許せない心理テスト

庭の垣根のクチナシの葉がほとんど全面に黒ずんでしまっています。気が付きましたのはこの秋頃だったと思います。すすが付いた感じで葉をなぞってやると黒っぽいのが取れます。そう言えば今年はほとんど花が咲かなかったです。
病気だと思いますが、手遅れでしょうか。植えっぱなしで毎年高さを揃える剪定はしています。化学肥料は年1度くらい適当にまいておりますが、それ以外は夏場は水やり位しかやっておりません。よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

それはスス病と言う病気で、カイガラムシやアブラムシの発生が原因で


す。葉の全体が黒くなったとしても、直ぐに枯れるような事はありませ
んが、葉に光線が当たりにくくなるため徐々に衰退してしまいます。
スス病を治療するにはトップジンM水和剤などが有効ですが、発生源で
あるカイガラムシやアブラムシを駆除しないと発生は収まりません。

スス病になる原因は、カイガラムシやアブラムシが排泄する物に、それ
を栄養源とするカビが付着して次第に状態を悪くさせます。
殺菌剤を使用されても構いませんが、発生源を絶たなければ繰り返すだ
けで解決にはなりません。
カイガラムシは白い綿状で、幹や枝に張り付いて樹液を吸っています。
発見次第に竹べらなどで掻き落として、それからカイガラムシに有効な
薬剤を散布します。全て掻き落としたつもりでも、肉眼では見えない虫
が残っています。これらを全て根絶させるためにも、掻き落とすだけで
なく薬剤散布も行うようにします。
アブラムシは葉裏に潜んでいますから、発見次第に有効な薬剤を散布し
て駆除をするようにします。

花が少なかったようですが、それはスス病とは関係はありませんね。
年に1回ほど適当に施肥をしていると書かれていますから、その施肥が
一番の問題点だろう思います。施肥をした時期と与えた肥料の種類と量
を正確に教えて下さい。
与える時期は2月の寒肥と、8月下旬の御礼肥の2回だけです。
油粕に粒状化成肥料を同量混ぜた物を、株元より少し離れた位置に1~
2握りほど施して軽く土と混ぜて下さい。特に窒素分が多くなると開花
に影響するので、施す時には窒素過多にならないように注意します。

剪定は6月中旬から8月中旬までの間に行い、間違っても8月中旬以降
には行わない事です。8月中旬頃から花芽の分化が始まり、翌年に開花
する花芽が出来ます。花芽の分化が終わって剪定をすると、大切な花芽
を切る事になるので花が少なくなってしまいます。

クチナシにはオオスカシバの幼虫が発生します。この幼虫が発生してし
まうと、短期間で丸坊主にされてしまいます。それでも枯れる事はあり
ませんが、葉が出るまでは大切な光線が得られないので、状態は弱って
しまいます。幼虫は薬剤が効き難いので、見つけ次第に補殺するように
します。尾の方にアンテナ見たいに伸びた物がありますから、これを引
っぱると枝から離れやすくなります。空き缶などに水をいれて、その中
に入れて水没させます。可哀そうかも知れませんが、これが一番効果的
な方法になります。
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この回答へのお礼

詳細にわたってご丁寧なアドバイスありがとうございました。
この夏前だったと思いますが、クチナシの隣に植えているユキヤナギにたくさんのアブラムシが付きアブラムシの薬剤を2度程散布しましたが、アブラムシが隣に移ったのかも知れないですね。
肥料の方は、あまり深く考えないで(芝生用の)8-8-8のものを適当に蒔いています。幅70cmくらいで5m程植えていますので、適当に上から肥料をばらまいたのがいけなかったのでしょうか。次からは根元付近にきちっとやるようにします。剪定の時期が一昨年は少し遅かったのかも知れません。
ご丁寧なアドバイス、本当にありがとうございました。

お礼日時:2009/12/31 12:31

芝生は草でクチナシは樹木ですから、同じ植物であっても与える肥料の


種類は違って来ます。何にでも効く肥料って存在しませんから、植物に
対応する肥料を施すようにします。

8-8-8と言うのは肥料の三要素を記しています。肥料の三要素とは
窒素分、燐酸分、カリ分を言います。芝生の肥料は三要素が同量で混ぜ
られています。窒素分(N)は葉や茎や根を生育させる為の要素です。
燐酸分(P)は葉や茎や根の伸長を補助し、花や実を付けるために必要
な要素です。カリ分(K)は植物の生理作用を調整させ、病害虫に対し
て抵抗力を高めたり、暑さや寒さから守るようするための要素です。
開花に必要な要素は燐酸分ですから、これが少ないと開花に大きく影響
します。窒素分は花は関係していませんから、これが多くなると葉だけ
が茂ってしまい花が咲かない事になり、これを窒素過多と言います。
適切な肥料としては、窒素分とカリ分が同じ配分で、燐酸分が多い肥料
を購入する事です。一例では5-8-5のようなものですね。

施し方は前回に書いた通りですが、どうして上から施してはいけないか
と言うと、肥料の成分によっては肥料負けを起こす事があるからです。
特に根に直に触れると、それだけで肥料負けを起こして枯れます。
また肥料が葉に付くだけで肥料枯れを起こす事があるので、必ず根元か
ら離れた場所に施すようにします。何でもかんでも、適当は良くありま
せん。
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この回答へのお礼

肥料の三要素の比率によって生育の違いがあるとのことはわかっているつもりでおりましたが、その三要素の比率が違っても必要な栄養分が「適当に」含まれているのでいいだろうと決めつけていました。と言うことはその量が大事と言うことにもなりますね。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2009/12/31 17:22

>全面に黒ずんでしまっています.


>すすが付いた感じで葉をなぞってやると黒っぽいのが取れます.

黒ずんですすが付いた感じといえば「すす病」でしょう。
すす病はアブラムシなどの排泄物により発病します。
今からでも薬剤散布すれば来年は回復するかも。
春から秋口に掛けては害虫を注意して見て回りましょう。

消毒など以下参考に

http://www5b.biglobe.ne.jp/~f-story/byouki/susu. …

http://www1.pref.tokushima.jp/nourin/ringyou/mor …
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この回答へのお礼

PCにトラブルが起きて接続が遅れてしまって申し訳ありません。
ありがとうございました。早速薬剤等を購入して処置します。

お礼日時:2009/12/31 12:08

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