ショックを与えたヘルメットは使えないのですか。

Question

落とすなどしてショックを与えたヘルメットは使えないとか聞いたことありますが本当ですか。
ヒビが入ってる訳でも割れてる訳でもありません。
タマゴの殻でもないのに落としただけで使えなくなるなんて有り得ますか。
普段使用には充分使えると思うのですが。

3yapapa · Accepted Answer

使えないのではなく、メーカーとしてはそのヘルメットを使用しても、安全は保証できない！と行っているのです。

すでに説明がありますが、ヘルメットは物理的に頭部への外傷を防ぐ外殻部と、脳などへの衝撃を緩和する緩衝部とがあり、緩衝部は発泡スチロールのようなモノで出来ています。この発泡スチロールのようなものが衝撃に応じて変形（要はつぶれる）して衝撃を緩衝しますが、バネのように復元しません。
ですので、大きな衝撃を受けるとその次は緩衝材としては役に立たない…ので、安全は保証できないと言われています。

事故さえ起きなければ、普段使うには充分です。

ただ、事故が起きた場合は安全が保証されません。
で、使っている人は「自己責任でした」で良いのですが、事故を起こした相手にとっては「しっかりしたヘルメットをかぶっていた場合助かったはず」となると…そのような安全性のない帽体を使用していると言う事は、交通社会の中で責任を持った行為とは言いかねますよね。

ただ、３年程度で緩衝材が劣化しているから使えない！と言うのは、本当なのかどうなのか、私には理解しかねます。先日、１０年程経ったヘルメットを切断してみましたが、私には緩衝材が劣化しているようには見えませんでした。厳密には変質しているのかもしているのかもしれないけれど…。

kisinaitui · Answer

>ショックを与えたヘルメットは使えないのですか。

法律的に使えないと規定されているわけでは有りませんが、ヘルメットがヘルメット機能を果たせない可能性が出る可能性があります。

ヘルメットの内部に使われている衝撃吸収体には、発泡スチロールのようなものが使用されています。

発泡スチロールは、衝撃を吸収する機能を持っていますが、一度衝撃を受けて圧縮されると、つぶれたままで元の状態には戻りません。
つぶれた状態で使用して居て、再度衝撃を受けたときには、つぶれた状態からですから衝撃吸収力は大きく削減されており、結果として頭に大きなダメージを与える事になります。

帽体外側の樹脂部分に関しても、表面からは多少の傷程度と見えていても、内側にわれやヒビなどが入っている事もあり、その状態で衝撃を受けると、規定の力以下で破損し、機能を果たさない可能性があるわけです。

ヘルメットは、事故のときに正しく機能し、少しでも頭への衝撃を少なくする為の物です。
ほんの少しの可能性でも、死ぬか生きるかを左右する事のある安全用品と言う事を理解された上で判断されればと思います。

tiltilmitil · Answer

＞普段使用には充分使えると思うのですが。

事故がおきたときは既に「普段」ではないです。

RTO · Answer

落ちたというその程度によります。
http://www.arai.co.jp/jpn/faq/fq_top.htm#q3
メーカーの見解では、手に持っていて地面に落とした程度なら問題ない、としていますが、
走行時に運転者ごと落ちたり、かぶっていなくとも叩きつけられるような落下であれば、

あなたの頭の中身（脳みそ）が、ヘルメットの値段（わずか1万円より）よりも価値がある、とお考えでしたら買い換えましょう

あなたの頭の中身（脳みそ）が、ヘルメットの値段の価値もない、とお考えでしたらそのまま使っても良いでしょう。
ヘルメットは事故を予防するものではなく、予防できなかった事故の被害を少しでも減らすためのものです。

joqr · Answer

程度の問題です
手に持っていて、地面に落とした程度なら普通に誰でもやってしまいます
２階から落としたり、走っているバイクから落としたり…
日常生活であり得ない状況なら、新しい物を買うことをお勧めします

事故の時にかぶっていたのなら、もうダメと判断して間違いありません

ショックを与えたヘルメットは使えないのですか。