No.7ベストアンサー
- 回答日時:
◆家畜衛生は県の仕事。
◇感染力が強いのに、ひと月もほったらかし。
国に口蹄疫と云われて慌てている。
漫然と職員を使っていたんだから。
“今一生懸命やっています”同情してくれと言っても
“尻拭いしています” の間違いではと 言いたくなるよネ。
だから恨むのは東国原知事です。
原因は、日本で狂犬病が撲滅されているのに、忙しいと言って
無駄な予防接種に力いれていることが問題だよネ。
獣医師も 春は狂犬病の予防接種で小遣い稼ぎしているのが いけないよ。
、
◆宮崎県民もこすいよネ。
家畜衛生は県の仕事で、その失態を
全国的な問題だから 国の支援でなんて。
◆この際、なんでもかんでも、鳩山首相の責任にするなんて。
見苦しいネ。
◆今からできるのは、ドラへモンに3月までさかのぼる様に頼むしかないよネ。
No.13
- 回答日時:
Jagar39です。
別に責任逃れをしているつまりはありません。伝染病防疫という仕事は「結果が全て」であり、しかも100点満点が合格のボーダーラインであるということは十分承知しています。
素人が思いつきで、しかも結果論で「こうすれば良かったのでは?」と言うような簡単なものではない、ということを言いたかっただけです。
でも、100点満点というのは、伝染病の蔓延を押さえた上で社会的ダメージもゼロに抑えた場合に初めてもらえる点数なので、決してあり得ないのですがね。
No.12
- 回答日時:
No.10-11のJagar39です。
>口蹄疫だとわかった時点で、「厳しすぎる」と思われるくらいの通行制限制限や消毒体制を敷くべきだったのではないですか?
どのくらい厳しい??
現行の防疫指針(これを決めるのも国の仕事です)では、発生時の一般車両の消毒は規定されていません。
今回の感染拡大を受けて一般車両も消毒対象になりましたが、発生地の状況(畜産農家の密度の高さは日本でも有数)を踏まえれば、確かに遅きに失したでしょう。
また、都城市での発生を受けて、隣県の鹿児島県では県境封鎖も行っています。これは幹線道路以外の道を封鎖して通行車を確実に消毒するための措置です。
でも、「可能性」としてはこれでもまだ完全ではありません。
一般車両の消毒はほとんどが車体ではなくタイヤのみですし、車内の消毒も実施されていません。
ですから一般車両の消毒が未実施だった頃に比べればウイルスの拡散リスクは大幅に減少してはいますが、それでもまだゼロには遠く及ばないのです。
突き詰めると、とにかく人も車も一切動かさないのが完璧な対策です。発生地の半径3kmは一般の人の通勤・通学も含めて一切家から出るな、新聞も郵便も配達停止、食料は配給車の配達のみで凌ぐ。
どこまですれば良いのでしょう?
ヒトの伝染病(新型インフルエンザ)の防疫対策ですら、「妥協の産物」なのです。
国内侵入を"ほぼ完璧に"阻止しようとすれば、外国からの到着便はそのまま空港で1週間隔離して検疫すべきです。でも、現実的にそんなこと、できますか?H5N1亜型の激烈な病原性での発生ですら、そのような対策は策定されていません。
伝染病の流行阻止のための防疫措置が、伝染病の流行以上の被害を招いては根本的に意味がありません。
ですからリスクとコスト(交通遮断による社会的コストも含めて)を天秤にかけながら、妥協レベルを模索した結果が防疫マニュアルになるわけです。
まあ、今回の口蹄疫の場合は、明らかにその妥協レベルを誤ってしまいましたが。
でも、「厳しすぎる」防疫措置を布いて、それで発生の拡大がなく2~3例程度の発生で終息していたら、絶対に「やり過ぎだ」という批判が多数を占めていた、と思いますけどね。
実際に10年前の宮崎での発生では30kmの移動制限区域を設定したのですが、「やりすぎ」という批判を浴びたため現行マニュアルでは10kmになった、という経緯もありますし。
>自衛隊を出動させたらいいんじゃないか、と思ってしまいますが?
