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日本航空を2000株売りたてている信用取引初心者です。
現在増資のうわさと減資のうわさが流れていますが、
増資の場合は一株の価値が下がる→空売り有利
減資の場合は一株の価値が上がる→空売り不利
ということでしょうか?
減資だと考える場合は手仕舞いをするのがいいのでしょうか?

A 回答 (2件)

 今、お持ちの銘柄に関してお話をすれば、第三者割当による増資が行われる可能性があると思いますが、減資だけが行われることは、まず、ありえません。

つまり、減資とは、資本準備金や資本金で、繰越欠損金を穴埋めする行為で、こうすると今度は、資本が少なくなるので、増資を行うのです。つまり、減資してすぐに増資をするのです。これを、株主の立場で言えば、既存株主の責任を明確にするために、出資しているお金で、会社の損が穴埋めされるということ、そして、増資が合わせて行われることにより、現在の株主の持ち分比率が下がることを意味します。また、減資が行われると持ち株数が2株が1株になる様なことが行われます。

 なお、減資だけを考えると貸借対照表上で資本金や資本準備金で、繰越欠損金を穴埋めするだけの行為ですので、一株当たりの資産価値には変化はないことになります。減資によって、会社の外との間で資産や負債の出入りはありません。従って、減資したからと言って、空売り不利とは言いきれません。増資についてもいろいろな形態がありますが、お持ちの銘柄の場合、第三者増資の可能性が大きいかと思われます。その場合、発行株式数が増えますし、既存株主にとっては、不利、すなわち1株当たりの資産価値が少なくなる形での増資になる可能性が高く、すなわち空売りに有利になると思います。
 これから先は、質問の回答ではありませんが、増減資による1株当たりの資産価値変動よりも、増減資後における業績回復期待や信用取引の状況などによる株価変動の方が遥かに大きいかと思われます。空売りの場合、特に「踏み上げ」を仕掛けられることがありますので、十分に注意して下さい。
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この回答へのお礼

「減資してすぐに増資をする」ということがよくわかりました。丁寧な解説ありがとうございました。

お礼日時:2009/10/18 21:23

売り建てから入って十分利益は出ていることでしょう。



相場に信用取引初心者も何も通用しないことは百も承知だと思います。
分からないのなら手仕舞いしたほうがよいのではないですか?

解らないから回答をもらってヒントにしたいにしても投資のイロハとして基本的に自身で押さえておくべきこと、ケースバイケースで違ってくること、自分で探し当てたり経験して理解できるに勝るものはないですよ・・・回答もつかないみたいなので私の回答も回答になってないですが・・・。
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