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核酸を精製・抽出する際、DNAは中性フェノールを用いるのに対し、RNAは酸性フェノールを用いるのは何故ですか?
特に、DNAが中性フェノールを使う利点を詳しく教えてください。よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

>中性フェノールでは水層にDNAとRNAの両方が残ることにはならないのでしょうか?中性フェノールではどのようにDNAを抽出できるのかがまだ理解できません。



RNA精製(AGPC法)における酸性フェノールの意味はご存知(?)なので割愛します。

もともと、DNA精製におけるフェノール処理の目的は「タンパク質の除去」です。
なので、

>中性フェノールでは水層にDNAとRNAの両方が残ることにはならないのでしょうか?

なります。っていうか、こうなってあたり前なのです。

DNA精製でRNAを除きたい場合は、RNAを分解するRNaseAなどを加えます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
そういうことだったのですね!ずっとそこが疑問だったのでとてもスッキリしました!
こんな低レベルな質問にお付き合いいただいて本当にありがとうございます。また何か機会があればよろしくおねがいいたします。

お礼日時:2010/02/03 16:37

不思議に思わなかったですか? 組織や細胞から酸性フェノール(いわゆるAGPC法)を用いるとRNAだけが取れてくる、DNAはどこへいっちゃったって?


DNAは水相になければフェノール相へ行ってしまう(もちろん、水相にもコンタミしてきますけどね)のは、理の必然ですね。リボースとデオキシリボースのOHの数の差一つで、RNAとDNAの酸性溶液中での振る舞い、水相とフェノール相のどちらに分配されるかが、分かれるそうです。
DNAに酸性フェノールはうまくないのです。RNAは酸性フェノールの方がDNAのコンタミを少なくできます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。私は遺伝系へ進もうと思って勉強をしているものですが、まだまだ知識が浅く、わからないことだらけです。
RNAを酸性フェノールで抽出すれば水層にRNAを残すことができる、ということは理解出来たのですが、中性フェノールでは水層にDNAとRNAの両方が残ることにはならないのでしょうか?中性フェノールではどのようにDNAを抽出できるのかがまだ理解できません。
的外れな質問かもしれませんが、お時間がありましたら教えてください。よろしくおねがいします。

お礼日時:2010/02/03 13:36

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