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【円安・円高どちらがいいのか?】



経済のど素人です


最近、政府が数年ぶりに為替介入したようです。
これは、円高があまりにも進みすぎて、輸出品の
価格競争力が低下し、ものが売れなくなってきた
ので、円高を止めようということだと思います。



貿易立国である日本にとって、円高は不利な状況
だと思います。海外から物(エネルギーや原材料)を
輸入するときには、円高だと有利ですが、日本国内で
それに付加価値をつけた(円建ての支出)うえで輸出する
わけだから、日本トータルで考えると、やっぱり円安の
方が明らかに有利と思います。

また、海外投資する場合には、円高だと、外貨ベースで
大きな資金を調達できますが、投資で得られた資金を
円に還元するときは、結局高い円で換価されるから、
レートがいくらか、というのはあまり意味ないことだと
思います。


総合すると、貿易の観点では円安が得、投資の観点では
特にどちらでもなし、ということで日本にとっては
円安の方がいいと思います。


唯一、円高に賛成する理由があるとしたら、今後、内需が
非常に拡大した場合だと思います。つまり、海外から
ものを輸入して、ほとんどを国内で消費するようなケース。
これは、輸入しかしないのだから、円高の方が得だと思い
ます。しかし、人口減少している日本で、それはあり得ない
から、やはり円安の方がいいと思います。




この考え方は正しいでしょうか?

A 回答 (6件)

ぶっちゃけ、現状がこんな状態だから円安を望むだけですよね。


体重と一緒で、結局はバランスが重要です。痩せ過ぎなら太ったらいいですし、
太り過ぎなら痩せた方がいい。それだけの話です。
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はい、正解です!



ただし、円安円高はどちらが良いという単純な問題ではなく、バランスの問題です。
経済の話は、難しい分析をすればいくらでも出来ますし、必ずしも円安が絶対的に良いとは言えませんが、
現在の日本では好ましくないほど円安になるようなことはまずあり得ません。

したがって、あなたのお考えは正しいと思います。
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購買力平価といって、各国の通貨で同じような暮らしをしたときにかかる金額で、為替レートを比較することができます。


たとえば、ビッグマックが日本で200円とします。これがアメリカで2ドルとします。
そうすると、1ドル=100円が通貨の実力です。
ところが、為替相場で1ドル=80円となっています。
為替市場で円は実力より2割高く評価されているということです。


そうなると、200円のものは2.5ドルで売らないと日本企業は損してしまいます。
2ドルで売ると、160円にしかなりません。
そこで、日本企業は海外に工場を作ります。海外生産で会社の利益を確保します。
日本の国内生産が海外に移転するという意味です。
中国は市場に為替レートを任せるのではなく、実力より安めに誘導しています。
そうすると輸出がしやすいので、海外から投資があつまり工場ができ労働者の雇用が増えGDPは日本を抜きました。
一方、日本は工場が海外に出て行くので、工場がなくなり労働者は職を失います。
これを産業の空洞化といいます。


中国は中国で通貨安になっているため、輸入に頼るエネルギー価格が高くなるという問題に面しています。
しかし、幸いなことに近くの海底にイラク並みの埋蔵量のある海底油田があることがわかりました。
アジア経済極東委員会(ECAFE)の調査(1968~69)で明らかになったのです。
そこで、尖閣諸島を日本から取り上げることにしました。
日本以外にも、フィリピンやマレーシア、ベトナム近くの島も海底油田がありますが、中国海軍が勝手に軍事施設を作って実効支配しています。
これで、中国のエネルギー問題は解決します。


しかしながら、本筋でいえば購買力平価に近いレートであるべきで、それより高くても安くても善し悪しがあります。
当面、現在の円は購買力平価の2割増しではなく3割増しと言われているので、雇用にとっても深刻な影響が懸念されます。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
大変勉強になりました。


1.購買力平価という考え方を知りました。
  円高・円安という言葉は、単に方向性を示す
  ものとして使われることがよくあるように
  思いますが、購買力平価という視点でみると
  当該通貨が「割安」なのか「割高」なのかが
  分かると知りました。

2.通貨が「割高」になっていると、外貨で販売
  したときに自国通貨での利益が少なく(逆に
  いえば、自国通貨のAS ISの仕上がり価格で
  売ろうとすると、外貨ベースでは高くなる)
  なってしまう、すると、勢い、海外生産に
  モチベートされることが分かりました。
  (ただ、海外生産したところで、stillその
   海外から日本に利益を還流させたら、
   日本円ベースではあまり利益出ないとは
   思いますが)

3.中国が、エネルギー調達目的で無茶な占領を
  しようとしているのは前から耳にしていま
  したが、その背景として、人民元が割安に
  なっていることで、より一層エネルギー調達コストが
  かさんでおり、自国内調達に躍起になっている
  ということを理解しました。

お礼日時:2010/09/25 14:27

間違っています。



製造業などの実業を営んでいる人々にとっては円高でも円安でも激変することなく安定しているのがよろしい。
金融機関や投機筋などは円高でも円安でも乱高下するのがよろしい。

立場によって180度違うのですから「日本にとって」という設問自体に無理があります。

この回答への補足

ありがとうございます。
まさにその通りというご指摘で、お恥ずかしい限りです。。。


それでは、より具体的に、「日本の税収を最大化するためには」
という設問だとしたら、円安がいいのか円高がいいのか、
いかがでしょうか?

補足日時:2010/09/25 14:32
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円高円安どっちがいいっていうのはそもそもあり得ない話。

全か悪か、敵か味方か、円高か円安かという話ではないのです。
どのぐらいの為替レートが適切かという話。円安か円高かというのは基準が明確に存在しないし、モノサシによって変わってくるのでそれもないようなもの。おまけに対ドル、対ユーロ、対元、、、、実効為替レート、と何によって為替レートの変動が問題なのかも見方による。

多数のマスコミは急激な為替変動が問題である事を問題視しないで円高だ円高だとミスリードをしている。急激な為替変動の問題をなぜか伝えようとしないで、円高が問題だと電波にのせる。おまけに円高が問題だという割には円高の本質的な円高の問題を報道せず、そこに急激な為替変動による影響のVTRを当てはめていたりする。
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製造業で働く人にとっては円安の方が圧倒的に良いでしょう。


日本の労働者の半分以上は何らかの生産を行ってます。
したがって円安の方が過半数の国民が幸せになると言う結果になります。
程度にも寄りますが1ドル120円位までなら円安の方が良い結果になるでしょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
私も輸出をなりわいとしている日本にとっては、
円安の方が有利で、国民が裕福になれると思います。


逆に、円高が続いた(たとえば円がずっと85円で
高止まりした)として、日本国内で得する人がいる
かというと、私には思い付きません。

(くだらない例ですが、円高だと、海外旅行いくと
得した気になりますが、それ以上に企業の業績は
悪化しているので、ボーナスが減らされているはず。
マクロ的に見ると、円安の方が良いはず。)

お礼日時:2010/09/26 07:46

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