激凹みから立ち直る方法

よく過食期間は太りやすい体質になるというけど何故なのでしょう。
現に私は最近、普通食嘔吐
を始めるようになったけど体重は減りません。

どなたか医学的に説明して下さい。

嘔吐に対する批判などは受け付けてません。

A 回答 (2件)

体重を維持するのに十分な量を消化吸収しているのでしょう。



もしくは、昨日今日の体重を比較して変わらんと言っているのでしょうか。
体重は2kgくらい、いつも変動していますけど。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

嘔吐を始めるようになり1kgちょっと太りずっと減らずそのままです…

お礼日時:2010/03/05 21:01

医学的な説明だけにかぎっておはなしします。



普通の食欲は、脳の摂食中枢と満腹中枢が血糖をセンスして起こします。
血糖が下がると、脳は自分のエネルギーがなくなる前に次の食事を促し、
血糖が上がると食事を止めさせます。これが普通の食欲です。

一方、過食はレプチンが脳に届かなくなったときに起こります。
レプチンというのは、強力な食欲抑制作用をもつホルモンで、
全身の脂肪組織で作られて、血液中に常に放出されています。

このレプチンには強い食欲抑制作用がありますが、
多ければ多いほど食欲が少なくなるというものではありません。
レプチンが最初に発見されたときは、夢の食欲抑制剤ができると
期待されたのですが、レプチンは多くても効かずに、
途切れたときにだけしか効かないのです。

それはちょうど、赤外線警報装置の光線を侵入者が遮ったときに、
警報のスイッチがはいるように、レプチンが脳に届かなくなったときに、
体中の脂肪が無くなったと感じて、猛烈な食欲のスイッチが入るのです。

血液中のレプチン濃度は体脂肪率に比例します。
男性で体脂肪率が約15%以下、女性で10%以下になると、レプチン濃度が
薄れてとぎれそうになります。
レプチン濃度は、また血糖値やストレスの影響を受けます。

このレプチンが脳の摂食中枢に届いている間は、
レプチンの強力な食欲抑制作用のせいで食欲が抑えられていますが、
何らかの理由で脳に届かなくなると、猛烈な食欲がおこります。

つまり、このレプチンが途切れることによって起こる食欲というのは、
身体が飢餓にある時の生命維持のための安全装置であるといえます。

普通の食欲が脳に及ぼす範囲は、摂取中枢と満腹中枢の部分だけに
限られますが、レプチンが途切れることによって発動される食欲は、
レプチン受容体が視床下部全体にあり、これが途切れると、
脳の思考、判断、記憶のすべての領域が食餌行動を起こそうとするので、
頭中は食べ物のこのに支配されれ、しつこい食欲がいつまでも続きます。

また、食べても、血糖をセンスしているのでないので、
満腹中枢が働かず、いつまで食べても満腹感を感じることがありません。

> よく過食期間は太りやすい体質になるというけど何故なのでしょう。

医師の中には過食と拒食は同じ根の病気で、過小体重のときを拒食といい、
過重体重のときを過食症というなどと説明する人がいるものだから、
多くの患者が過食と拒食は繰返すものと信じ、早く拒食に戻りたいなどと
訴える人もいますが、それは間違いです。

拒食症の原因は、昔は心的ストレス、すなわち、レイピやいじめ、
家族不和などが原因とされてきましたが、今はダイエットに起因
するものが圧倒的多数を占めています。

過食は身体が飢餓から抜けだそうとして安全装置を働かしている状態です。
拒食と過食はまったく別物です。
また、太りやすい体質になったから、過食するわけではありません。
過食期間という言葉の裏に、拒食への期待がうかがえますが、
過食と拒食はべつものです。
拒食を望んで食べる量を減らせば、過食がますます悪くなるばかりです。

アルコール依存症に効く薬はなく、患者本人が身体からアルコールを抜こうとしないかぎり、
どんな優秀な医師がどんな優れたケアをしても、酒を1滴でも飲めば、
元の黙阿弥になります。

過食症患者も過食症に効く薬はなく、正しい栄養を摂ることだけが
唯一の治療法です。
嘔吐すれば、正しい栄養が摂れませんから、過食の習慣が悪くなるばかりです。
嘔吐をやめ、正しい栄養とは何かを勉強してください。
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