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骨盤 ゆがみ 整体 カイロ

骨盤がゆがむとよくいいますが、仙腸関節、恥骨結合が動かないとゆがみませんよね?
そんな簡単にゆがむものでしょうか?
上にあげた関節が簡単に動くとは思えないのですが・・・・?

どうなのでしょうか?

A 回答 (2件)

仙腸関節は関節面を軸とする回転、及び傾斜に関与する動きを行います。

ただこの関節は靭帯で強力に補強されていますので、動き自体はごく僅かです。一方、恥骨結合は関節ではありませんから、当然可動性は低いです。ただ軟骨同士の結合ですから、これも僅かではありますが可動性はあります。また年齢による変化も大きいのが恥骨結合の特徴です。

仙腸関節の過度の可動性は全身的な靭帯の脆弱化を示し、妊娠やホルモンが関与することもあります。逆に硬ければ全身運動時に不都合が起こることもあります。病名で言えば骨盤不安定症、仙腸関節結核、変形性関節症、強直性脊椎炎などです。

問題は整体やカイロにおける理論ですよね。整体師などが “骨盤の歪み” を指摘するのは、主に脚長差や腸骨稜ラインを目安にしている場合がほとんどです。しかしこれでは、脊柱の問題、膝・股関節など関節の問題などを排除しきれません。体表から触れられる骨などごく僅かに過ぎませんから、これらの検査には絶対レントゲンが必要になります。レントゲンは病院でしか撮れませんので、彼らには “骨盤の歪み” を知る術は全くありません。

また何でもかんでも “骨盤の歪み” に結論付けるのが腑に落ちません。人間の骨、軟骨、靭帯などはシワや白髪と同じように、やはり年齢相応に変化します。骨の形が変わり、恥骨結合か不鮮明になり、仙腸関節面の乱れ、などは別に変わった変化ではありません。何が言いたいのかと言うと、どんな人間でも整体やカイロが言うところの “歪み” は確実にあるのです。それが老化というものです。ただこれがあると “必ず” 痛みなどの症状があるのでしょうか?答えは “ノー” です。これで痛みがあれば、おじいちゃん、おばあちゃんは毎日痛みに、のた打ち回る結果になります。腰が酷く曲がっているおばあちゃんでも、元気に農作業をこなしている方はたくさんいるのです。

彼らの理論は荒唐無稽です。矯正にしても骨折や脱臼じゃあるまいし、そんな簡単に動き、正常なアライメントを失った関節が、元の位置にとどまるとは考え難いです。レントゲンなど画像を駆使して、治療を行うならまだしもです。

整体カイロ師は基本無免許者ですから、理論や治療方法に統一性はありません。技術や、どのような教育を受けてきたかも定まっておらず、ここで私が述べたことが全てではありません。ですがこのような体質の業界ですから、治療としてよりリラクゼーションと位置づけるのが安全です。これは厚生労働省も警告していますので、お気をつけ下さい。


長文乱文失礼致しました。
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この回答へのお礼

脊柱の問題、膝・股関節など関節の問題などを無視する手技は危険ですね。
おっしゃられる通りだと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2010/10/04 19:40

仙腸関節、恥骨結合は数ミリですが動くみたいです。

この関節が片寄ってずれ、そのまま固まってしまうのが、「骨盤のゆがみ」の正体だそうです。

簡単に動くかどうかはわかりませんが、日常的な動作で偏った動き(脚の組み方、吊革の握り方…等)をすることで歪むといいますよね。ですから、ついやってしまう癖的な動作でなってしまうみたいです。ですからそんなにすんなり動くことはない…と思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2010/09/28 23:31

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