激凹みから立ち直る方法

英語の否定文に使われる"and"についてお聞きしたいのですが、
高校で使われる英語の教科書に、以下のような文がありました。

"They did not have enough time and money."

否定文の際に並列の単語をつなげるときは、"and"の代わりに"or"を使うのが通例ということになっていますが、この文のようにあえて"and"を使う意味はあるのでしょうか。
上の文で、"They did not have enough time or money."とすると、意味合いが変わりますか。
どうぞよろしくお願いします。

A 回答 (6件)

>"They did not have enough time and money."


(一言)
これを教える先生が間違いなく生徒さんたちに正しい訳をしているかどうか、そちらのほうが心配です。
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この回答へのお礼

確かに注目しなければ流してしまいそうですし、説明するとしても「時間とお金がなかった」と「時間もお金もなかった」の違いだ、と言われても学習者は曖昧にしか違いが分かりませんよね。
ご回答どうもありがとうございました。

お礼日時:2010/05/15 20:40

>Sje isn't (both) treasuer and secretary.


  「彼は会計係と秘書を兼ねているというわけではない。(どちらかである。)」

 訂正です。

→ She isn't (both) treasurer and secretary.
  「彼女は会計係と秘書を兼ねているというわけではない。(どちらかである。)」

 失礼しました。
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 「AとBがどちらも~ない。

」ということを示すのは、通常「not A or B」です。

(1) He doesn't have brothers or sisters.
  「彼には兄弟も姉妹もどちらもいない。」

 「not A and B」としたら、それは通常「必ずしもAとBの両方ではない。(どちらか一方である。)」という意味を表します。

(2) Sje isn't (both) treasuer and secretary.
  「彼は会計係と秘書を兼ねているというわけではない。(どちらかである。)」

 ただし、AとBの結びつきが強い場合には「not A and B」で「not A or B」と同じ意味を表すこともあります。

 お尋ねの英文です。「They did not have enough time and money.」という英文は、普通は「彼らには時間とお金の両方が十分にあったわけではなかった。(どちらかは十分にあった。)」と解釈することになります。

 しかし、何かをするためには「時間とお金」の両方が必要な場合が多いでしょうから、この英文を「彼らには十分な時間とお金のどちらもなかった。」と解釈しても良いと思います。

 お尋ねの英文の解釈については以上ですが、ここからは一般的なことについて述べておきたいと思います。

 私たちが英語を用いる場合にはできるだけ原則を踏まえておいたほうが良いと思います。それは例外的な用法を私たち非ネイティブが用いようとすると、拡大解釈をした結果、誤った使い方になってしまう恐れがあるからです。

 すなわち、今回の問題を例にとると、私たち日本人の英語学習者は「not A or B」と「not A and B」では基本的に意味が異なるということを意識するようにしておいた方が間違いはないと思います。

 私たちが「AもBもどちらもない。」という意味を表したい場合には、最初に述べたように「not A or B」という表現を用いるようにした方が良いでしょう。

 ご参考になれば・・・。
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この回答へのお礼

"or"使った場合には「時間」と「お金」の両方がなかったことを表すのに対し、"and"では「どちらかはあった」という解釈ができるわけですね。
そうですね。まずは鉄則から入ったほうが、大勢が多様の間違いをして混乱してしまうことがなさそうです。
丁寧なご説明をどうもありがとうございました。

お礼日時:2010/05/15 20:39

たとえば,「私には兄弟も姉妹もいない」は


I don't have any brothers or sisters.
となります。

>否定文の際に並列の単語をつなげるときは、"and"の代わりに"or"を使うのが通例ということになっています
というのはこういう場合です。

数学だってそうです。
「A または B」の否定は「A でも B でもない」です。
「A かつ B」の否定は「A でないかまたは B でない」
という部分否定になります。

and だとこちらです。
今回の場合,この部分否定的とも言えますが,time and money でセットとして総合点不足という感じだと思います。
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この回答へのお礼

部分否定、なるほど。
数学での説明は、学習者によってはとても分かりやすいですね!
新しい観点をどうもありがとうございました。

お礼日時:2010/05/15 20:43

They had enough time and money. 彼らは十分なお金と時間があった。


これを否定文にすると、
They did not have enough time and money. 彼らは十分な時間とお金がなかった

この場合、条件を満たすためには、どちらも少しずつ欠けていたと言っています。
時間も足りない、お金も部分的には足りない。

They did not have enough time or money.
彼らは時間かお金が十分なかった。

つまり、どちらか片方は条件に満たされているが、どちらかが条件を満たしていない という意味合いです


文法的な説明は専門家ではありませんので、できませんが、実際に使われてニュアンスのちがいです。
並列の否定文では or を使うのが通例ということは知りませんでした。というより、両方の言い方が現実にあります。試験の為に文法は時として一定の概念を植え付けそれの理解度を測ることがあります。
あなたが学生でしたら、それに従うのが賢明でしょうけど、現実の英語は必ずしも文法通り使われていないこともあります。参考までに
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この回答へのお礼

前半部分は一般的に日本の英語授業で教えられている内容と異なりますね・・
ネイティブか、英語を日常的に会話で用いられている方でしょうか。
確かに、現実の英語、特にスピーキングでは学校で教えられる文法は覆されることが多そうですね。
流暢に使えることが大事なのか、基礎文法を徹底させることが大事なのか、という問題ですね・・・

お礼日時:2010/05/15 20:48

or だと,「十分な時間がなければお金もなかった」


and だと,「十分な時間とお金がなかった」

何か手間のかかることがあって,それをしようと思うと「時間とお金が必要だ」
それだけの「時間とお金」がない。
一つには not both 的に部分否定と言えます。
「十分な時間と十分なお金」がともにあったわけでない。

それより,日本語で「十分な時間とお金がない」というそのままのイメージです。
「時間とお金」time and money でセットとなった手間のかかることに必要な要素。
そのセットが十分ない。
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この回答へのお礼

確かに、"time and money"はよくいっしょくたに用いられる表現だから、こうした使い方が教科書においても受け入れられやすいのかもしれません。
部分否定と考えると分かりやすいですね。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2010/05/15 20:51

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