アメリカと日本の政治情勢、関係性などを学びたい。

Question

私は今アメリカに留学中なんですが、自分の無知にとてもがっかりしています。
アメリカと日本の関係、政治経済状況、問題、宗教のこと。。。などを勉強したいのですが、何を何から勉強したらいいのかわかりません。

私が勉強したいと思ったきっかけは、アメリカの友達と9.11の日に戦争についてどう思う？と聞かれ、具体的に自分の意見を言うことができませんでした（英語の問題も多少はあると思うのですが、それ以前に自分の意見がなかったからだと思います。）その他にも、アメリカの今の経済状況どう思う？ちょっと問題だよねー。と言われて、はっきり言って、アメリカの経済状況どころか、日本の経済状況すらわからなくて、何も言えませんでした。

他にも、経済状況などだけでなく"知識"（中絶についての話になったのですが、私は、時には仕方ないこともあると思う、母親の経済状態、父親がいなかったりしたら、やむ終えないときだってあるんじゃない？って言ったら、アメリカはちゃんと政府が援助してくれて・・・・とかどうのこうの言われ、何も言い返せませんでした。）を増やしたいんですが、何か毎日活用できる、お勧めのサイト、本（池上章氏の本をこの前一冊読んで、余計に勉強しなきゃって思いました）などあったら教えてほしいです。

また、日々の勉強方法などあればアドバイスいただきたいです。

言いたいことが余りまとまってない文章ですみません。
アドバイスよろしくお願いします。

noname#136628 · Accepted Answer

私も高校を卒業してから、大学・大学院と６年間アメリカで学びました。
そして、最初の１年はkkzmkb とまったく同じ悩みをもってすごしていました。

私の場合は、池上章さんの「そうだったのか」シリーズをすべて読んだような気がします。
kkzmkb さんの留学が短期の場合は、日本語で情報を詰め込むのもいいかもしれませんが、大学などの中・長期の場合はこの方法はあまり薦めません。私自身すこし後悔もしています。

「英語を使って」アメリカ人や他国からの留学生と議論をする能力をつけるには普段から英語で物事を考え、表現する力を養う必要があると思います。特に、kkzmkb が大学生（または高校生）でしたら、歴史、政治学、経済学を履修されることを強く薦めます。実際、授業を最低１２単位アメリカでとっている場合、日本語の本を読んで知識を埋める時間はあまりないように感じます。一般的に、１２単位とった場合、授業以外の自習時間は最低週に４０時間は必要です。それよりは、毎日の授業の予習を通してじっくりと英語の教科書を読み、ノートにまとめて授業に挑むことを続けるほうが効果的であると思います。

次の授業はほとんどの大学で履修可能であると思います。
* Introductory Political Science 
* Comparative Politics 
* American History I & II 
* Introduction to Economic Theory (Intro Microeconomics or Intro Macroeconomics)
* Introduction to world religion 
 
加えて、英語がまだ苦手なようでしたら大衆紙である US News や　Newsweek の最初の数ページだけ読むのもいいかもしれません。Time, The Economist, New York Times　は高級誌なのでまだ難しいと思います。後は、アメリカ人の友達を作って一緒にテレビを毎日見てください。コメディーなども最初は抵抗がありますが、慣れてくるとアメリカ人の笑いのつぼがわかって日常会話もたのしくなりますよ。

セメスター中はとにかく授業をこなしてください！！授業の内容をアメリカ人と毎日議論することによって本当のコミュニケーション能力と知識がつくと思います。自分の意見は議論を通じて磨き上げていくものなので、本からだけでは困難です。

勉強方法は自己流がいいと思います。が、私は次の基準で勉強してました。週３時間の授業（３単位）の場合、授業前に予習を少なくとも１から２時間、復習に３０分くらい。後、少なくとも一週間に一回は、それぞれの教授の部屋を訪ねに質問に行くように心がけてください。これは授業について行くのももちろんですが、推薦状をもらうときにも効果的です。仲良くなれば、家族でディナーなんてこともあるかもしれません（笑

留学できる機会があることはとても幸せなことだと思うので、ぜひ楽しんでください。
応援してます。

HANANOKEIJ · Answer

マイケル・ムーア監督の作品を見てください。アメリカ合衆国の中では、少数派かもしれませんが、理性的です。
日本の現実を知るには、普通の新聞、テレビなどのマスコミだけでは、どうしても理解できないことがあります。
こちらも、少数派ですが、日本共産党のホームページを見てください。
http://www.japan-press.co.jp/
http://www.jcp.or.jp/
創立８８年の政党です。全国の自治体に議員がいます。ほとんどの議会で、オール与党という状態です。
日本共産党をのぞく、他の政党は、みんな一緒に与党、という緊張感のない状態です。国政と地方議会は、全く違います。
国民の声を議会に届ける、地道な活動は、どこでも信頼されています。
いきなり、情報が逆転するようで、大変でしょうが、日本が直面する問題の本質を知ることができます。
経済の専門雑誌
http://www.shinnihon-net.co.jp/
http://www.shinnihon-net.co.jp/magazine/keizai/

NHK高校講座
http://www.nhk.or.jp/kokokoza/
２００９年度放送分
http://www.nhk.or.jp/kokokoza/library/index.html
現代社会、政治経済、倫理、地理などを視聴してみてください。理科の番組は、すぐれています。
物理、化学、生物、地学、理科総合です。

NHKラジオ英語会話(今はラジオ英会話)の番組を担当していた、松本亨さんと、大杉正明さんには、大変お世話になりました。松本亨さんは、太平洋戦争中に日本人キャンプに収容されて、英語で交渉にあたったそうです。
日本の紹介をするときに役に立ててください。
http://www.ruralnet.or.jp/zensyu/syoku/
フォレスト・カーター著「リトルトリー」読んでみて下さい。

cincinnati · Answer

社会状況を知るには新聞と思いますが、今生活している範囲で日本の新聞は手に入るでしょうか。大きな米国の大学では主要国の新聞がおおむね１日遅れぐらいでは入ってきてるはずですので、図書館で関係者に聞いてみてはいかがですか。

次善の方法は固い週刊誌（芸能週刊誌をのぞく）では結構日本の近況が解ると思います。また日本の歴史など、特に近代史などは一読しておきますと、諸外国の日本に対する感情なども理解できるのではないかと存じます。

またご自分の定見とでもいうべきもの、ご自身の信条などもまとめておかれると、それを基準に他の事柄もはかれるようになると思います。

noname#136628 · Answer

下で答えたSHIBIKIです。

追加ですが、中絶などの倫理、宗教的議論はアメリカで生活するなかでこれからも向き合うことになると思います。
このような議論をする場合、アメリカ人は哲学的（倫理も含めて）議論を好みます。そこで、Introduction to Philosophy のクラスなどを履修することも加えて薦めます。おそらく、この手のクラスは必須となっている場合が多いです。

自分で勉強したいようでしたら、ハーバー大のサンデル教授が書いた「Justice: What's the Right Thing to Do?」を読むとアメリカのメディアやアメリカ人が議論で使う「武器」がきちんと整理できます。今あるさまざまな意見をすべて知ることにより、初めて自分の意見というものが「選択」できるようになります。この本は日本でも翻訳され、ベストセラーですが、ぜひ英語で挑戦してみてください！

アメリカと日本の政治情勢、関係性などを学びたい。

マイケル・ムーア監督の作品を見てください。

社会状況を知るには新聞と思いますが、今生活している範囲で日本の新聞は手に入るでしょうか。

私も高校を卒業してから、大学・大学院と６年間アメリカで学びました。

下で答えたSHIBIKIです。

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