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小2の女の子への上手な叱り方を教えて下さい。
直して欲しいところを注意するのですが、ただこちらが一方的に指摘するより子供にどうしてダメなのか考えさせて導きたくて、「どうして○○したの?」「そう言われたら相手はどう感じると思う?」「もし自分がその人だったらどう思うかな?」などと聞いてみるのですが、「分からない」「知らない」「その場になってみないと考えられない」という答えしか返ってこなくてうまく話し合いが進みません。こう言えば相手が困って話が先に進まない事が分かっているようです。最近では「考えられる能力はあるはずだから、答えが出るまでここでこうしてずっと待っているよ。」と言うと根負けして何か言ってくる事があるのですが、毎回これでは疲れます。こういうタイプの子にはどう話を持っていくのがいいのか、アドバイスをお願いします。

A 回答 (6件)

(1) 二重拘束は心理的虐待かもしれない



私は児童心理など分かりませんが、卑見を述べてみます。御笑覧くだされば幸いです。
まず、叱り方がよくないと思います。小2ぐらいの子には、ダメなことは「ダメ!」とはっきり言い渡してみてはいかがでしょうか。「一方的に指摘する」ことこそ妥当な方法かもしれません。
「わーん!」と泣くでしょうが、ダメなものはダメ。話し合う余地もなければ、それ以上叱る必要もありません。この「それ以上くどくど叱る必要なし」は重要だと思います。泣き止んだ頃には、お子さんの機嫌も直っているでしょう。また、「ダメなものはダメ」と言い切るからには、「ダメ」をなるべく少数に限定しておかなければなりません。「あれもこれもダメ」では、逆に話し合う余地がたくさん発生します。
ご質問者のように「子供にどうしてダメなのか考えさせて」いたりしたら、だらだら長くなってしまいますね。叱られる時間が長いのは、誰でも嫌でしょう? また、「考えさせ」るとおっしゃいますが、お子さんが独創的な妙案(またはミョ~な案)をひねり出してきたら、「何と、その手があったか!」と認めるんですか? 正解はご質問者の意中にあって、それ以外は認めないんじゃありませんか?
すなわち、お子さんに考えさせるとおっしゃいながら、自由な思考をすれば怒るのです。これは「二重拘束」の一種ではないでしょうか(私、専門用語の使い方間違えてます?)。小さなお子さんを、そのように複雑な状況にさらすべきではないと思います。二重拘束に頻繁にさらされた子は、長じて精神に変調をきたすケースがあるそうです。

(2) 子どもは親(など)の顔色をうかがう

私も悪ガキには手を焼いた覚えがあります。小学校低学年くらいまでは一種の怪獣ですね。人の言うことなんて聞きゃあしません。それでも、悪さをしながらも、こっちの表情をこっそり見ています、あいつらは。
これはずる賢いからではなく、物心つかない頃からの本能だそうです。ヒトの乳幼児は、「顔」に興味を抱いてじっと見る習性があります。見られた方は、視線を感じて見返すと、かわいい赤ちゃんと目が合うわけですから、これまた本能をくすぐられて、世話をしてやりたくなります。そうやってヒトは絶滅せずに生き延びてきたそうです。
小さな子は、親(など)に逆らっていても、「親の不興を買ってる」(自分の態度が親の機嫌をそこねている)ことは敏感に察知するようです。長々と説教しなくても、親の意向は子どもに伝わっているのではないでしょうか。
この習性を、子育てに利用しない手はありません。すなわち、「こうすれば親は不機嫌になる」、「こうすれば親はうれしそうな顔をする」とメリハリ付けて子どもに示すことです。親はたまたま機嫌が悪くても、心配事を抱えていても、子どもが良い事をしたら、うれしがっている顔を見せてやらなければならないでしょう。
「どうしてダメなのか考えさせて導」く叱り方は、もっと年長になってからでもいいのではないでしょうか。

(3) 憎まれっ子世に憚る(人から憎まれるような者に限って、世間に出て幅を利かし、威勢をふるう)

私は学問をした人間ではないので、書くことといえば聞きかじりや体験談(それも狭い体験)になってしまいますが、親戚の子に「ああ言えばこう言う」憎たらしいのがいました。私より少し年下ですが、人の言葉尻を取ったり、矛盾を突いてきたりして、まあ負けないのです。その子の兄はのんびりしていて、人の言うなりになってしまうような優しい性格で、兄弟なのに似ていませんでした。
そして、憎たらしい弟の方は一流大学に進み、若くして助教授になりました(今は准教授というそうです)。兄の方は平凡な会社員になったようです……。
「分からない」「知らない」「その場になってみないと考えられない」。お子さんはまだ小2なのに言い訳のバリエーションが豊富で、「おお、こんなに知恵が回るようになったか」、「将来楽しみだ」とお考えになることもできるのではないでしょうか。古い女のように運命に忍従せず、男をも言い負かして、自分の人生を切り開く女性になるかもしれません。
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この回答へのお礼

お返事が遅くなり申し訳ありませんでした。
おっしゃる通り、説教はだらだら長いし、二重拘束をしています。
そろそろ理屈が分かる年頃かなと思いましたが、まだまだですね。
大変参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2010/08/18 21:04

道徳の発達というのは


1.悪いことをすると叩かれるよ
2.悪いことをしてもいいことがなければやっても無駄だよ。
3.悪いことをすると嫌われるよ
4.悪いことをしてはいけないと決まっているのよ。
以下略

とあるようです。
1と2は自分の利益がどうであるか
3と4は社会や周りの状況を考えています。

質問者さんは8才の娘にどのレベルの発言をして欲しいのでしょうか?

