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高2の男です。
今、九大を第1志望に考えてるのですが学部が決まりません。

ずっと工学部に行くと決めていたのですが最近「相対性理論」を少しだけですが、かじったことにより物理に対する興味が増しました。元々、物理は好きだったのですが「相対性理論」をはじめとする、アインシュタインの功績を色んな本により知る中で、物理の楽しさ、というものを実感している今日この頃です。

本題に戻ります。
僕は将来の職業に関しては非常に曖昧で明確な何かがあるわけではあります。ただ情報(工学)関連の職業に就きたいとは思ってます。父の影響もあって、幼い頃から情報関係には非常に興味がありました。ですから、大学は工学部(九大の電気情報工学)への進学を強く希望してました。しかし、前述したとおり最近になって物理に興味を持ち始めました。勿論、工学部でも物理は必要ですし、学習するでしょう。ただ、1歩踏み込んだところまでするのか?という疑問があります。物理というものを深く学びたいという気持ちもあります。日常の疑問に対し、理論や数式などからそれを解明してくれる物理に本当に感銘を受けています。

しかし、将来物理学者になりたいわけではありません。僕自身が就きたいのは情報(工学)関連です。
父親の会社は、ICなど電子関係の会社なのですが物理学科だった人はいると聞きました。それで物理学科への進学も考えるようになったわけです。



長々しく話しましたが、質問したいことは以下の通りです。

(1)情報(工学)の職業に就くにあたって、電気情報工学と物理学科ではどのような点において差がありますか?将来の職に関して、まだ情報(工学)という漠然なものしかないので幅広く就職できる方がいいのかもしれないとも感じてます。

(2)電気情報工学と物理学科では、物理を学習する上でどれだけ知識の内容に違いがありますか。電気情報工学でも「E=mc²」といったエネルギーと質量の関係性というのは学ぶのでしょうか?


この2点と学科には全く関係が無いのですが一つ質問です

(3)模試で英語だけがどうしても伸びません。受験において英語は一つの鍵になると色んなところで聞くのですが、英語の重要性について知りたいです。自分の学力を言えば、英語に関しては偏差値50前後です。数学、国語は60こえます。どちらにしろ、九大合格にはまだまだ実力不足です。


以上3点についてお願いします

A 回答 (5件)

先ほど一番目の回答をさせていただきました。

補足です。


>> (1) 電気情報工学における物理や数学について
>学校の方でまだ電磁気については習ってないのでどうゆうものかは
>わからないのですが、ある程度自分のイメージするものと近いよう
>で安心してます。背景になる、ということは基礎となるわけでしょ
>うから今のうちからしっかりと学んでおきたいです。

私が言いたいことはむしろその逆です。
工学部で習う物理は、飽くまで道具としての側面です。電磁気くらいまでなら理論からやりますし、簡単な量子論にも触れる機会はあるでしょう。しかし、それ以上となると、電気工学ではまずやりません。
物理自体に興味があるならば、電気工学専攻は選択としてはそれほど良くはない、ということです。

物理学を学びたいだけなのか、それともそれを美しいと思い探求したいと思うか。後者であれば物理科学科に行くのはとても自然なことですが、前者の場合、物理科学科は辛い場所になる可能性があります。
『果たして、専攻にして研究対象にしたいほど物理が好きなのか?』この質問に迷いなく答えられるまで、とりあえず物理を勉強してみてください。
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 理学と工学の違いから話しましょう。

理学部は基礎研究、工学部は応用研究です。基礎科学とは、自然現象から法則つまり仮説を立てる事です。応用科学とは、基礎科学の成果を社会生活に実用的に応用します。理学と工学は重複する分野ですが、基礎研究か応用研究かで異なる。

 理学部物理学科と工学部電気情報学科の違い。
 物理学科は、音波・伝熱・重力・惑星宇宙・物理化学・時間論など、物理全体を学びます。
 電気情報学科は、物理の電気電子の分野や数学の情報数学や計画数学やネットワーク論やプログラミングなどを専門的に習います。

 資格の問題
物理学科 中学校教員免許(理科) 高校教員免許(理科)
電気情報学科 中学校教員免許(技術) 高校教員免許(工業) 電気情報通信技術者 基本情報技術者 技術士(情報分野・電気電子分野) 技術士補 電気工事士

