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香葉 嫩芽
慕詩客 愛僧家
碾雕白玉 羅織紅紗
銚煎黄蕊色 碗轉曲塵花
夜後邀陪明月 晨前命對朝霞
洗盡古今人不倦 將知醉後豈堪誇

ご存知の方がいらっしゃれば、お手数ですがこの詩の書き下し文を教えていただけるとうれしいです。よろしくお願いいたします。

A 回答 (2件)

すでにご自身で書き下し文を作ってしまわれていると存じます。


興味本位ではありますが試みてみましたので、ご一読ください。

茶[ちゃ]
香葉[こうよう]、嫩芽[どんが]。
詩客[しきゃく]に慕[した]われ、僧家[そうか]に愛[あい]せらる。
白玉[はくぎょく]を雕[ほ]りて(その臼で茶葉を)碾[ひ]き、紅紗[こうさ]を織[お]りて(その上に碾いた茶葉を)羅[つら]ぬ。
銚[ちょう]は(茶葉を)黄蕊[こうずい]の色[いろ]に煎[せん]じ、碗[わん]は(煎じた茶によって)曲塵[きょくじん]の花[はな]に轉[てん]ず。
夜後[やご]明月[めいげつ]を邀陪[ようばい]し、晨前[しんぜん]朝霞[ちょうか]に命對[めいたい]す。
(茶は)盡[ことごと]く古今[ここん]の人[ひと]を洗[あら]いて倦[う]まず、(茶によって)將[まさ]に醉後[すいご]に至(知)[いた(さと)]らんとす、豈[あに]誇[ほこ]りに堪[た]えんや。

「曲塵」の意味が分かりませんでしたが、香りが広く立ちのぼるさまを言っているのではないかと想像しています。
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この回答へのお礼

細かく読み方まで教えていただきありがとうございます。書き下し文を作るにあたって分からなかった「羅ぬ」などの新しい言葉を知ることも出来ました。私も「曲塵の花」がよくわかりませんでしたので調べてみたのですが、「麹花」(蒸した穀類や豆類にコウジカビが繁殖して胞子がつき、薄い黄色になったもの。こうじのはな。)のことで、言い切る自信はありませんが「銚煎黄蕊色 碗轉曲塵花」の部分は茶の色のことを言っているのではないかと考えました。麹花が英訳の"blossoms of yeast mould"の部分とも重なりますので。よい勉強になりました。そして丁寧な回答ありがとうございました。

お礼日時:2010/02/12 21:44

有名な作品のようで,検索するとけっこうヒットしますね。


まず,第1行目に「茶」が落ちてますね。また,たぶん質問者さんは末広がりに(二等辺三角形に)書かれたのでしょうが,ウェブページになるときに空白が飛ばされて左に寄ってしまったのでしょう。

下記にリンクしたページに英訳がありましたので,引用します。
Tea

fragrant leaves, tender buds.

The desire of poetic guests, the love of the Samgha(mは特殊文字).

Cut and ground white jade, red silk woven on a loom.

Boiled in a pan----;the colour of yellow pistils, swirled around in a bowl----;blossoms of yeast mould.

At the end of the night it invites you to accompany the bright moon, before dawn it makes you face the morning mist.

Washing it down, people of the past and present never tire. Who can make such a claim after getting drunk?

これを参考にして読解してください。

参考URL:http://www.cbs.columbia.edu/Benn_handout.pdf
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この回答へのお礼

英訳を探すところまで頭がまわりませんでした。回答ならびに参考URLまでつけていただきありがとうございます。形式は呼び方に一字至七字詩、タイトルの宝塔詩、また一七体や階梯詩といろいろあるようですね。おっしゃるとおりこの元の詩は末広がりに書かれているのですが、私の書き方の不備で左に寄ってしまいました。失礼いたしました。他に書き下し文の回答が得られない場合には、英訳を参考に読解しようと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2010/02/06 23:36

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