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日本語 受身の用法

以下の2つの文について、文法的に説明をおねがいします(受身について。助詞の用法も)。

私は 先生に しかられました。
 ←先生が私をしかりました。

きのう 記念切手が 発売されました。
 ←きのう記念切手を発売しました。

下の文も直接受身ですよね?なのに、受身の文で「が」が使われるのはどういう文法上の理由でしょうか?

A 回答 (4件)

「は」「が」は格助詞で、概ね同様に用いることが出来ます。



先生が私をしかった。= 先生は私をしかった。
私が先生にしかられた。= 私は先生にしかられた。

(郵便局が)切手を発売した。= (郵便局は)切手を発売した。
切手が(郵便局で)発売された。= 切手は(郵便局で)発売された。

「は」と「が」の違いは、「が」は強い格助詞です。
この文章を「「が」が強い格助詞です。」と書くとニュアンスが変わると思います。
「が」のみが強い格助詞であるとか、「は」では無く「が」が強い格助詞であると言う意味合いになります。

「は」と「が」が必ずしも同様に用いることが出来ない用例としては、「私は先生にしかられた」「いや、僕が先生にしかられた」と言う会話があるとすれば、前者は「私が」に置き換えられますが、後者は「いや、僕は」とは置き換えられません。
「〇〇は」の場合、通常文を構成するのに対し、「〇〇が」の場合、主格を断定する場合があるからです。

記念切手の場合、特別な商品なので、断定的な格助詞の「記念切手『が』」の方が、しっくり来る場合があろうかと思います。
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そもそも「は」と「が」との使い分けは意味の峻別によって行なわれておりまして、


今回の質問の例文の場合にも、「は」と「が」とが入れ替えられたとしても、
微妙なニュアンスが変わるだけで、文法的に使えない訳では御座いませんので、
生憎、残念乍ら、質問の定義そのものが誤っております。

因みに、格助詞「は」が使われる状況の方が比較的に特殊で、
「若し~ならば」という意味(仮定法)が隠れていますから、
様々な文章で検証なさってみて下さい。

例えば、『大蛇は水牛を襲うだろう』という文章は(なら)、
『もし蛇が大きければ、水牛を襲うだろう』という意味なのだと言えます。
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「私は 先生に しかられました。


 という例文も助詞の「は」が「が」の代わりをしているだけですので
 これを「が」に戻せば
「私が 先生に しかられました。」となり、この「私が」は
「きのう 記念切手が 発売されました。」の「記念切手が」と
 同じ成分であることが解ります。
 ということで
 受身の文に限らず、文で「が」が使われるのは
「『私』や『記念切手』が主格だから」ということになります。
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<<私は 先生に しかられました。

>>

 受身の代表的な用法です。動作を受けた人から見た叙述する時に使われます。迷惑や被害を受けた時に受身がよく使われます。
 日本語では話し手も含めて話し手に、より身近な人を主語にするのが特徴です。


<<きのう 記念切手が 発売されました。>>
 動作主を示す必要がない場合や出来事のみを叙述する時に使われます。
 

<<下の文も直接受身ですよね?なのに、受身の文で「が」が使われるのはどういう文法上の理由でしょうか?>>
 「は」を使うか、「が」を使うか受身の用法というより、この場合は「は」、「が」の用法の問題です。
 「は」は話しても聞き手も共に知っている話題の時に使います。聞き手の意識にない話題の時は主語に「が」を使います。
 あるいは「が」は主語に焦点を当てている時に使います。術部に焦点を当てるときには「は」を使います。「切手は、昨日発売されました。」となります。
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