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テロメラーゼと不老不死

・テロメアを延ばす酵素テロメラーゼは癌発生に深く関係しているのですか?詳しく教えて下さい


・今から何年後に不老不死が完成すると思いますか?根拠も教えて下さい。


・一部の細胞はテロメラーゼを導入しても無限増殖には至らない細胞があるということですが、それは何と言う細胞ですか?

A 回答 (2件)

<・今から何年後に不老不死が完成すると思いますか?根拠も教えて下さい。


不可能に近いです。タイムマシンと同等の難易度です。生物は生きている間にどんどん身体や細胞にエラーを重ねています。細胞分裂のミスや活性酸素やウイルス感染などによって常に体は異常を増やします。また、傷などが出来ると完全には治せません。(参考:ルービン病理学)傷は表だけ治っても瘢痕が形成されるからです。よって細胞のエラーを完全に治せる方法が見つからない限りまず不可能です。
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テロメラーゼ自体が癌発生に関係しているかどうかはまだ不明です。

そういうデータは出ていません。しかし、否定するデータもありません。
ただ、テロメラーゼによって増殖限界を超えた細胞はいずれ遺伝子の傷などによって癌化する可能性が高いとのことです。
テロメラーゼ自体が癌化させるのではなく、増殖限界を超えて増殖しているといずれ癌化する、ということのようです。
また、すでに癌化した細胞はテロメラーゼが活性化しているので、テロメラーゼを破壊する薬品を抗癌剤として研究されています。


不老不死は恐らく我々の世代が生きている間はほぼ不可能かと思います。
そもそも老化の原因すらまだはっきりとは分かっていません。
いずれはもしかしたら可能になるかもしれませんが、少なくとも現在の技術ではいつ可能になるか、という予測すら不可能なほど、先は見えていません。
少なくとも単純にテロメラーゼを活性化すればアンチエイジング(老化防止)につながるというほど簡単な話ではないようです。


テロメラーゼを導入しても無限に増殖しない細胞がある、とのことですが、これに関しては分かりません。申し訳ありません。


不老不死とテロメラーゼについてご興味があるようですが、仮に癌化のリスクをなくしてテロメラーゼを導入できるようになったとしても、無限に増殖する細胞が正常に組織を形成しながら増え続けるとは限りません。
なぜなら細胞によってはアポトーシス(自己死)を利用して組織を維持しているものもいるのです。
例えば、皮膚や胃、小腸の細胞などは、細胞が積極的に死ぬことで正常性を保っていますし、赤血球は細胞が増殖機能をわざとすてることで完成します。

もしこれらの細胞がテロメラーゼの影響を受けたりすれば、皮膚や腸粘膜が異常にふくれあがるなどの弊害が出るかもしれません。

私も、いずれ不老不死は成功してほしいな、とは思いますが私が寿命で死ぬまでに技術が完成し、一般に適用され、一般人でも適用可能な料金で叶えられるようになるかは絶望的でしょうね。
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