自衛隊も出動してますよ。私も自衛隊が入っている現場で何日か働きましたが、さすがに彼らの働きぶりはレベルが違うと感嘆しました。個人の身体能力もさることながら、統率がすばらしいです。
ただ、自衛隊の性格として当然ですが、上官の命令にしか従わないのでどんな現場でも「小隊」単位でしか動けません。私たち獣医師のように、現場で初めて顔を合わせる人たちとチームを組んで動く、ということはできません。
それと、自衛隊員は獣医師ではありませんから、牛や豚の静脈注射は法的にも技術的にもできません。
そもそも豚の静脈注射ができるのは獣医師でも1割もいないでしょう。牛ならもう少しいそうですが、それでも2割くらいじゃないでしょうか。
ちなみに平成20年度時点で獣医師の総数は35,000人ほどで、そのうちこのような家畜伝染病の防疫業務をする家畜保健衛生所の職員は2,200人弱に過ぎません。行政改革で減らされている傾向にありますし。
それと産業動物の診療に従事している獣医師は4,000人くらいでしょうか。その大半は牛ですから、豚の診療獣医師は非常に少ないです。獣医師と一口にいっても職域が非常に広いので。家畜衛生や産業動物の診療獣医って、収入はその中でも最低レベルですから。
また、自衛隊は家畜の扱いにも慣れていないので、家畜を生きているときに扱わせるのは危険です。逃走でもされようものなら・・・
というわけで、自衛隊は殺処分した後の死んだ家畜の運搬や畜舎の消毒などが主な業務になっています。
でもこれ、獣医師が殺さないと始まらない仕事ですから・・・
韓国では軍隊が「銃殺」するケースもあるそうですが。
でも、感情的にも銃殺は抵抗ありますし、血を出してしまうのであまり良い方法とは思えません。
血液には多量のウイルスが含まれているので、まして獣医学的な知識がない軍隊にやらせると、ウイルス伝搬のリスクが飛躍的に高くなってしまう。
この回答へのお礼
お礼日時:2010/06/25 16:07
ありがとうございました。
でも、こういうことは、”結果”なんです。
私も、公務員だったから、わかりますが、理論武装して、「法的に問題ない」「責任はない」と言い張るのは、日本の公務員の悪い癖です。
No.11
- 回答日時:
No.10のJagar39です。
まあ一度後手に回るとリカバリーできないのが口蹄疫という伝染病の怖さで、そういう認識の農家もたくさんいるでしょうし、感染拡大が本格的に始まった頃の宮崎県の混乱した対応に怒っている人も(報道もされていましたが)たくさんいるでしょう。
予断を許さない状況の時に「国の対策本部長」が海外に行ってしまうというのも考えられないことなので、政府の信用が失墜したのも無理もない面もあります。
発生農場の人にも話は聞きましたが、いろいろです。誰かを恨んでも仕方がない、と言っていた方もたくさんいましたし。
なお、狂犬病の予防接種とはまったく何の関係もありません。
そもそも同じ獣医師といってもまるっきり世界が別ですから、狂犬病の予防接種を止めたところで犬猫病院の収入が僅かに減るだけですし、犬猫病院の獣医師が口蹄疫発生農場の殺処分現場に来たところで邪魔なだけです。まして診断などできるはずもないです。
口蹄疫が高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)の殺処分と大きく異なる点は、鶏なら「触ったことがない」人でも殺処分現場で働くことはできるんですよね。相手がたかが鶏ですから。
現に過去のHPAI発生例では、県の事務職員まで殺処分に借り出されています。
ですから、この質問者さんでも、この質問を読んでおられるみなさんも、やる気があって応募すれば現場に出してくれるかもしれません。
ですが口蹄疫は相手が牛と豚という大型の動物ですから、かなり扱い慣れた人でないと危険です。現場には大勢の人間が入って騒然としていて家畜も興奮しているからなおさらです。
作業者のケガもヤバいですが、もっとヤバいのは、家畜の逃走です。農場外に逃走でもされようものなら目も当てられません。ウイルスをたっぷり仕込んでいる動物ですから・・・
獣医師でも犬猫の小動物獣医は論外ですが、家畜衛生分野の獣医師でも殺処分現場で他人の安全(あまり慣れていない一般職員の派遣者も大勢いる)やウイルスの散逸防止まで注意を払いながら作業に従事できる人は、少なくとも全員ではないです。
家畜衛生分野の獣医師なら誰でも何でもok、というわけではなく、こちらはこちらで牛が得意な人や豚が得意な人、ウイルスに専門知識を持っている人、細菌や病理が専門の人と、それぞれ専門化が進んでますから。(複数の分野を渡り歩いている人も多いですが)
まして自分の日常業務をストップさせて行くわけですし(殺処分が終わって帰ってきてからもウイルスの散逸防止のため7日間は出勤できないことにしています)、その間に自分のエリアで万一発生すれば大幅な戦力ダウンになるわけですし、帰ってきてからの通常教務ではまさに牛や豚を扱っているので万が一にもウイルスを持ち帰るわけにはいかないし、派遣要請を受けた方の調整も大変なんですよ。
No.10
- 回答日時:
家畜衛生分野の獣医師です。
宮崎県にも派遣され、殺処分に従事しました。まず、畜産農家で「処分を免れよう」とした人など1人もいません。また免れようがないこともみな知っています。
ワクチン接種はまたまた話が別ですよ。
口蹄疫のワクチンは、接種した動物も殺処分することが前提なので、「まだ感染していない農場」にとっては、このままだと自分の農場は感染しない(=殺処分されない)可能性もあるのに、ワクチンを接種すれば殺処分されることがその時点で決定するわけですから、抵抗感があるのは当然です。
