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完全にしろーとの質問で恐縮なんですが、世の経営者は何であんなに株価に神経質なのでしょうか?すでに発行した株価が上がろうが下がろうが会社に実際に入ってくるお金が増えたり減ったりしないような気がするんですが。
新規に株券を発行して増資をしようとしている企業なら市場株価が高いといっぱいお金が入ってくるんで株価が重要なのはが分かるんですけど。
むしろ市場株価が高いと配当をいっぱい払わないといけないんじゃないでしょうか?
たとえばこのモデルはどうでしょう?
「自己資本比率100%、無借金経営の一部上場企業で、いかなる方法の増資もおこなう意思がない場合、市場株価が5000円の場合と50円の場合で経営に与える影響の違いを述べよ」

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A 回答 (4件)

経営コンサルタントです。



企業は活動のために投資をしますが、その資金はどこから来るのか?利益、銀行、そして株式市場(資本市場ともいいます)ですよね。そして利益はさておいて、最近は資金調達が銀行融資から株式市場へ移行してます。したがって高株価の利点は、あなたがさらりと触っている、新株発行に核心があります。

いま500億円が必要なとき、株価5000円ですと、新株を1千万株発行すれば調達できます。しかし50円ですと、10億株発行しなければなりません。配当が1株当たり10円とすると、5000円の時の配当金支払いは1億円、50円のときは100億円となって、資金コストに1億円と100億円の差が出ます。

現実にはいま支払い配当は、利益の何%支払うかの「配当性向」で決めますが、それでも高株価企業の資金コストは安くなります。一方において、1株当たり配当金は高くなり、それだけ株主に多く報いることになります。

つまり高株価は安い資金コスト、高い株主還元となります。これが高株価の核心です。

では増資の意思がない場合はどうか?以上のロジックの結果では無関係だと言うことになります。そのかわり、あなたが下の「お礼」に書いたようなことを心配しなければなりません。

そもそもこういう企業は、成熟産業に多いんですが、もう成長の意思がない、発展の意思がない企業と解釈できます。これは「死に体」とは言えないまでも、「老体」企業ではないでしょうか。この点が株価と経営の関係の本質でしょ。

ところで、本当に大事なのは株価でなくて、時価総額です。つまり経営と一番関係があるのは、資本市場からどれだけ有利に資金調達できる力があるかで、これは自己資本の何倍のお金が調達できるかと言うことです。ですから経営の際には、時価総額/自己資本という指標を気にしなければなりません。例えばヤマト運輸とソニーは株価では1000円台と10000円台の差がありますが、この指標で見ますとほぼ同等です。ということは、この2社の資本調達力はほぼ同等、もっと言えば2社の市場評価は同等と言うことになります。ちょっと意外でしょ?それだけ株式市場は企業価値の本質を見抜いているとも言えます。
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この回答へのお礼

なっとく!経営者たちが株価に神経質になっている姿を見てわいた疑問だったのですが、なるほど経営者たちは必ずしも株価そのものを気にしていたわけではなく、資本調達力の判断基準のひとつとして注意を払っているのだと考えれば合点が行く気がします。
皆さんありがとうございました。

お礼日時:2001/03/29 00:20

会社の中には、資本の中に「運用目的」として他社の株を購入している場合が多々あります。


そんな場合、株価が下がることによって株券の評価が下がり、それによって、資本力の低下につながります。
それはつまり、会社の力の低下につながり、当然ながら経営力の低下(金融機関の評価の低下)につながります。
そうなると、銀行側からすれば資本の低下は会社組織全体の力が落ちるとみなされ、新規借り入れなどの信用度に影響があるわけです。

上場するような会社で、無借金経営なんて会社はあるんでしょうか。
現実にはありえませんね。もしあるとすれば、銀行の営業が足りないか、経営者が銀行に極端に嫌われているかのどちらかです。いずれにしても、現実的ではありません。
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この回答へのお礼

なるほどなるほど。皆さんありがとうございます。だんだん分かってきました。
まとめると、
自社株価が下がったときの問題は
(1)乗っ取られる心配
(2)所有している自社株の評価損
(3)借り入れ金融機関からの信用低下
うーんまだどうも弱いような気がするんですよねぇ。
超優良企業として知られるキーエンスは無借金経営ですし、トヨタは社内剰余金で東海銀行を丸ごと買えるなんて冗談みたいな話も聞いたことあります。
こういった会社は(1)-(3)はあまり気にしなくてもよさそうですが、やはり自社株価に神経を尖らせる。うーん株主総会が怖いんでしょうか?

お礼日時:2001/03/28 01:40

株価が下がるデメリット


(1)例えば株価が安くなると株の買収が簡単になります。
 会社の支配権を握るだけの株を買おうとする場合、これまで50億円だったのに
 10分の1の5億円になってしまったら。
 そこらのおばちゃんでも買えるようになってしまったら、経営者としてはいつ
 実権を奪われてもおかしくない、不安定な経営を余儀なくされるのです。
 ですから、株価の高値安定が企業の安定性の一つの指標といえます。
(2)通常大きな企業は株式を持ちあいしたりしてますので、株価が下がると決算時
 に評価損を計上する事になります。本業で儲かっていても、巨額な赤字を出す
 のです。一般企業ならまだマシですが、これが銀行だと自己資本比率を上げる
 ため貸し渋りに走ったりします。
(3)生保や年金基金などは、機関投資家として株式運用をします。
 もちろん運用に失敗すれば、将来の配当が減るのは言うまでもありません。

(2)(3)は直接市民生活に影響を与えます。株を持ってないから関係ないではすまな
いのです。

※株価があがっても下がっても、通常額面金額の5%で配当は変わりません。
 業績がよければ株主さんに還元するため複配したりします。
 株主から経営手腕を評価され、経営が安定するのです。
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まず、株式の配当は額面に対する配当率で支払いますから、株価には影響されません。


つぎに、株価の影響ですが、自社の株価は、市場のその会社への評価ですから、高ければ業績・将来性などを高く評価されているということで、経営者は気になります。
もう一つ、会社で所有している他社の株式が高くなれば、評価益が発生して、利益が増えます。
株価が下がれば、上記と逆の現象が発生しますから、経営者は株価に敏感になるのです。
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