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市役所の公務員が選挙で働くのはなぜなのでしょう?
国会議員の選挙も、県議会議員や県知事の選挙も、市議会議員や市長の選挙も、最高裁判所の選挙も全て市役所の公務員が働いていて、国や県や裁判所の公務員は(市に仕事を依頼するために働いているとは思いますが)働いていないと聞きました。


そこでいくつか疑問に思った事があります。
国、県、市、裁判所はそれぞれ異なる団体のはず・・・なのに、どうして全ての選挙で市役所の公務員が働いているのでしょう?国にも県にも裁判所にもそれぞれ公務員がいるはずですよね?
人手が足りないから市役所の公務員も働いているというのなら分かるのですが、上に書きましたとおり国、県、裁判所の公務員は働いていないということなので、とても不思議です。


もう一つ不思議に思ったとは三権分立との関係です。
知事や市長は行政に属しているので、同じ行政に属する市役所の公務員が知事選や市長選で働くことはいいのですが、立法に属する議員や司法に属する最高裁判所裁判官の選挙に、行政に属する市役所の公務員が働くことは三権分立に反しないのでしょうか?
きっと反しないから、実際、市役所の公務員が働いているのでしょうが、だったらどうして反しないのか疑問に思いました。


調べたところ三権分立は、各機関が抑制し合うことで権力濫用防止、国民の政治的自由の保障を目的としているとのこと。
行政が、立法や司法の選挙の仕事なんてもうしないと言う→立法と司法は困る→立法と司法に対して行政が強い立場になる→行政の権力濫用へ・・・っていうのは飛躍した考えかもしれませんが;司法も立法も行政に働いてもらわなくても困らないというなら、権力濫用にはつながりませんが、だったらなんでわざわざ行政に頼むのでしょう?

今の方法だと、「市役所に仕事を依頼するための仕事」と「実際に行なう選挙の仕事」に対する人件費が必要ですが、自分の団体の仕事は自分でするっていう方法にすれば、「実際に行なう選挙の仕事」に対する人件費だけが必要になって、「市役所に仕事を依頼するための仕事」に対する人件費が無くなってコスト削減になると思います。
余計に手間のかかる方法をとって、税金を無駄に浪費して欲しくないと思うのですが、わざわざ手間のかかる方法をとる理由が何かあるのでしょうか?

A 回答 (3件)

 自治体の選挙事務は、国会や裁判所のために行っているのではなく、主権者である国民が円滑に選挙権を行使できることが目的です。

だから選挙の種類に関係なく、厳正公平に選挙事務に当たっています。

 選挙事務には、投票所の設置、選挙公報の配布、有権者名簿の整備、開票事務などが含まれ、選挙がない年でも結構手間がかかります。いきなり衆議院解散になっても困らないように、きちんと準備が出来ていななければなりません。

 これらの事務を、国会、府県、裁判所などがそれぞれ担当するとなると、その経費がどれくらいになるか見当もつきませんが、ご提案のように市役所は市長と市議会の選挙だけというなら、国全体の選挙関係経費は急増し、税金の無駄が増える結果となると懸念されます。

 なお、三権分立は三軒独立のことではありません。
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この回答へのお礼

今の方法の方が経費がかからないのですか!意外でした。
三権分立については、その目的達成の妨げにならないのかなと思いました。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2010/05/23 17:45

大雑把に言うと。



誰がどこに住んでいるのかという最新のデータ(住民基本台帳)を市町村役場が持っています。
そのデータに基づいて選挙人名簿が作成されます。

その地域地域で住民にとって利便性のある施設が投票会場として選ばれます。
人数の増減によって、投票所の統廃合や新設があります。

投票立会人を、その投票所地区の住民の中から選定します。

いろいろな点から、市町村役場が選挙事務を担うのが合理的です。
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この回答へのお礼

確かに、そう言われてみると市役所が行なうのが合理的ですね。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2010/05/23 17:47

公職選挙法と地方自治法に定められた手続きに従って選挙が行われているからです


日本は法治国家ですから、法に規定された以外のやり方はできません
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この回答へのお礼

選挙を実施するための仕事のやり方まで法律で決まっているとは思いませんでした!!
回答ありがとうございました。

お礼日時:2010/05/23 17:42

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