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大学の学生実験でBradford法について習いました。
ウシ血清アルブミン(BSA)をスタンダードとして検量線を作成し、植物の種子から採取したタンパク質抽出液の濃度を測定するという実験だったのですが、疑問に思ったことがあります。
分光光度計を使用して吸光度を測定し、BSA濃度と吸光度の関係を検量線にする…まではいいのですが、なぜアルブミンの濃度と吸光度の関係を他のタンパク質にも適用できるのでしょう?
配布されたテキストによると、光路長が一定なら吸光度は溶液のモル濃度に比例するとあります。ところが課題の検量線の横軸の単位はw/v%で、ウェブで検索してもこの方法ではw/v%で検量線を作成するのが普通のようでした。モル濃度に比例するとあるのに質量濃度をそのまま適用できる理由はなんでしょうか?
タンパク質によってモル濃度は同じでも質量は異なると思うのですが…。
化学があまり得意ではないので、何か根本的な勘違いをしているかもしれません。
もし勘違いをしていたらすみません。

A 回答 (1件)

> なぜアルブミンの濃度と吸光度の関係を他のタンパク質にも適用できるのでしょう?



ええ,もちろんできませんよ.
それをえいやっと押し切ってるんです.なので,数値の絶対的な信頼性はまるでありません.

> 光路長が一定なら吸光度は溶液のモル濃度に比例するとあります。

これは,Bradford法とか以前の話で,Lambert-Beer の法則の話.

> ところが課題の検量線の横軸の単位はw/v%で、ウェブで検索してもこの方法ではw/v%で検量線を作成するのが普通のようでした。モル濃度に比例するとあるのに質量濃度をそのまま適用できる理由はなんでしょうか?

モル濃度と質量濃度は比例しているので,吸光度も比例定数が変わるだけで,Lambert-Beer 則の比例性自体は成立しているというだけのこと.

この回答への補足

数値の絶対的な信頼性がないということは、大体の数値が分かればいいという時にこの方法を用いるのでしょうか?
調べるタンパク質の大きさがアルブミンからかけ離れていれば、大分検量線の信頼度が低くなって、そもそもこの検量法をやる意味がなくなると思うのですが…。
それか、比例関係だけは正しいということは、単純に基準溶液の何倍の濃度であるかとか、そういう検定に使うのでしょうか。

補足日時:2010/05/03 11:47
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