調べてみたら、毎年数十名の新卒を採用しているはずなのに
その会社の社員数はちっとも増えていません。
そんなに辞めてしまうものなのでしょうか。
それとも、ddtddtddtさんがおっしゃるように、使い捨てなのでしょうか。
こういうことはIT業界ではよくある話ですか?

補足日時:2009/12/17 21:26
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論点が複数ありますね。



一つ言えるのはCOBOLでは一生食っていくことは難しいということです。
じゃ、何を学べば一生食っていけるかというと・・・そんなものは
結局ないのです。
かくいうCOBOL自体20年くらい前にはこれさえ覚えれば、他はあまり
いらない的な言い方をされていました
プログラムは5年単位くらいで大きくトレンドがかわり、それに
併せていく柔軟性が必要になります。
COBOLくらいさらっと習得して次のステップにいくのもいいかもしれませんね。

>で、続々と辞めてるんです。

プログラマーがすぐ辞めるのはよくあることですが、COBOL以外の
職場環境が理由でやめている人がおおいのでは?
どうせ極めないでやめるならなるべく早い方がいいのも事実です。
2~3年中途半端にやってからやめるのでは、ただの第二新卒になって、
繰り返すと「能力のないおじさん」となってしまいますよ。
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コンピューターは2進法で計算してます。

2進法でプログラムを作ると桁数が多くなり過ぎるので、2進化16進法を使った言語を、マシン(機械)語と言いコンピューター言語の基本ですが、それを発展させたアッセンブラ言語が誕生しました。
更に、アッセンブラ言語を科学計算用に進化させた言語がFORTRAN(フォートラン)で、商業計算目的に進化した言語がCOBOL(コボル)です。
現在でも、高度な科学計算はFORTRANで、金融機関等の商業計算にはCOBOLが使用されてるようです。
プログラミングの基本は、機械語です。ハードウェア技術者は機械語を理解します。プログラマーがFORTRANやCOBOLを理解する事は無駄にはなりません。
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COBOLはまだまだ金融系などの基幹システムで利用されているようですね。



>コボルを身につけてプログラマーやSEとして先はあるんでしょうか?
今時一つの言語だけをやるプログラマの方が珍しい。
それはCOBOLに限った話ではない。

Javaをすすめている人がいるけどJavaもある意味COBOLと似たような物。
デスクトップアプリとしての需要は微妙ないちだし
サーバサイドもコストパフォーマンスが悪いから大規模開発以外だとあまり利用されない。
それよりサーバサイドだとPerlやPHPなどが大規模開発以外だと主流。
で言語習得というかオブジェクト指向の習得にはJavaはいいけど実用性だと微妙な言語。(大規模開発をする会社に就職できているなら別だけど)
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これ読めばどれだけ使えない言語かわかるでしょう。


http://news4vip.livedoor.biz/archives/51212608.h …

COBOL習っても地獄なのは最後の方を読めば分かります。
http://www5d.biglobe.ne.jp/~DD2/Rumor/column/COB …

ITは派遣で成り立ってるので会社規模は関係ないです。
事務所の従業員1桁で3桁の社員派遣したりします。
COBOL使えてもジョブチェンジ厳しいです。逆にCOBOLで一生食う覚悟がいります。
プログラマの適性有るならCから初める。自信ないならJavaやって経験積んで上流行く。
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この回答へのお礼

COBOLのダークサイド?もあるんですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2009/12/18 22:55

はじめまして、よろしくお願い致します。



コボル言語習得した者です。コボルは過去の言語です。

プログラムの習得の練習には良いですが、ほとんど需要がありません。

習うのでしたら、C言語かJaveです。

バブル崩壊後、大量にプログラマーがリストラされましたので足りなくなった?かもしれません。

ご参考まで。
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COBOL技術者は不足しています。


団塊の世代が一気にいなくなったからね。

金融、保険、官庁など、オフコンから汎用機まで、まだまだ遺産は大量に残っています。
やる事は遺産のメンテナンスでしょうね。

先があるかってぇと、技術を極めれば遺産が無くなるまで引く手あまたでしょう。当然、他の言語も習得した方が良いけど。
簡単な部類のCOBOLすら極められないなら、別の業界に行った方が良い。

会社の規模と離職率は正確な数字が書かれていないから判断のしようが無いけれど、COBOLならあちこちに出向させてるだろうから、会社規模と人数は関係無いでしょうね。
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