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資本金が激減・・・・・
ある会社の話ですが、4月まで会社概要では資本金が19億円以上あることになっていたのに
今月発表された資料を見ると資本金が1億円に激減していました。
これは何を意味するのでしょうか?
こういう状態で、この会社の株を持っていても大丈夫なのでしょうか?

A 回答 (2件)

それは減資をしたということですね。



減資の意味を考えてみましょう。

まず、単年度で赤字の場合、欠損金を繰り越し、都度減資はしません。つまり、資本金はあるけど、実質は欠損金を引いた

資本金ー欠損金

が実質資本とみなすわけです。この欠損金は、

(1) インフラのように大量の資本がいる場合の事業。
(2) 赤字がでたが、一時的要因。したがって、来期の利益で相殺可能な自信がある。

などの場合は折り込み済ですが、そうでない場合は減資とはをします。つまり、欠損の回復の見込みがない場合。株主が投下資本を償却して責任をとるということですね。その会社も、今までのやり方では、累積の欠損を解消できないと判断されたということです。

減資は、既存株主に均等に、持株数に基づいて、x割減資とされた時点では、金額のやりとはありません。持株数の割合だけが、会社の資産の持分なので、影響はないからです。

しかし、減資をやる場合、その企業を存続させるなら、ほぼ間違いなく増資を行うので、既存株主の影響力は低下することが予想されますね。

それによって、企業が回復に向かう場合もあるし、ダメなことを公表してしまうことで、本当にだめになってしまう企業もあるので、具体的な情報がないとこれ以上はコメントできませんが。

状況を見守ることが大切ですね。
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この回答へのお礼

丁寧なお答えありがとうございました。
その会社は3月の時点で債務超過に陥っているため、かなり心配です。

お礼日時:2010/06/03 20:13

それは何とも言えませんね。

会社の状態はバランスシートだけでは分かりません。損益計算書の方がよく分かりますよ。これを見ると資本金がどうして減ったのかがすぐに分かります。
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