ワクチン接種は、そのエリア全てを殺処分することによってエリア外への感染拡大を食い止める、いわば「焦土作戦」のオプション(殺処分のための時間稼ぎ)ですから、それに対して補償をする国も畜産の税収がゼロになってしまう県や市町村にとっても、発生もしていないのに殺処分される農家にとっても、非常に重い決断です。
このワクチン接種は「国が決定する事項」です。
このように、口蹄疫の防疫とは「都道府県の仕事」というだけではなく、同時に「国の仕事」でもあります。
家畜伝染病でも口蹄疫の他に高病原性鳥インフルエンザや豚コレラなどの一部の重大な伝染病は、発生するとその地方だけでなく国の貿易問題に直結したりするので、これらは「国家防疫」として位置づけられています。(これらの疾病は、発生すると即座に世界中の国から輸入停止措置をされます)
口蹄疫はその感染力の強さから「国家防疫」に位置づけられる伝染病の中でも最重要視されている伝染病です。
発生すると管轄する家畜保健衛生所には「現地対策本部」、都道府県庁には「県防疫対策本部」が立ち上がるのはもちろんですが、同時に国にも「中央防疫対策本部」が立ち上がります。中央の本部長は農水大臣です。
むろん宮崎県に責任がない、というわけではありません。
初発を見逃してしまったのは、どう言い訳しようが事実ですし。
その「見逃し」ていた期間も、だんだん無責任な尾ひれがついてくるものですね。
初発(1例目)は4/9に最初の通報があり、最終的に口蹄疫を疑って検体送付したのは4/19なので、「放置」されていた期間は10日間です。水牛ですら3/31に通報&検体採取、4/22に立ち入り、検体送付なので「放置期間」は22日間です。ひと月なんてどこに出てくる期間なのやら。
その水牛は、3/31時点では「発熱と下痢」という症状だったので、この時点で口蹄疫は疑っていません。4/22に疫学関連農場(1例目と飼料会社が同じだった)として立ち入り、臨床的に口蹄疫を疑う症状はなかったものの、聞き取り調査の結果などを踏まえて検体送付をしたら口蹄疫だった、という経緯です。
http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/10042 …
まあ「発熱と下痢」で口蹄疫を疑わねばならないのでしたら、毎日日本各地で数千例は検査しなければならないことになりますが・・・
殺処分に従事した際に発症牛や豚は本当にたくさん見ましたが、発症後の経過日数が長い個体は「一目瞭然」の病変を呈していましたが、発症直後の症例を目視だけで口蹄疫を疑うのは非常に困難だと感じましたが・・・
発生数が多くなると地元都道府県の獣医だけではまったく足りないので、国や各都道府県の獣医師の派遣を要請することになるのですが、これも「足りないから派遣してくれ」と要請するのは宮崎県ですが、調整するのは国の仕事です。
これらの獣医師は、私もそうですが地元で発生すれば最前線に立って防疫活動をしなければならない立場です。各都道府県にしても、いつ自分のところで出るかもしれないのに、進んで獣医師を派遣はしたくありません。
まあこれも多ければ良いというものでもないのですが・・・
派遣者の宿泊場所、集合&着替え場所、班割りなどの仕切りがありますから(これをいい加減にやると、下手すれば派遣作業者によって感染が拡大しかねない)、無限に派遣を受け入れて殺処分数を増やすのは難しいでしょう。
防疫の基本方針を状況に応じて決定するのも国の仕事です。
今回は連休明けには発生数が劇的に増えてしまい、殺処分による基本的な対応では防圧できないのではないか、という状況になっていました。
実際に国がワクチン接種&地域ごと殺処分という方針転換を果たしたのは、さらに10日以上遅れてのことです。まあ現行法では対応できないことなので、特措法を通していたから、というのもあるのですが。
参考URL:http://www.sat.affrc.go.jp/joseki/Houki/KADENHO/ …
No.9
- 回答日時:
自分に所だけは処分を免れたいという理由から処分に消極的だった畜産農家が一番悪いな
畜産農家に気遣って手加減をしていた県はその次に悪い
以前の狂牛病事件でも国が肉骨粉の禁止を検討したとき畜産農家は肉骨粉が原因だと決まるまでは禁止しないように陳情した
結果がクロだと分かったら禁止しなかった国が悪いと抗議
これと同じ経過だが実情はこのたびは最悪ですね
結果が悪けりゃ国を責める
フォークランド戦争の時のアルゼンチン国民並みです
No.8
- 回答日時:
誰のせいともおもっていません。
むしろ、その原因を一番知りたがっているのですが、それを調べようともしていない政府や官学にいらだっているという話はききます。
>自民党政権が、新型インフルエンザを制御できたのとは、大違いですが?
あれも、これも、別に人の手で制御できたのは微々たるものです。制御できたと思っているのは思い込みであり、実際は発生した病気がおちつくようにおちついたというだけです。こういう災害を人がうまく制御できたというのは、すべて結果論です。
No.6
- 回答日時:
No5さん
間違えた情報は、混乱を招き、宮崎の人たちをさらに苦しめるだけですよ
口蹄疫は、偶蹄類の動物だけに感染して、唇や口腔内に、水泡のようなものが出来てしまい、餌を食べれなくなってしまい、死んでしまう病気です
ですから腐った肉は有りませんので注意してください
腐った肉が出たとしたら、店の人が悪いのであって牛豚の家畜業者が悪いわけではないですよ
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