プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

これは「故意」になるのか「過失」になるのか。
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これまで会社で健康保険を担当していたのですが、
将来の為に損害保険の法律と保険の勉強を始める事にしました。

『個人賠償責任保険』について勉強中ですが、
以下のケースの“怪我・損害”が「故意」に当たるのか「過失」に当たるのか
イマイチ分からなかったのでご教示下さい。
※当社の『個人賠償責任保険』は「故意」は保険対象になりませんが
 「過失」は保険対象になります。

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【前提】
場所は狭い居酒屋。
登場人物のAさんとBさんは軽い知り合い。

【ケース】
AさんがBさんをふざけて押し倒して、馬乗りになってくすぐろうとしました。
しかし押し倒した際に、Bさんは肩を打撲して怪我をしてしまいました。

Aさんは、怪我をさせるつもりは全く無く、怪我をするとも思っていませんでした。
しかし、AさんがBさんを押し倒したのは不可抗力ではなく、
Aさんが自ら積極的に行った行為であり、
第三者の視点から冷静に考えば、狭い居酒屋で人を押し倒すという行為は、
怪我の発生を予測する事も出来なくはなかったはずで、注意は怠っていたと考えられます。
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上記のケースです。

この場合、
怪我に関しては「過失」で
押し倒した行為は「故意」
という事になり、
故意と過失が混在していて、
保険が適用になるのかがイマイチ分かりません。

このケースで、Aさんが当社の『個人賠償責任保険』に入っていた場合、
Bさんからの賠償請求に対して、当社の保険は適用になるのでしょうか?

ご教示頂けましたら幸いです。

A 回答 (4件)

>あまりにひどい過失=「重過失」の場合に、


加害者側にも費用を負担してもらうケースというのはありますでしょうか?

自動車事故でもそうですが、賠償責任は相手にも過失があれば
その損害分(賠償金額)は過失相殺されて計算されます。

したがって、こちらに一方的な過失があれば軽過失、重過失を
問わず相手の損害額は全額支払われます。

なお、保険会社から見た損害額とは法的な損害額であり
相手の要求額であはありませんし、物損の場合なら時価額
が限度です。

加害者の費用負担が発生するのは、この法的な損害額を超えて
保険とか法的な賠償額とは関係なく、加害者の意思で相手に支払う
場合です(保険会社の法的な支払金額を超える部分)

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。

下記のソニー損保様のサイトを見ていて考えが再び曖昧になってしまったのですが、
http://with.sonysonpo.co.jp/promenade/informatio …
---抜粋---
7.保険金が支払われない主な場合
(1)故意によるもの
これは言わずもがな、わざと行ったものへの補償は保険制度の趣旨を逸脱しています。
あくまで日常生活上に生じた「偶然」の対人・対物の賠償事故が補償の対象です。
----------

上記の記載を考えると、
本質問スレッドのケースは、Aさんの「故意」になるような気もするのですが、
それでもやはり
“Aさんは、怪我をさせるつもりは全く無く、怪我をするとも思っていませんでした。”
という事実がある限り、
「過失」には変わりないので、「保険の対象となる」と考えて宜しいでしょうか??

補足日時:2010/06/30 22:26
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過失です。

 なので、保険金が支払われます。

※昨今保険会社の不払いが問題になってますので、これは気をつけて下さい。

免責になるのは、
例えば、AさんがBさんを押し倒した後に肩を掴んで床に思い切り叩き付けた、とか、
AさんとBさんが喧嘩をした、とか、
「怪我」を、「意図的」に、負わせた場合のみです。

キャッチボールで誤って窓ガラスを割ってしまったのと同じだと考えて下さい。
窓ガラスに向かってボールを思い切り投げつけて割れば、免責になります。
しかし、キャッチボール中に予期せず窓ガラスを割ってしまった場合には、保険の対象になります。

ふざけて押し倒して怪我を負わせてしまうのも、キャッチボールで窓を割ってしまうのも、
どちらも注意が欠落していただけで、同じ「過失」の範囲なのです。

よろしいでしょうか??
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プロ代理店です。



過失です。

但し、同一人物が頻繁に似たような事例で数度にわたり保険金の受取があった場合には
調査が入ります。

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。

下記のソニー損保様のサイトを見ていて考えが再び曖昧になってしまったのですが、
http://with.sonysonpo.co.jp/promenade/informatio …
---抜粋---
7.保険金が支払われない主な場合
(1)故意によるもの
これは言わずもがな、わざと行ったものへの補償は保険制度の趣旨を逸脱しています。
あくまで日常生活上に生じた「偶然」の対人・対物の賠償事故が補償の対象です。
----------

上記の記載を考えると、
本質問スレッドのケースは、Aさんの「故意」になるような気もするのですが、
それでもやはり
“Aさんは、怪我をさせるつもりは全く無く、怪我をするとも思っていませんでした。”
という事実がある限り、
「過失」には変わりないので、「保険の対象となる」と考えて宜しいでしょうか??

補足日時:2010/06/30 22:25
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一般論としての回答ですが・・・・



「けんか」 なら故意ですが、単にふざけていた結果偶発的に
発生したものなら故意ではないと思われます。
ケースによっては、重過失となる可能性はありますが・・

保険会社の解釈次第ですね。

なお、重過失は通常個人賠責では保険事故として支払対象に
なります。
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この回答へのお礼

ご回答どうもありがとうございます!

重過失であっても、あくまで「過失」として扱うわけですね!

ちなみにですが、
当社の規約は
・加入者の自己負担賠償額は0円
・最高補償額は1億円
としておりますが、
あまりにひどい過失=「重過失」の場合に、
加害者側にも費用を負担してもらうケースというのはありますでしょうか?

まぁ、契約内容に書いてない限り、
そんな事を言い出したら、加入者への契約違反という事になりますかね。。。

お礼日時:2010/06/25 00:04

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