 関連する資格は電気情報学科の方が多いです。ですが、情報系の資格に受験制限で学科指定がありません。電気系の資格には学科制限(電気電子系)があります。
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理学部で物理を専攻した者です。


1)情報技術というのは、ソフトの技術とハードの技術からなりたっています。プログラミングは純粋なソフトの技術、ICを構成しているトランジスタ等の半導体素子は純粋なハードの技術で、素子を組み合わせて回路を設計する技術はその中間です。
 物理学は、基本的に完全なハード関係の研究です。半導体素子の動作を理解するためには、物性物理学の知識が必要です。そのため、理学部で物理を専攻して、電機メーカーで半導体素子の研究をしている人は珍しくありません。実際私の同期も何人か、そういった仕事をしています。一方、物理の研究をする上で、実験装置の制御やシミュレーションを行う為にプログラミングをすることもありますが、プログラミングの講義時間の割合は情報系に比べて多くありません。物理を専攻して、ソフト系の仕事をする人もいますが多くは独習です。ソフト系の仕事を志望するなら、最初から情報系に進んだ方が良いでしょう。
 工学部の情報系という場合、通常はソフト中心の研究を行っています。工学部でハード系の研究をしているのは、電子系といった名前のついた所が多いでしょう。ただ、工学部の場合、大学ごとに学科名が大きくことなりますので、志望されているところがどうなのかは良く確認して下さい。

 理学部物理でも、工学部電子でも半導体の研究はできます。しかし、両者には大きな違いがあります。後者の場合、半導体素子の研究に特化していますので、その分野についてはより詳しく学習することができます。一方前者では、それ以外にも学習すべき事が多く(相対論もその一つ)、学部時点では半導体の学習は、多くの分野の一つである物性物理の、さらに一部ということになります。また、あくまで半導体という物質で生じる物理現象を理解することが主題となりますので、演算や増幅といった『機能』を発現させる素子の講義はほとんどなされません。したがって、企業の方は、工学部の電子の人間を即戦力と見なす一方、理学部の方はそう見なさない事が多いです。企業が理学部の人に期待するのは、基礎研究分野側になります。学習した物理の知識を生かし、新しい材料や素子を開発することが期待されます。そのため、理学部物理への求人は、少数精鋭主義となりがちです。理学部に来られるのであれば、自分の脳味噌を頼りに食っていくんだという覚悟を決められることをお勧めします。

2)ソフト系は数学の世界ですので、物理学はあまり学習しないでしょう。電子系の場合は、物性物理の学習はします。電磁気学も習うでしょうし、統計力学も少しはやるはずです。しかし、たぶん相対論は習わないでしょう。カーボンナノチューブのように、内部の電子状態の記述に、特殊相対論的量子力学の式を必要とする電子材料もありますので、今後講義が全く無いとは言い切れませんが。なお、E=mc2の式がでてくる特殊相対論は、それほど分量があるものではありませんから、独学でも簡単にこなせるでしょう。一方、一般相対論は数学的にかなり難しく、かつ宇宙物理以外にはあまり必要な場面がないので、理学部の人でも素通りする人がいます。

3)修士ぐらいになると、まず教科書もほとんど英語ですし、日々英語の論文を読む事が求められます。学部生でも研究室の輪講は英語文献でしょう。また、研究者として生きて行くなら、自分で英語で論文を書き、英語で学会発表する能力も必要になってきます。とりあえずは、入試を突破できるレベルにすることですが、入学後も継続した英語学習が必要だと覚悟しておいてください。
 なお、偏差値というのは、母集団を明示しないと意味がありません。理系として生きて行くつもりなら、こういった点に気をつけてください。

この回答への補足

>偏差値というのは、母集団を明示しないと意味がありません
すみません、それはそうですよね。受けた人のレベルにより偏差値も変動するわけですから。
僕が今回言ってるのはBenesseの模試で「β」です。

補足日時:2010/01/25 17:21
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます

>(1)
ソフトとハードですか。本当に今、自分自身そこには悩まされています。一体自分はどちらが好きなのか?どちらの道を行きたいのか。どちらとも、という明確な意思のない答えしかでないのが今の現状です。独習よりしっかりと習う方がいいのはわかりきってますし、もう一度しっかりと調べてみたいと思います。

