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畑を耕す理由は何でしょうか。
ある推理クイズで畑を耕すことと掘り返すことを同一視していたので
「掘り返しただけでも耕したのと同じ効果が得られるの?」と疑問に思い
質問させていただきました。

ちなみにそのクイズは「畑に銃」で検索すると出てくると思います。

A 回答 (2件)

myanoのさんの回答で大体網羅されていると思いうので、私なりにごく簡単に回答します。



自分がこれから何か作物を栽培したいと思った場合、まず肥料を入れます。
肥料は作物の根っこから吸収されるもので、地面の上に蒔いても効果は薄いので、耕して土中に混ぜ込みたいと思います。

また、種を蒔いたり、苗を定植する際に地面が硬いと作業がしづらいですね。

更に、しばらく使っていない畑だと雑草がはびこっています。そのままではやはり作業がしづらいので、土中にすきこみたいところです。雑草も土中に入ると微生物が分解してくれて栄養になるのでそれも期待します。

質問の回答としては、肥料を蒔いて掘り返した後、地面を均等にならせば、効果としては同じだと思います。


少し厳密な補足になりますが、トラクターなどで耕すと、ロータリー(耕運部分)が耕せる深さの限界があります(30~50cm)。その耕せる部分と耕せない部分とでは土壌に違いが出てきます。耕せない部分は、トラクターという自然界には存在しない異常に重いものに毎度毎度踏み固められているため。

「掘り返す」という動作は一般に「耕す」よりも深い部分を掘り返す印象がありますが、農業でも実際にそうで、耕しきれない部分を掘り返すために、数年に一度、トラクターのアタッチメントの鋤(スキ)を使って掘り返します。それを「転地返し」と言ったりもします。そうする事で土壌を均質化させます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
ところで「地面を均等にならせば」という点が意外だったのですが、畝を作らなくても大丈夫なのでしょうか?

お礼日時:2010/10/12 06:32

耕す理由はいろいろありあます


植物の根にも空気は必要なので土壌に気相を増やしてやることで根の張りをよくしたり
土壌表面が固まって水が浸透していかなくなったときにそれを破砕して水が通りやすくする
表面を薄く耕すことで表面と地中との水の通り道を遮断することで乾燥を防ぐ
化成肥料の多くは土壌表面においておくと蒸発したり雨で流亡しやすいので土中にいれてそれを防ぐため
雑草が生えてきたら軽く耕すことで雑草の繁殖を防ぐ
最近主流のトラクターなどの重い機械を使うことでできる、畑土壌下部の硬盤を割るためにスキ耕する
などなど
様々な目的のために様々な耕し方が存在し、それぞれに必要な方法で耕します
機械などで耕すと土がふかふかになってしまうのでそれが落ち着くか降雨で締められるのを待つとか
わざわざ重しをして土を締め直すとか
作る作物に必要な土壌の状態をつくることが目的です
無目的に掘り起こすことは耕すこととは全く違います
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2010/10/12 06:31

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