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幸せを感じる脳内メカニズムはどうなっているのでしょうか?

A 回答 (3件)

自販機が、お金を入れて「ありがとうございます」としゃべった


ところで、「幸せを感じ」ていると思う人はいないでしょう。
人間の脳は、五感の相関した感受経験の蓄積において、脳内に
環境を再構成しています。
光や音などの先行感覚に対し、その感受パターンに類似した経験に
おける他の生理的な感受を励起する=そこに行くと何が起きるか
予測する=空間的広がりを感じるのです。

その「予測=環境認識」の発達に応じて、欲求はそこに展開される
意志となり、その達成の感受は「幸せ」となるのです。
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この回答へのお礼

分かりやすいご説明どうもありがとうございました!

お礼日時:2010/05/27 21:37

多分セロトニンの分泌が多くなる(ハイになる、多幸感を感ずる)と言う事だと思います。


かわいいネコですね、お名前は?
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この回答へのお礼

>かわいいネコですね、お名前は?

ありきたりですけど、「タマ」です。


ご回答どうもありがとうございました!

お礼日時:2010/05/27 21:44

こんにちは。


幸福感といいますのは「報酬入力に基づいて発生する情動反応の結果」であり、それは大脳辺縁系の情動機能を中心とする「報酬系回路」によって生み出されます。ですが、何が報酬であり、どうして幸福なのかを理解することができるのは辺縁系ではなく、大脳皮質です。ですから、我々が幸せを感じるというのは、それはこの辺縁系に発生した報酬反応の結果を大脳皮質で自覚するということです。

大脳辺縁系といいますのは身体内外からの知覚入力を基に利益・不利益の判定を下し、情動反応を発生させる中枢です。そして、ここでの判定が「利益」である場合は脳内に「DA(ドーパミン)」という伝達物質が分泌され、これが報酬系回路の働きを活性化させます。これを「報酬反応」と言い、この結果はそのまま自律系や運動系に出力され、我々の身体は無意識のうちに与えられた状況に対応する生理状態に整えられます。
このように、辺縁系が利益・不利益の判定を下すことによって我々の身体に発生する様々な生理的変化をひっくるめて「情動性身体反応」と言います。ですが、反応といいますのは発生するまで自覚することはできません。このため、大脳皮質ではこの情動反応の結果が身体に表出されることによって初めて自分に何らかの感情が発生したことを自覚することが可能となります。そして、その反応の原因が利益・報酬に基づくものである場合、我々はそれを「幸福感」と認識します。

このように、大脳皮質が辺縁系に発生した反応の原因を自覚することを「情動の原因帰結」と言います。ですが、辺縁系の情動反応といいますのは常に無意識のうちに発生するものであり、大脳皮質は必ずやそれに細かな原因帰結を行っているわけではありません。ですから、仮に脳内に何らかの報酬反応が発生していたとしましても、本人がそれを自覚していないということは幾らでもあります。
幸せを感じるのは、大脳皮質がその原因に気付いたときです。我々は日常、何が幸せであるのかも考えずに適当に過ごしてしまっているのかも知れません。小さくてもそれに気付くというのはたいへん幸運なことだと思います。
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この回答へのお礼

とても分かりやすく詳しい解説で大変参考になりました。
脳はやっぱり複雑な働きをしてるもんですね。
ご回答どうもありがとうございました!

お礼日時:2010/05/27 21:53

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