プロが教えるわが家の防犯対策術!

植物、進化や化石に詳しい方に質問です。
となりの市の地層から中生代のイチョウの化石が見つかっています。
でも、化石の葉の形は今のイチョウの葉の形とずいぶん違って細長く、今の葉のように、丸くありません。
 そこで、質問です。
 なぜ、それがイチョウの葉と分かるのでしょうか?
 イチョウの葉の形、枝へのつきかたと進化(といって良いのでしょうか?)について知りたいのです。
 今のイチョウは枝と葉の形には関係がある(長枝には葉身の先が二つに割れている葉がついていたり、短枝には丸くて切れ込みが無い葉が直立型につく)と思っています。間違いでしょうか?
 種子、幹、根や維管束等、別の理由から判断されるのでしょうか?
 できれば、それを紹介しているホームページなどがあれば教えてください。よろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

見たという化石の葉は以下URLのバイエラのようなものかと思います。


http://www.gekkou.or.jp/g-5/h5-07/g5-53th.html

同定の根拠としては、
葉だと、「二又脈系をもつ」という特徴が葉身と葉柄にみられるようです。
ようは、葉脈ですね。
(参考文献:維管束植物の形態と進化(著:アーネスト・ギルフォード、
エイドリアンス・フォスター))

イチョウ属の葉形の進化については、2003年の英語版Nature 423号(821-822頁)にあります。
それによると、バイエラのように細いタイプの葉から
細い葉2枚の基部付近が合着したかのような葉、
そして、現在のような扇形の葉が出てきたようですよ。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

化石のイチョウは学名バイエラと形がそっくりです。
現在のイチョウをあつかったHPには、先祖がえりという文字があります。二又脈系の特徴が現れたということなんですね。おかげさまで、葉の形と進化について詳しく調べてみたいなと思うことができました。ありがとうございました。

お礼日時:2010/02/26 17:34

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!