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中和滴定の計算と実践がうまくいきません
液体肥料20L・pH4に炭酸水素ナトリウムを加えて、pH6 or pH7 としたいのですが、
炭酸水素ナトリウムをどの程度加えるべきか計算式すると、
1.0 * 10^-4 * 20 - X = 1.0*10^-7
X = 1.0 * 10^-4 * 20 - 1.0*10^-7
X = 0.0019999mol
炭酸水素ナトリウムは、84g/molであるから、
84 * 0.0019999 = 0.168g必要である。
しかし、実際には、1.68g程度入れることで中性になりました。
どこか考え方や計算にミスはありますでしょうか?
それとも、緩衝液としての作用でここまで差が生まれるものでしょうか?

A 回答 (1件)

(1)炭酸水素ナトリウムが加水分解によって弱塩基性(pH=8.3)


 を示す物質であり、純粋な酸や塩基ではない。
(2)液体肥料はアンモニア塩、リン酸塩などの混合物であ、
 緩衝液として作用する。

上記の2つの理由によって、pHの計算は複雑な要因を持つ
ことになります。
たとえば、10LでpH4の液体肥料のH+(mol)は
1.0*10^-4*20 で計算できるものではありません。
現時点での水素イオン濃度[H+]は計算できますが、
中和させると電離していない潜在的なH+も関係しますので、
この条件では家一散ができません。

pH試験紙やpHメーターなどによって、実測して確かめる
しか方法が無いでしょう。

この回答への補足

回答いただきありがとうございます。
仮に、液肥ではなく、pH4の塩酸20Lであれば、この計算式より、炭酸水素ナトリウム1.68gを加えることで、pH7にすることは可能でしょうか?
もしよろしければチェックしていただければ幸いです。
また、実測とのことですが、確かに、正確には、これしかなさそうですね。
ただ、それでも、ある程度は、どの程度塩基性物質を加えることでpH7になるか予測も難しいでしょうかね?
なお、おおよそ、pH5~7になっていれば良い位の精度ですが、これでも予測は難しいでしょうか?

補足日時:2010/05/27 20:47
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