そんな理屈っぽく子どもに接するなんて疲れるだけです。
キャラにもよりますが「そんなことをしたらダメじゃないの。自分のことだけ考えているとまじ嫌われるよ」
でいいと思います。
別に8歳児に考えて正解を出させる必要もありません。
コールバーグの道徳性発達理論などを読んで私は問いつめることなく、正しい感性をこちらから移すように接するだけになりました。
上の略した5と6段階になれるように。

参考URL:http://www.eonet.ne.jp/~like-a-flowing-r/psychol …
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この回答へのお礼

お返事が遅くなり申し訳ありませんでした。
そろそろ理屈が分かる年頃かなと思いましたが、まだまだですね。
ご意見、大変参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2010/08/18 21:12

子供を叱る、簡単な事です。

それが 上手な叱り方であり、下手な叱り方であっても、叱る と 言う行為は、親が自分の意見を押し付ける、という行為なのです、子供が 解からない、知らない、と言うのは、当たり前、逆に、なぜ と 質問された事ないですか、、いつ、いかなる、時でも、どんな事をしても、自分のお子さんを叱っては いけません。たとえ 大人から見て悪い事を してもです。よく世間では子供をほめて、成長させて などと言いますが そんな単純な事ではないのです。一度も叱かられなかった お子さん、たぶん見たことも聞いた事もない事でしょう。叱ると いう行為は簡単な行為です。逆に 叱らない、悪い行為をしても叱らないというのは、とても難しい事です。今からでも遅くありません、何をしても、大人見て 悪い事をしても、ですよ 叱らないで、、、結果は、15年さきになりなすが、、親の背中を見、何事に対しても寛大で、優しい子に成長します。とても難しい事です。
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この回答へのお礼

お返事が遅くなり申し訳ありませんでした。
おっしゃる通りですね。
短気なところなど、今までにもいろいろなところが私から彼女にうつったと思います。
寛大な子になるように、私が寛大にならなくてはいけないですね。
大変参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2010/08/18 21:11

すみません、追加です。


叱り方、という質問だったので、叱り方を書きましたが、
本来子供はほめられた方ががんばるものです。
もし、うまくできたときは、大げさな位ほめてあげて下さい。
「○○出来て偉かったね。お母さんはすごくうれしかったよ。」
とぎゅッとして言ってあげて下さい。
私が関わった子の中にも、すぐ友達にきつい事を言って、手が出る子がいます。
その子にも叩く理由があるのですが、叩いたことだけはきっちり叱ります。
その後しっかり抱えて、
「○○は本当は優しい子なんだよね。」
「○○が優しい子だって知っているよ。」
とそのたびに声をかけていたら、次第に落ち着いてきました。
高学年でもほめると、「別に。」とか言いながら、
まんざらでもなさそうだったり、ほんのり顔が赤かったりします。
字を乱暴に書く子も、他の子の丁寧さを大げさにほめてあげると、
自分もほめてもらいたくてさりげなく直してたり、
子供って素直で可愛いものですよ。
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この回答へのお礼

ご丁寧に、ありがとうございました。
褒める事はたくさんしているつもりでいます。
若干褒めすぎて失敗できない体質になっているような気もしますが、褒めると嬉しそうにしています。
成長と共に褒める事よりも叱る事が多くなってきましたが、原点に立ち返って褒めて伸ばしてあげたいと思います。

お礼日時:2010/08/18 20:59

分かるまで「お食事抜き」ですね。


もっとキツイと「学校行かなくてよろしい」「部屋から出てはいけません」もあります。
「分かった」と言うだけで済ませず「何がどうだからどこが悪い」を自分の言葉で説明しないと許さないのが基本でしょう。
頭が良く、自尊心が強い子供は悪いことをしたと自分で分かっていると非常に「恥」を感じますので、そういう子の場合、あまり手はかかりません。
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この回答へのお礼

お返事が遅くなり申し訳ありませんでした。
外ではそのようにしているようですが、家では地が出るのでしょうね。
ご意見、今後の参考にさせていただきます。ありがとうございました。

お礼日時:2010/08/18 20:54

子どもと関わる仕事をするもう大きい3人の子を持つ母です。


一方的に叱らず、考えさせようとするのは間違ってはいません。
でも子供にしては、叱られている事に変わりはありませんし、
理詰めで理由を言えたり反省出来るなら、そもそも最初からやりません。
大人にだって、つい言ってしまったり、やってしまうことはありますよね。
叱るときはそのことだけを簡潔に。
「○○だから(理由)、○○してはいけません(指導)。」
「○○だから(理由)、○○しなさい(指導)。」
例えば、散らかっているから、かたずけなさい。
のように、注意すべき点のみ指摘して指導します。
一番いけないのは、だらしがない、等その子の人間性を決めつけるような一言は
決して言わないこと。
どうしても子供に考えさせたいなら、
「そう言われたら相手はどう感じるか、よく考えなさい。」とだけ言って、
無理に答えを強要しないことです。
ある教育関係の偉い先生によれば、紙に、言った言葉をなるべく忠実に再現させて書かせ、
読ませると、客観的に見られるそうですが、まだ2年生ですから、
あまり大人の思うように返事させようとすると、高学年になると、
うわべだけ大人の気に入る答えを言ってやり過ごそうと
するようになりますから、気をつけて下さいね。
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この回答へのお礼

お返事が遅くなり申し訳ありませんでした。
おっしゃる通りですね。そろそろ理屈が分かる年頃かなと思いましたが、まだまだですね。
今後の参考にさせていただきます。ありがとうございました。

お礼日時:2010/08/18 20:52

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