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 一昨年、川津桜の3年木くらいのものを植えました。
翌年、ちらほらと花が咲き、今年に期待を持たせました。
今年になって、暖かくなるにつれ、葉が出てきて今は本当の葉桜に
なっています。一輪も咲かずに葉桜になりました。
 庭でささやかなお花見ができると期待していただけに残念であり
ますが、来年に期したいと気持ちを切り替えています。何が原因で
花が咲かずに葉桜になってしまったのか?先達の経験・知恵を
ご教示ください。
※川津桜は南向きの日当たりの良いところに植えています。

A 回答 (1件)

桜の花芽は夏場に作られ少しずつ成長して冬に仮眠に入ります。


そして一定期間の低温状態が開花の引き金となって春に開花します。
したがって低温にならない地域では桜は開花しない事もあります。

予想される原因は情報が少ないので憶測も沢山出来ますが
一番濃厚なのは植え替えを行った事で
栄養の吸収や成長のバランスが崩れ
来年咲く為の花芽の育成が行われなかった。
もしくは、鳥などの食害で花芽を食べられてしまっていた、
という可能性が一番濃厚だと思います。

植え替えを行った時というのは、
環境が前よりも良くなるケースが多いので
植物も花や実を付けるよりも、
枝や根などの木の成長を最優先する傾向が強くなり
木は大きくなっていても花や実が付かないという事が起こりやすくなります。

また、植え替えの時に肥料をやった場合は
間違った配合の肥料を施した時も同じ様に枝ばかり成長するという事があります。

肥料の知識としては
窒素は葉や茎や根といった物の成長に欠かせない成分ですが
多すぎると花芽を付き難くする作用もあります。
また、リン酸もほぼ同じ作用のある成分ですが
こちらは花に直接影響する成分なので、
リン酸が少ないと花芽が付かなくなります。
花芽が付かなかったり、開花が遅れる原因はこのリン酸不足が多いと言われています。
カリは植物の生理作用を調整し、気候の変化を考えたり病害虫に対して
の抵抗力を高めたりする働きがあるので
桜などには特に欠かせない成分です。

とりあえず細かい状況が解らないので
この知識を頭に入れた上で、夏場の花芽の確認を行い
花芽が出来ない状況であれば状況に合った配合肥料を行い
成長を助けるようにしてみてください。
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この回答へのお礼

 詳しいご説明ありがとうございました。今年植え替えはしていないのですが、
冬場に良かれと「マグァンプK」を幹の周囲に散布しました。これで栄養
過多になったのかなと思いました。
 この夏にご説明の通り花芽ができるのを楽しみに観察したいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2010/03/19 09:23

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