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富士山麓山頂が寒いのはなんでですか?
また何度ぐらいですか?

A 回答 (2件)

山麓といっても範囲が広いので、山頂について


http://www.jma.go.jp/jp/amedas_h/today-50066.htm …
 気温は高度が高くなるにつれて下がっていきます。地表に近い対流圏では、太陽放射によってまず地表が暖められ、暖まった地表が大気を暖めるという過程を経るためです。これにより地表に近い方が気温が高くなります。気温の逓減率(高度に対する気温低下の割合)は平均して0.5~0.6(℃/100m)です。

http://www.jma-net.go.jp/ishigaki/school/200403/ …
また、富士山は周りにさえぎるものがないので風がたいへん強く体感温度はさらに寒いということです。
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 空気は太陽光線をあまり吸収しませんから、太陽光線を受けても殆ど温度が上がりません。


 ですから、大気が温まる際には、まず太陽光線を受けた地面の温度が上がり、地面の熱が大気に伝わる事により、地面近くにある空気から温められます。
 そして、温められた地面近くの空気が、上空の空気と混ざり合う事で、上空の空気も温められます。
 高度が高い所は気圧が低いため、地面近くから上空に上昇した空気は膨張します。
 空気は膨張すると温度が下がる性質があるため、地面の熱で温められた空気も、上昇するに従って温度が下がります。
 温度が下がった空気と混ざり合っても、あまり温度は上がりませんから、気圧の低い、高い所程、気温が低くなります。
 この気温の低い風が吹いているため、富士山の山頂様な高い場所は寒くなります。
 尚、この事が成り立つのは、高度1万1千mくらいまでの対流圏と呼ばれる大気の層においての事で、対流圏の上にある成層圏では、大気に吸収されやすい波長の短い紫外線を、大気が吸収するため、太陽に近い上空程、気温が高くなります。
 波長の短い紫外線は、成層圏の中にあるオゾン層により遮られて、対流圏までは殆どやって来ないため、対流圏では高い所程寒くなります。
 因みに、対流圏の中では、高度が100m高くなる毎に、平均して約0.65℃ずつ気温が下がって行きます。
 富士山の標高は3,776mですから、

0.65[℃/m]×3776[m]÷100m=24.544[℃]

となり、海面近くの場所と比べて、25℃近くも気温が低いという計算になります。
 又、実際の富士山の気温に関しては、以下のサイトを御覧下さい。

【参考URL】
 ホーム > 防災気象情報 > アメダス(表形式) > 2010年05月02日 富士山(フジサン)
  http://www.jma.go.jp/jp/amedas_h/today-50066.htm …

 予報士の気象解説・山頂気温は北極圏並み
  http://www.fujisan-net.jp/data/article/1102.html
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