>(2)
高校までとは違い本格的に専門分野と進むにつれ習う幅というのが狭まるのは必然であって、慎重に選択しなければなりませんね。特殊相対性理論に関しては、いくつかの本に目を通しある程度は理解したつもりで居ます。第2論文は全部読み、「E=mc2」を出すということはしてみました。しかし、一般相対性理論に関しては全くわからず、これに興味を持って知りたいというのが、本当の理由かもしれません。

>(3)
これからその道に進むのであれば英語、というのは日々の語となっていくわけですか。英語の重要性については父から聞かされますし、嫌いではないんですよね。ただ分からない。高1の英語の授業をほぼまともに受けてないというのが悔いが残るところなんですけど・・・

お礼日時:2010/01/25 17:33

私が高2だった頃を思い返すと、こんなに自分のことを考えていなかったなあと、この質問を見て反省していたりします。



とりあえず3点のご質問への回答ですが、

(1)
就職という観点でいうなら、自分が知っている範囲でいうならほとんど関係ないという印象です。たとえば学部時代の先輩で物理科に所属していた人がいて、その後理学博士まで取った人ですが、学生時代にメーリングリストサーバーを作成したりしていて、博士取得後は通信企業に就職しました。また、私の同期で同じグループで情報セキュリティの研究をしている人がいますが、彼は理学研究科の物理系修了です。

(2)
電気情報工学といっても多岐にわたるので、私の勉強した分野しか分かりませんが、専門(大学院)に入ってからはエネルギーと質量の関係性といったような授業はなかったです(学部時代は材料系だったので勉強はしました)。ただし、おそらくは学部1年次では一般教養として数学、物理、化学は授業としてあると思いますので、それらを学ぶ機会はあると思います。

(3)
英語の重要性ということですが、受験として考えるなら私個人的には正直あまり重要ではなかったです。実際私は二次の後期で受かったのですが、そこは数学、物理、化学、口頭試問で判定し英語は試験科目にありませんでした。ですので、センター試験(しかもそのころは筆記のみ)さえ何とかなれば良いという感覚でした。ただし、今はセンターでもリスニングが課せられており、またある一定レベル以上の大学で二次に英語を課さないところはない(私のところも後期に英語が追加されました)ので、必要度はそれなりにあると思います。
大学に入ってから、あるいは就職してからという意味なら、これは絶対に必要です。なぜなら、最新の技術動向・研究動向は英語で書かれており、これを知らないで仕事をすることができないからです。日本語で書かれているテキストは一度翻訳という手間がある以上、最新情報ではないことがほとんどだし、その翻訳も翻訳家が訳していてその専門に詳しくないことが多く、意味が分からないものがほとんどです。また、自分の研究成果や開発結果をアピールする場合、国際会議や国際的な展示会、英語の論文誌に発表しないと評価されないことも多く、そこでも英語能力(この場合は論文作成能力や会話能力)が必須になります。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます

>(1)
やはり方向転換というのは可能なわけで、その中でどのような点において有利になるか、ということの違いと言うことでしょうか。物理学科からも情報系に行かれ方がいるという事実は今後を考える上で非常に悩ませる点でもあります。

>(2)
まだ大学院の方に関しては何一つ考えてないのですが、少なからず行くことにはなると思います。やはり専門的なことをするとなれば、その分野しか学ばなくなると言うのは当たり前な話ですよね。

>(3)
今はどこも英語がほぼ必須です。九大でも必須ですし、英語を落すと非常に厳しいです。他の方のお礼でも書きましたが、受験のためだけの勉強はしたくない!!という信条をを持っているため英語に関しては、将来のことを考えてしっかり勉強したいと思います。技術の最先端が英語である以上、英語を知らなければ、その情報に対して劣れをとる。やはり、今のご時勢英語は必要不可欠ですね。

お礼日時:2010/01/25 17:20

ご質問の件ですが、これは難しいですね。

質問自体に直接答える形ではないのですが、幾つか知っておいて欲しいことがあります。

(1) 電気情報工学における物理や数学について
大学によってクセはありますが、そういった学科では基本的には半導体の大雑把な理論や電気回路・モータの仕組みやフーリエ変換などと言ったことを学ばせること自体が目的になります。電磁気や数学は、それらのための背景としての位置づけです。

