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「バサラ・うつけ・伊達・かぶき」は、どう違うの?(お分かりになる項目だけでも教えてください)
それぞれ、だれをイメージしますか?(思いつく人物を教えてください)

<質問の背景>

時代背景や使われ方で、意味合い・ニュアンス、イメージ&シンボル的な人物が異なる言葉ですが・・・
強いて不正常とか風変わり度、批判や非難の強い順番等を各表現に付けられるでしょうか?
それとも、大きく括ると、皆、同意語or同類語と考えても良いのでしょうか?
その言葉の代名詞・シンボル的な人物は誰でしょうか?

呼称と私の持つイメージキャラクターは・・・

◇バサラ:佐々木道誉

◇うつけ者:織田信長の元服前

◇伊達者:伊達政宗

◇かぶき者:前田慶次郎

いづれの表現も、奇抜とか規格外を表す言葉(当時の流行語・皮肉・陰口)だと思いますが、各言葉の意味合いの違いは,使われ方&受け止め方としてのインパクトの強さ&ワースト順位は、どうランキングされますか?
ぜひ、皆様のお考えやイメージモデル、その理由等を、教えてくださいませんでしょうか。
よろしくお願い申し上げます。

A 回答 (1件)

まず、各々の意味を列記してみます。



・婆裟羅 = 中世日本の南北朝時代における傾奇者

・空け者 = ぼんやり者・中身が空っぽの者 

・伊達者 = だてな身なりを好む者。見栄を張る者

・傾奇者 = 異風を好み、派手な身なりをして、常識を逸脱した行動に走る者(戦国~江戸初期)

では、私が考える最も当てはまろうかと思われる人物を列挙してみます。

・婆娑羅 = 佐々木道誉

・空け者 = 織田信長

・伊達者 = 伊達政宗

・傾奇者 = 前田慶次郎


イメージできる人物は質問者様と同じです。

>時代背景や使われ方で、意味合い・ニュアンス、イメージ&シンボル的な人物が異なる言葉ですが・・・
強いて不正常とか風変わり度、批判や非難の強い順番等を各表現に付けられるでしょうか?
それとも、大きく括ると、皆、同意語or同類語と考えても良いのでしょうか?

=よくよく当てはまる人物を見てみると、全員が全員、「身なり」が派手、異風と共通しています。そうゆう意味では同類語と考えても良いでしょう。

さて、これに、敢えて時代背景や風変わり度を考慮し、ランク付けをするとしたら、

ワースト1)婆娑羅  2)傾奇者  3)空け者  4)伊達者

となるでしょう。


「佐々木道誉」はまさしく元祖「傾奇者」です。時代背景を考えても正に「異様」だったと思われます。
「前田慶次郎」の場合は、「佐々木道誉」をモデルに、自分もそんな異風に憧れ、そうゆう格好をしたと思われます。「織田信長」は、終生「空け者」でした。それが顕著だったのが、質問者様の言う「元服前」であり、「本能寺の変」で自害するまでの間、彼はバテレン様式を好み、当時としては、かなり異風だったと思われます。「伊達政宗」は格好こそ、それ程変わったものでは無く、「イケメンお洒落」の原点と考えられます。それが当時は異風に見えたのでしょう。「伊達男」の語源はここにあります。
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この回答へのお礼

詳細且つ懇切丁寧に教えて頂き、誠にありがとうございます。
モヤモヤとしていた疑問が氷解したように思います。

これまでは、分かったようで分からない、悩ましくややこしい用語で、該当の言葉が出てくると、同じように疑問が連想ゲームのように出て来ていましたが、お蔭様でスッキリとしました。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2010/09/05 07:47

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