(2) 大学の勉強について
大学の勉強はほとんど自習です。他学科の授業に興味があるなら、その教科書を生協で購入して勉強をすればそうそう困ることもありません。教科書を越える授業をしてくれる教員は、まあ年にひとりふたりいるかいないかです。
とは言え、学科の雰囲気や友人たちというのは、非常に影響の大きいものです。興味のある者で集まって勉強会を開いたり、普段から情報交換をすることは、学科の授業などで教わることの出来るものよりも遥かに価値があることが多いです。
ただ、それももちろん、相手のレベルにもよります。相手のレベルは偏差値によって大きく変動しますので、
また、実験があれば、それはまず大学でしか経験できないものです。それも比較対象に入れた方が良いでしょう。

(3) 情報工学の学び方
情報の世界で独習すると、常識的な道具とその使い方を知ることが出来ないことが大きく響きます。たとえばあなたがVisualBasic6.0を使っていたとして、「お前いつまで使ってるんだよ、早くC#にしろよ」と言ってくれる友人がいるかいないか、これは大きな違いになります。LispやPrologがどのように必要か、または必要でないか。CPUの仕組みについて正しい理解をしているかどうか。そう言ったことを互いに尋ねられる環境は、まさしく有り難いものです。
これは、学科ではなく、そういうサークルに入れば解決することかも知れません。

(4) 物理科学科と情報
物理をやっている人がどれくらい情報に接しているかというと、まあ大体の人はそれほど深くは触っていないのですが、そういった人たちもLinuxは分からないけれどC++によるプログラミングは嗜んでいて、一部には情報科学系の人以上に情報が得意な人がいるというのが物理科学科の印象です。
理系学部の中では(天文学や建築と並んで)最も優秀な人たちが集まる学科ですから、興味を持つと強いのでしょうね。

(5) 就職について
これはほとんど関係ないと言っても良いでしょう。情報工学科だろうが物理学科だろうが文系だろうが、人事にしてみれば大して変わりません。よほどの傑物でない限り、入社後の成長を望めるかどうかです。


(6) 受験の英語について
受験は所詮は点取り競争でしかないので、別に苦手科目があっても得意科目で挽回できれば十分に合格出来ます。ただ、一般に苦手科目の方が伸ばせる余地が大きいですので、より時間をかけて勉強する価値があります。
英語だろうが国語だろうが、受験では科目に一般的な重要性の違いなんて元からありません。いかにそれぞれが受験前に効率的に勉強するかです。目標が九大と決まっているなら、合格点の取り方を計算しておくといいかもしれませんね。そのうえで伸ばせるのが何なのかを考えると、あなたにとっての英語の価値が高いのか低いのか実感できるのではないでしょうか。
それはさておき、情報の世界では最新の情報を得るために英語が必須です。日本語ばかり読んでいるようではすぐに行き詰まります。


文章といい意思と言い、非常に立派だと思います。ぜひ悩んでください。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>(1) 電気情報工学における物理や数学について
学校の方でまだ電磁気については習ってないのでどうゆうものかはわからないのですが、ある程度自分のイメージするものと近いようで安心してます。背景になる、ということは基礎となるわけでしょうから今のうちからしっかりと学んでおきたいです。

>(2) 大学の勉強について
自習なんですね、正直知らなかったのでお恥ずかしいところです。担当の方よりも周りの雰囲気。分かるような気がします。自習においての雰囲気って非常に重要性を感じますし、よい雰囲気なら自ずとよい芳香に向かうと思います。大学では同じレベル(偏差値)の者が集まるのでより効果的な学習ができるのでしょうね。

>(3) 情報工学の学び方
C言語等は少しだけですが知識があります。勿論、この世界では知らないことが多く自分の常識が常識ではないということも多々あり、それを指摘してくれる仲間が重要と言うことですね。

>(4) 物理科学科と情報
情報関連は興味があり、できるだけ最新情報(IPv6やクラウドコンピュータなど)の知識も入れるようにしています。と言っても情報源はほぼ父なのですが・・・この分野は好きなので大学に合格すれば父にそのような情報が手に入る手段も教わりたいとも思ってます。

>(5) 就職について
自分の中ではこれが一番の驚きです。就職してからの成長に関しては常々父に言われます。有名大学をでても使えないものが多いと。そういうことなんでしょうね。

>(6) 受験の英語について
やはり英語は情報の世界では必須ですよね。自分の考えとしては受験のための勉強と言うのはどうも癪に障るというか、自分の考えにそむくところもあるので、将来役立つ英語に関してはやはり得意になりたいです。やはり英語には時間をかけて勉強することにします

お礼日時:2010/01/24 20:54

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